佐藤可士和と岡田斗司夫の共通点

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佐藤可士和の超整理術/佐藤 可士和

ユニクロのロゴデザインなどで有名なアートディレクター 佐藤可士和
その佐藤可士和が書いた『佐藤可士和の超整理術』を読み終わった。
別に『収納王子の魔法の片付けで云々』みたいなノウハウな中身では無くって、佐藤可士和がこれまでのコーポレートイメージ改善の依頼を受けた際の経験だったり思考法が書かれていた。

中身丸写しはどっかのブログみたくなるので(笑)
是非読んで欲しいと思うが、要は

脳内に取り入れた情報は雑然としていて整理されていない。だからそれを一旦要素として抜き出して整理する。そこに様々な視点(引いてみる、斜めから見る)を持ち込む事で新たな発見や提案が見つかる
といった趣旨。


これって岡田斗司夫氏『オタクの息子に悩んでます』の
依頼者の悩みを一旦紙に書き出して、絡み合った悩みの要素にプライオリティをつける。プライオリティが低いものやどうしようもないものは捨てて、悩みの中核をシンプルにして、そこを改善する答えを探す、ってのに近い。

同氏の『あなたを天才にするスマートノート』はその思考法のノート版で、抜き出した要素を更に深く掘り下げる事で思考の訓練と自分の中の情報に整理をつける、って考え方が元になっていた(「佐藤可士和の超整理術」と同じ日に読み終わった)。


図にすればこんな感じだが、
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佐藤可士和の超整理術』にも同様の図が登場する。
雑然とした情報を要素として抜き出す事で理解がしやすくなる。
解決出来ること、出来ない事、解決しなくていい事、必要な事のプライオリティを付けて、必要なことに注視する。
佐藤可士和の超整理術』ではそこに視点を持ち込み「考え方を変え」クライアントへの提案を探り出す。
『オタクの息子に悩んでます』では相談者の問題を要素として抜き出し分解し、必要でないものは切り捨てて、必要なモノの答えを探す、といった具合。
見える化→整理→ノイズの排除
世に溢れるノート術にしてもそうだが、その辺りが共通するんだろう。


『あなたを天才にするスマートノート』はその思考法を一歩進め、そういった思考法をスマートノートと言うものを付ける事で鍛えようという趣旨の一冊。
末尾のFREEexシステムの件はかなり蛇足だが(笑)それを除けばなかなか面白い本だと思う。
整理術だけではなく「天才にする」ってところもポイント。