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虚構で現実を歪める「ファイアパンチ」という異形の物語

マンガ

僕は物語が展開される中で、ジャンルが変わるというか、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくマンガを作りたいと思っているんです。映画なら「ゴーン・ガール」、アニメでいうと「魔法少女まどか☆マギカ」「がっこうぐらし!」「ハイスクール・フリート」なんかがそうですかね。それが成功しているのかはわからないですけど、どれも話題になっているじゃないですか。話題を作るうえで、そういう試みは必要だなと思って。「ファイアパンチ」は今後3回か4回、ジャンルが変わります。
「ファイアパンチ」藤本タツキインタビュー (2/3) - コミックナタリー 特集・インタビュー

作者 佐藤タツキの発言通り、マンガ「ファイアパンチ」は、まったく先の読めない展開を続けている。

ゴーン・ガール (字幕版)

ゴーン・ガール (字幕版)

インタビューであげている映画「ゴーンガール」でも妻の失踪事件だったはずの物語が、途中で大きく構図を変え、「魔法少女まどかマギカ」も単純な魔法少女vs魔女の構図があっという間に姿を変えた。

個人的に"今読むべきマンガ"一位の「ファイアパンチ」
現時点までの一貫したテーマついて。

※以下に、ネタバレはあります

  • 虚構と現実の相克
    • トガタ
    • アグニ
    • サン
    • 氷の魔女
  • ファイアパンチ



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官能と耽美と倒錯のミステリ 韓国映画「お嬢さん」

映画


暗くなれば多国籍な人種で溢れる歌舞伎町も、平日の朝は閑散としている。
元新宿コマの跡地に立つTOHOシネマ新宿は、屋上からゴジラが新宿を見下ろしてる。
エスカレーターで上がり自動券売機でチケットを購入。
ジャズミュージシャンであり小説家 菊地秀行の弟君でもある菊地成孔曰く

地球人は子供騙しの『ラ・ラ・ランド』(菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね)なんか観て胸をキュンキュンさせてる暇があったら、絶対にこれを観ないといけない。
菊地成孔の『お嬢さん』評:エログロと歌舞伎による、恐ろしいほどのエレガンスと緻密 | Real Sound|リアルサウンド 映画部

とまで言っているので、上映終了ギリギリに飛び込みで観にきた次第。

平日、朝9:30初回の館内は二割程度の客。
ほとんどが男性で、ほとんどが高齢者。
過激な内容のため18禁になっただけに「パク・チャヌクの映画」を観にきたというより、ソフトポルノでも観にきたような感じなのかもしれない。新宿国際劇場がなくなってコッチに流れてきたのか。

「地球人なら観るべき」というより「ラ・ラ・ランド」が女子に人気の行列パンケーキならこちらは好事家にウケる裏町の小さな洋食屋のジビエ料理であって、比較は厳しい。



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