フジテレビ深夜の「ボカロ歌謡祭2013」の評判がヒド過ぎたから一般人の視点で観てみた

なんかはてブをざっくり観てたら夕べやってたボカロ歌謡祭がクソだとか色々書かれてた。
あんまりボカロは知らないんで素人目線で観たらどうかなーと思ってみてみた。


スペック


あんまりボカロは知らん。
音声合成アプリでももクロの「怪盗少女」をつくった事があるくらい。
iOSのミクフリックは買った。

あとファミマの初音ミクまんも食った。
YMOのカヴァーも買った。
そんな感じの一般視聴者です。


ざっくりとした流れ


冒頭からまず初音ミクの説明。
テレビではよくあるけど、あの時間帯の番組でやっても知ってるヤツしか観ないわな。
秋葉原でインタビュー。
グーグルのCMにも使われてるんですよ、経済効果もこんなにあるんですよ。
こういう権威付けが一般に判りやすいと思ってる。


いきなりスタジオで生バンドでミクのCG真ん中に置いて音楽番組みたいな作り。
あぁ、制作者のドキュメントとかじゃないんだ。

杏梨ルネと吉田尚紀が出て来るんですよね。
杏梨ルネ...よりによって。
使いどころが他に無いってのは判るんですけどね。
こんなんわざわざボカロの番組にぶっ込んだら拒否反応返ってくんの当たり前だろ(笑)

んでまたドキュメントが挟まる。
開発者のインタビュー。
どっちなんだろ?
というか誰相手に作ってるんだろうか。
初音ミクを知ってる人向けに作るならインタビューとかは要らない。
知らない人相手に作っても、このど深夜に放送する意味が分からん。
謎のボカロランキング。何月何日付けとか無いのね。
んで1位のチルドレンレコード。

舞台は学校、そこに合成で歌ってるIA...。


素人的視点


まぁ、この後も色々あったんですけどね。
とりあえずニコニコのボカロ好き的には拒否反応凄そうなのはよくわかる。
ウチみたいな(アルバムとかゲーム買ってる程度の)視聴者でも「なんだかなぁ」って印象は受けた。
世界中とかね、ライブイベントの集客数とか大物アーティストとコラボだとかさ。
わかりやすい「すごさ」を出せば出すほど安っぽくなるんですよね。

NHKの番組との作りの違いってそこなんすよ。
一般のボカロ界を知らない人に対して
「こんな有名な人が」
「ライブにこんなに人が集まって」
「こんなに経済効果が」

って権威付けをして「こんなに流行ってるんですよ」感を出そうとする。
でも観てる人らは
「そんなもん判っとるわ、ハゲ」
「まずお前んとこのCGアナウンサーを何とかせーよ」
って気持ちになる。

細かいツッコミはまぁ、お任せしますけどね。
正直誤字脱字の類いはまぁ観てても気にもしてなかったですけど。
テレビなんてそんなに集中して観てないんで。
やまだひさしのナレーションが安っぽさを強調してて厳しかった。

これって作りながらテレビの前の「誰」を相手に作ってるんだろう?
作り込みの甘さとか、細かい誤字とか、事実誤認とか。
もしマジョリティの「ボカロ何それ?」って相手に作るには放送時間深過ぎ。
マイノリティなボカロ好きを相手に作るには浅過ぎ、甘過ぎ。
低予算なら低予算なりに作れば良いのに。
例えばナレーションベースで処理して、ボカロのPVとスタジオライブで構成するとか。
いらないランキングとかね。誰を相手にしてるんだろうか。

誰にも訴えかけない、作られたな番組を支持する人間は誰もいない、反感しか生まない。
新しいボカロを知らない人を取り込もう?
それってテレビの役割じゃないし。
放送する場所(枠)も間違ってるし。


制作スタッフ


スタッフを見てみると、
演出の岡本光弘って検索してもなんか大勢のディレクターの中の一人で。
制作協力にYELLOWの名前が出てたけどそっち?
よく判らんけど、歌番組専属で作ってましたって訳でもなさそう。
プロデューサーの中垣佐知子は元石田班であいのりとかつくってた人。
こっちも歌番組のノウハウなんてあったんだか。
ディレクター黒田源治、吉田陵も歌番組やってた形跡も見つからず。


んー、つまりあれですよね。
どこが企画持ち上げたんだか判らんけど、バラエティ班の人間がボカロ番組をやってみた。

フジテレビの深夜枠っていわゆる「実験枠」
新人に機会を与える低予算枠。
かつて岩井俊二が出て来た。
「逃走中」「ヌメロン」「スパイ2/7」なんかが生まれたんすよね。
でもノウハウが無い事をやったらこうなったって言う。
ドワンゴが噛んでたりしてるけどなんか安直っていうか。
視聴者不在の番組ってこんなに寒いんだなー。
擁護出来るものが無く全体的に安っぽい...地方局の低予算番組ですか?


録画しといた「ウォーキングデッド」観ますわ。
無駄な時間を使った...。