公開ブログと有料メルマガの閾値

※以下は、あくまで私的な感想になります

・ブログは書く人のためにある/意地悪ばあさんになりたいのだ
http://kinako.hatenablog.com/entry/2013/09/15/113009

ウチでもこの辺りは以前に何度か書いたり脳内独り会議でやったりしているテーマで確かに書き手のものだよねーと思って読み始めた。
途中「書き手視点」「読み手視点」が未分化で、一億総ブロガーでは無いので「ブログを持っている人が読む視点」と「ブログを持っていない人が読む視点」は違うし、とはいえ管理人さんは「あくまで私的な」と書いているのでその辺も解った上で書いておられると思われるうんぬんかんぬん。
こちらに書かれているような、確かはてブのまとめさんだったか
「自分のブログが言及されるのは嬉しい事だ」
と書かれていたのを覚えてるんだが、あまり自分にはそういう感情が無い。


自分にとってブログが一番おもしろいのは「書いている時」だと思う。
あくまでも個人的感覚だが。
書き上げたエントリーは出来上がった時点で「過去のもの」になって、それに対して言及されたりするのは「済んだ事を掘り返す」ような印象すらある。
例えば1週間前に書いたエントリーに対して言及があった。
例えばそれが反論だったとする。

そうなると無視をする。
と言うかできない。
1週間前のエントリーなんて覚えてない。
昨日のエントリーですら怪しい。
いや、さっき書いた記事ですら怪しい。
書き上げた際にエネルギーは使い果たして、その熱量には戻れない。
キレ芸じゃないから熱量が高いエントリーは、その時熱量が高いだけですぐに使い果たす。
エントロピーは確実に機能してる。


ハチワンみたいに
「ダイヴ!」
と叫んで潜り、言及する内容、論旨を探って批判目線も織り交ぜて仕上げる。
そこで力尽きておしまい。
早漏なんですよ。


交流したかったり意見交換をしたいから言及するのではなくって
「読んでこう思った」
だから書く。
それに対して反論してくれ、リングに上がってくれとも思ってない。
勿論、この記事もそう。
だからはてなブログのグループにも違和感があっては入れもしない。


ブログは読むもの、ではなく、書くもの、と思っている。

自分が書いているから、人さまの書いているものを読みたい欲求が募る。

書いていなかったら、他人のブログを読む時間を、おカネを払って買ったプロの作家の書いた書籍を読む。

書いていなかったら、知り合いもできないし、背景も何も知らない見ず知らずのシロウトの文章を読むくらいなら、検索すれば出所のわかるプロの、きちんとおカネを取れるレベルのものを読む。

うーん。
ウチは違うなぁ。
長い間ブログをお休みしてROM専やってたし、その辺りの感覚は違う。
まぁ、個人差があるところだろう。

今の「プロ」のレベルはとても低い。
お金を貰って書いているとはいえ、とてもプロとは呼べないレベルのものも多い。
浅い論旨でも肩書きだけは立派なんてものはゴロゴロ転がってる。
「自称ライター」
「自称ジャーナリスト」

ネットでは、素人でも面白いものが書ける人がいるし、プロでもゴミみたいなものを書いたりする。
在野に埋もれた才能がそこここで華を咲かせている。
お金を取れるレベル、と言う意味で言えば、お金を受け取って書いているプロにしては脇が甘くて論旨がブレブレの記事もあれば、素人が有料メルマガをやって成功していたりする方もいたりするし、そういうプロとアマチュアの未分化な文章空間もネットの特色だと思ったりするんだが、とはいえ管理人さんは「あくまで私的な」と書いているのでその辺も解った上で書いておられると思われるうんぬんかんぬん。

お金を払って買った文章だからこそいいものだと思いたいけれども、でもネットで読んだ無料記事の方がよほど面白かった、なんて事はままある。
残念ながら。

プロがプロである閾値が随分と曖昧になってしまった。
自分の仕事に誇りなんて無いプロが一山幾らで転がってる。

「あいつらが...ヤクザがプロで...オレたちはアマチュアなのかね?! えぇ?!
やっぱりチンピラのプロってのは...無理なのかね?!」

映画「チンピラ」


自分としては、リンク先記事は
「ブログは書き手のもの。私的には一部の人に、自分が好ましい相手にだけ読んでもらえればいいし拡散される必要はない。ブログなど提供側は書き手のために書きやすいものを造れ」
という趣旨なのかな、と読んだ。
まぁ、それはブログでは無くってメルマガで実現している形態だと思うのだけれど、ただメルマガだと細くも繋がるトラバ文化と言う言及文化が曖昧なのでその辺りは厳しいかもしれない。

mixiのようなセミクローズ空間だったら叶う。
一部の人だけに読んでもらいたい、読ませたい、届けたい。
でもネットは誰でも辿り着け、誰でも言及でき、誰でも読めてしまう。
もしそこに条件や閾値を設けるならそれはやはりメルマガのように「登録しないと読めない」「有料にする」という何かしらのハードルを掲げるしかない。それを越えてくる人は本当に読みたい人だろうし、そこで取捨選択やふるいが出来る。

ウチなんかでそれをやったら誰も残らないから恐ろしくてやらないけれど 笑
購読者0のメルマガなんて悪夢。

はてなスター47も貰えるブロガーならメルマガでも充分読者がつくんでしょう。
試してみるのも面白いのかも知れない。


勿論、以上は「あくまで私的な」と書いているので色々な事も解った上で書いているうんぬんかんぬん。
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