読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロレスがヤラセかヤラセじゃないか?のアホらしさ

2chまとめなんて絶対に貼らない。







「やらせ」って言葉が嫌い。

「プロレスがやらせかそうでないか」
やらせだと言う事になればリングの上での攻防や流される血と汗、肉と肉とのぶつかり合いが偽物になるのか?


例えばテレビドラマがある。
テレビドラマでは役者が自分じゃない役を演じ、好きでも無い相手に好きなふりをしたりする。
ドラマは「偽物」なわけだ。
しかも偽物であることは観ている誰しもわかっている。
しかしそれを見て感動したり涙を流したりする。
もし偽物に感動したなら流す涙は偽物と言う事になるのか?
その感情は偽物なのか。


手品のタネがどこにあるか探ろうと騒ぐバカがいる*1
「あの手品ってさ、あそこにタネがあって...」
バカなのかな?
目の前で行われる通常ではありえない不可思議な現象。
それをみて驚いてなんぼなんだよ。
手品のタネなんざどーでもいい。
面白く、驚けて、楽しい。
どーなってるんだろう?すごいなぁ。
それで良いしそれ以外にいらない。
タネを知って何かいい事でもあるのか?
手品師になるなら勝手になれば良い。



プロレスとはリングの上のエンターテイメント。
肉体言語を使った物語。
総合格闘技は相手を倒し、相手の技を避ける事が至上。
リングで勝つ為の方法論を探る。
だから格闘家はアスリート。
でも、プロレスはいかに相手の技を受け止めるか、跳ね返すか、受けても起き上がるか、お客さんを盛り上げるか、感動させるか。それが主眼。
プロレスラーはエンターテイナー。

過去、初めてパンクラスで「秒殺」試合が行われた時は「観客を入れてこんな短い試合を見せて良いのか?」と言う議論も起こった。
格闘技ならそれで構わない。
逆にタイガー・ジェットシンが路上で猪木を襲ったり、ビンス・マクマホンがHHHの乗ったリムジンを襲うのはプロレスだからこそだろう。
格闘技ならそれはあり得ないし必要としない。



グレイシー柔術が現れた時、相手の上に馬乗りになって上から殴れば有利に勝てる。だから相手を殴ったりけったりする技術では無く「タックルして相手の上に馬乗りになる技術」が持ち込まれた。
最初、グレイシー柔術は最強だった。
なにせ他の格闘技が「相手を倒すためにどうすればいいか?」の技術なのにグレイシーは「相手の上にどうやって馬乗り(マウントポジション)になるか」の技術だったから。
そもそもの軸が違う技術によって格闘技界は随分と変わった。
相手の上に馬乗りになるかなられるか、その奪い合い。


プロレスや格闘技でよく「しょっぱい」という。
くだらない、見せ場が無い、面白くない。
そういうものを「しょっぱい試合」と言う。

グレイシーは新しかったがどれもしょっぱかった。
なにせリングの上での攻防が見たいのにグレイシーはタックルの技術に特化してる。
タックルでマウントを取ればボコボコに殴る。
逆に下になればバタフライガードか三角を狙うか、反って相手を落とすか。

観ている観客からすれば地味で派手さに欠けつまらない。
グレイシーは、格闘技だがプロではない。
勝てばそれで良い。
観客なんてどうでもいい。
グレイシー柔術は観客を想定して作られて無い。


プロレスは観客がいて何ぼ。
お客さんが面白いと感じれば正しくてしょっぱいと感じれば失敗。
勝ち負けもあるがその前に観客をいかに沸かせるかがあるし、だからこそプロレスはエンターテイメント。
やらせかそうでないか?
プロレスをキチンと観ろ。
目の前で、どれだけレスラーが真剣に戦ってるか観てみろ。
目の前で見た試合、試合を見て沸きあがる感情、それが全て。



プロレスが強いか弱いか?
そんなもん長州vs安生でも観とけ。


ホンモノが一番、ホンモノは素晴らしい。
ニセモノはよくない、ニセモノはダメ。
バカバカしい。
何がホンモノで何がニセモノか。
なにが正しく、何が間違ってるか。
そんなものは自分で考えろ。

プロレススーパースター列伝 1~最新巻(文庫版)(講談社漫画文庫) [マーケットプレイス コミックセット]プロレススーパースター列伝 1~最新巻(文庫版)(講談社漫画文庫) [マーケットプレイス コミックセット]
原田 久仁信 梶原 一騎

講談社

Amazonで詳しく見る

新・餓狼伝 巻ノ一 秘伝菊式編(双葉文庫)新・餓狼伝 巻ノ一 秘伝菊式編(双葉文庫)
夢枕 獏

双葉社
売り上げランキング : 208975

Amazonで詳しく見る

*1:昔、番組に出たデーブ大○保とか