口パク禁止とロックンロールの自殺者、そしてももクロに到る考察(添削ver)

※既発エントリー「口パク禁止とロックンロールの自殺者、そしてももクロに到る考察」を添削し、短くしました
オリジナルバージョンはこちらからどうぞ。


「むしろ松田聖子、ユーミンがヤバい……!」フジテレビ“口パク禁止令”で本当に困る歌手たち/日刊サイゾー
なぜ今さら?

「音楽番組も視聴率が取れない。差別感が必要だ!やっぱ生歌だろ!」

踊ったり、アクションしながら安定してキレイに歌い続けるのはしんどい。

その点、EXILEは上手い。

歌とダンスを分けて、観客に「歌」「ダンス」も両方のパフォーマンスを全力で見せる

それぞれが役割に集中してパフォーマンス出来る。

だからももクロが評価されるんだが。


紅白「歌合戦」



向谷実氏の2012年紅白歌合戦実況とその感想と/togetter
古き良きテレビの歌番組は、生歌イメージが根強い。

生演奏と生歌。

合戦ってですよ。

「歌で戦うのに「口パク」って戦ったって事になるのかな?」

そんな疑問が出るのは当然。


ロックンロールの様式美


ロックバンド ギターウルフには、ライブでのお約束がある。

「仁義無き戦い」のテーマが流れてメンバーが登場。

セイジ(G、vo)が缶ビールをあおり、他の二人がリーゼントを整える。

革ジャン、不良、シャウト、ビール、、ロックンロール。

全てパフォーマンス、ロックンロールの様式美

ロックンロールという概念を体現してみせる。


バンドって演奏も含めてパフォーマンスですよね。

ギター、ベース、ドラム、ボーカル。

それぞれの演奏が一体となってのパフォーマンス

ボーカルが前に出やすいけど、歌も楽器の一つと思えばいい。


なにが主でなにが従か?


アイドルや歌手にとっては主で楽曲踊りは従に相当する。

歌手は歌い手ですから歌が主であるのは当然ですよね。

ところが口パクになる事で「主」が「主」で無くなってしまった。

の歌が録音で、のダンスが生のパフォーマンス。


ももクロってCDの音で聴くよりライヴを観たいって要素が強い。

歌も踊りもどちらもがになってるからだろう。

だからももクロはアイドルや歌手と言うよりバンドにニュアンスが近い。


口パク禁止で困るのは誰なのか?


ブッキングの際に「生歌?出れません」と歌手が断って困るのは歌番組の方だろう。

ディナーショー、ライブとか握手会、アルバム買う人、固定ファンが既にいる。

新人で、これから口パクで出て来る歌手は困るかも。

歌番組の影響力をまだ活用出来るような層は。

売れちゃってる方々は、口パク禁止とか言われたら出なきゃ良い。

冠番組もあるし、握手券付きでCD売れるし、専用の劇場もあるし(某48のみ適用)。

歌番組の影響力は随分小さくなった。


西武ドームでももクロを観るのを楽しみにしております。

当然、口パクではありませんし。


まとめ


・歌手にとっては歌が、ダンス・楽曲がの関係

である歌を口パクにすると、のダンスの魅力しか無いパフォーマンスになる

・EXILEは歌とダンスを分け、それぞれをに特化してパフォーマンスしている

・バンドにとっては歌も楽曲も

・口パク禁止も歌番組の影響力が低いので歌手への影響は小

ももクロは歌も踊りもなので歌手よりバンドに近い

・なので、ももクロはライブが一番魅力的