「ジャニヲタのための録画機器購入ガイド」読んで全録機について語ってみた

最近、ジャニヲタ見聞録というブログが頑張って録画環境について書いてる記事がはてブに流れてる。

・「どのブルーレイディスクを買えばいいの?」~ジャニヲタに贈る録画メディアの選び方~
http://jma.hateblo.jp/entry/2013/03/01/100503

・ジャニヲタのための録画機器購入ガイド~自担を美しく撮るために・2013年春編~
http://jma.hateblo.jp/entry/2013/03/06/112038

ウチはジャニヲタでもなんでもないけれども(ファンクラブに入る程度の軽いモノノフではあるけれど)根っからのテレビっ子なので録画環境に関してはちと気になるところ。


全録とはなにか


今、録画機買うなら全録一択じゃないかなーって思うんですよ。
「全録」が今ひとつわからない人に(誤解を恐れず)ざっくり説明すると
地デジの各チャンネルを朝から晩までずーーーっと録画するレコーダー
観ない番組まで録画するなんて無駄な...と思われる向きもあるだろうけど利点は多い。
まず
・予約忘れが無い
ずっと録ってるんだから当たり前だけど録画予約という概念がそもそも無くなる。

・予約する気が無かった番組も見れる
例えば
「え?!昨夜ももクロ堂本兄弟出てたの?!録画してねー!!」
って事が無くなる。
だって録画してあるんだから。

・検索出来る
これに関しては後で詳細を。
とりあえず簡単に言えば「ももいろクローバーZ」で検索すればももクロの出演番組がずらっと並ぶ。
その中から観たいものを選べばその場で再生される。
番組表とにらめっこする必要はない。

・事件があった時さかのぼれる
急に何かがあった時、そのリアルタイムの事が知りたいなって思った時にその時間のニュースを見れる。ニュースって録画して観る事が少ないですからね。
立てこもり事件の経過を第一報から最新まで順番に時系列、なんてことも出来る(やるかどうかは別として)。

さて、こんな全録機は最近出て来たんだけれど、概念と言うかコンセプトはずっとあった。


全録機を振り返る(ざっくり)


全録機の歴史を軽くさらっと流す。

かつて(リンクは2003年の記事)Tivoって機体があった。
http://www.itmedia.co.jp/news/0310/14/cjad_kodera.html
日本では扱ってないんで知らないと思いますけど。
こいつは一旦自身のHDDに取り込んだ画像を表示させる(つまり常に録画して常に再生してる)って変わった作りで、今でいうとタイムシフトをイメージすれば判り易い。
なかなか厄介な操作感で日本人にはウケないなーなんて思った記憶がる。
ただ、画面に映るリアルタイムの番組を巻き戻せるって感覚はかなり新しかった。


そしてPTPはアナログ版全録機のSPIDERを業務用として出した。
これが2008年の話。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080620/ptp.htm

2010年にはガラポンTV初号機が登場。
「いつでもどこでもテレビを見られる」ロケーションフリーなんて構想は画期的で、弐号機も発売された。
今は参号機の準備中だそう。
http://garapon.tv/

ロケフリと言えばソニーのお家芸。
http://www.sony.jp/products/Consumer/locationfree/
画期的過ぎてスベッたけれど。
時代を先取りしすぎたのかなぁ。
タブレットがこれだけ普及したんだから、ソフトウェアにシフトしてタブレット用の汎用ロケフリソフトのシェアを狙ったりしても良かったんじゃあ...。
とはいえハードにこだわるのが家電屋さんの悪い癖ですが。


本格的に一般にも全録ってものの認知が広まったのは、東芝(FUCK!!!*1)のCellREGZAだったんじゃないかな。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20091210/178494/
タイムシフトって概念が一般にも広まり始める。
とはいえ値段が値段だけに普通に手が出るもんでも無かったけれど。
(当時、家電芸人でもやってたっけ)


次いで東芝はREGZAサーバーを投下。

バッファローが安価のゼン録なんかを出したりして追従。

そして今度はパナが全録機を発売した、この辺りまでが現状。

・全録対決! パナ「BXT3000」VS東芝「REGZAサーバー」(前編)
http://ascii.jp/elem/000/000/766/766001/

・全録対決! パナ「BXT3000」VS東芝「REGZAサーバー」(後編)
http://ascii.jp/elem/000/000/766/766472/

多分、全録機の各社の機能なんかは、近々ジャニヲタ見聞録で書かれるだろうからウチでは割愛。
以下は、まだ未発売(今年発売予定)のPTP社SPIDERの話。


SPIDERのお話

http://www.spidertv.jp/
SPIDERは全録機なんだが、他社と大きく違うのが検索機能だったりする。
SPIDERではテレビのあらゆる番組をスタッフ(あるいはアルバイト・パート)の人たちが観ながらキーボードを叩いて
「このシーンにこの人が出てた」
「こんな事をしゃべった」
って情報を入力してるらしい。
PTP社ではそんな番組の文字起こしまでやっているので(笑)
例えばどこかにアンジャッシュ児島が出ていて一言
ももクロ
って言ったとすればそれがユーザーの検索結果に反映される。
後ろに見切れたとか、あるいはクイズの問題として出たとか。
そういう情報が番組にくっつけて、それを検索して結果に反映させるらしい。
KYBERを連想させる人の力に頼りまくりなんだけれど、まだまだ人力の方が精度が高いんだから仕方ない。
その分、システム使用料がかかるってのもかなり独特。
システム使用料、というより人件費かw
・人力OCR「KYBER」は一度に何文字までテキスト化できる?
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1205/30/news073.html

現在モニターテスト中(応募したけど抽選漏れした)で、何とか今年中には発売したいとPTP側が言ってるので期待してる。



録画機なんて頻繁に買い替えるものでも無いし、これから主流になる全録を今から買っとくのが良いんじゃないかな。
予約録画する時間も必要無くなるし、検索で探せるなら大して番組表も見なくなる。
ガラポンやSlingboxみたいに外出先でも観られるロケフリ機(Softbankやauも参入してる)も出てくるし、4K解像度の映像なんて必要無くても全録機はあれば便利だと思う。
勿論全録&ロケフリなら言う事ないんだけど。
それに値段がこなれてくればなー。


これからは録画できるチャンネルが増えたり、ロケフリは当然対応。
TwonkyBeamみたくタブレットにDLして持ち出し出来るとかそーいうのが主流かなぁ。
テレビってメディアはストックじゃなくってフロー。
流した情報は流しっぱなし。
だから全部録画してストックして、データくっ付けて、検索掛けられるようにログを残そうって言うアカシックレコード感覚なわけですよね。
テレビの見方を変える、と言うよりテレビを視聴するというシステムそのものを変えようって言うのが全録機だと思う。


って事で次回のジャニヲタ見聞録の記事を乞うご期待。


関連記事:
【WEB・TV】我が家の録画環境を考えてみる2012-12-03

*1:東芝嫌い