愛のある毒舌、愛の無い悪口


テレビを観ていると有吉やマツコは毒舌と言われるが嫌われもせず逆に愛される。
舌鋒鋭く、歯に衣着せぬ。


愛のある「毒舌」と愛の無い「悪口」

ババア、オレが行ってあんたの葬式賑やかにしてやるよ

毒蝮三太夫 発言集

毒蝮三太夫が老人に向けて言う毒舌は全てシニカルだがその裏に「愛」がある。
高齢者にとってのメメントモリは必然。
それを逆に冗談として笑い飛ばす。
いつ死んだっておかしくない。
死は不可避でどんどん身近になる。
避けられない当たり前の事実を「笑い」にする事で昇華させる。


空気を読む、気を遣う。
確かに必要な事だがそれは同時に
「関わりたくない」
「関係ない」

そういう気持ちも含まれる。
嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)
有吉先生が豪華な椅子に座って伸び悩んでいるアイドルに向かってズケズケ言うのは、それが本人が目を向けない真実で実際だから。
見当ハズレな批判を言い続けるならそれは悪口でしかない。
しかし有吉先生はそのアイドルに向かって
「オマエのここが足りない」
「これが間違ってる」
誰もが思うし、本人だけが認めない事実を突きつける。
単に空気を読まずに言いたい放題言うのではなく、そのアイドルが売れたいって言うなら不遇だとか卒業した後にグループが売れたとか文句ばっかいう前に、なんでお前はやる事をやらないんだよ?パチンコの番組を一生懸命やれよ、モト冬樹と街ブラ本気でやりもしないで何ブーブー言ってんだよ。
そこには無関心や無関係は無くってその対象となるアイドルへの愛と優しさがある。
親身になるからこそ真実を言う。

真実を言うと言う事は、つまり嫌われると言う事に近しい。
あの人は何事もズケズケ言う、気難しい。
尖ってる、マッチョだ。
嫌われるかもしれない、距離を開けられることも多い。
でもそこに愛や優しさがあるから、それが伝わって好かれる事もある。


根拠も無く批判したり否定するのは悪口。
相手の事を思いやったり愛があるのは毒舌。

シロクマ先生は「毒舌は危ない香辛料」とのたまった。
確かに愛の無い想像力に欠けた「悪口」は擦り減るし業も深い。
「毒舌」は想像力と優しさが必要だし、少しでも欠ければ「悪口」になる。
その分量は難しい。


こんな泡沫ブログ読んでんじゃねぇよ、クソ野郎。
読んでくれるから嬉しくて頑張って書いちまうんじゃねぇか。
...ったく。
まぁ、これからもよろしく頼むわ。
↑これは毒舌じゃなくツンデレと言う
元気になる毒蝮三太夫語録