ジャック・クリスピン曰く「それっぽい名言ほど胡散臭い」

どうも、ニヒリストです。

「さしみの法則」ってのがある。
大昔見かけたが、久しぶりに聞いた。
皆さん支持してるが、自分は腑に落ちないんで完無視してた。
好きじゃないんだ、これ。

で、最近言われてる「3:4:3」ってのは、働き蜂の集団行動を研究したら3:4:3という割合が出た。
よく働く蜂:3 それ以外の蜂:4 怠け者の蜂:3。
これは自分の周りへの心象にも当てはまるんだそうで、
3:何をしても好きでいてくれる人
4:自分に無関心な人
3:何をしても嫌う人

その割合なんだそうだ。


個人的には大言壮語な言い切ったもん勝ちの誇大広告。
キャッチフレーズとして耳心地はいい、ってだけ。

名言ってのは多かれ少なかれそう。
ジャック・クリスピン曰く「評論家が名曲を作ったことはない、せっせと作っているのは「迷惑」と「野次」だ」
...これも似たようなもんだ。
さすがジャック・クリスピン*1


ところで「さしみの法則」でググる

ある研究で、アリの巣にいる無数のアリを観察すると、その行動が「よく働いて組織全体の運営をリードしている」「普通程度に働く」「あまり働いていない」の3パターンに分類できたそうです。
そこであまり働いていないアリだけを集めたところ、やはり先述の3パターンに分かれたとか。よく働くアリだけを集めても、働き具合の比率は必ず同じようになるそうです。
そしてこの比率は、人間にも当てはまると言われています。つまり会社のような組織の中でも、その構成員の働き度合いは常に「三・四・三」になるというのです。

http://p.booklog.jp/book/17390/page/202107

詳しくは、会社の人間は
3と4と3に分かれるという意味です。
一生懸命仕事する人が10人中3人
そこそこ仕事する人が10人中4人
サボっている人が10人中3人
ということらしいです。

http://blogs.yahoo.co.jp/katayamaryuunosuke/5525628.html


一つの集団における「働くものと働かないものの割合」
それを
「自分が好かれるか嫌われるかの割合」
に変更できるなら何でもあり。

冷静に考えてみな。
働き者の割合がなぜ「好きでいてくれる人の割合」になる?
怠け者の割合がなぜ「何をしても嫌いな人の割合」になる?

「多少違ってようと良い言葉なら良い」
そういう発想がデマを拡散させるし、ネットの情報の質を下げる。


「上辺それっぽいディテールに惑わされて本質が誤魔化されてる」事にとらわれないよう抽象思考しようって本の事を書いたばっかりなんだが。
【参考】森博嗣「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」を読んで考える抽象思考


あ、ちなみにオレが昔聞いた「さしみの法則」は、この↓方々の用語。
だから嫌いだった。

アムウェイ用語のひとつ。勧誘のために友人・知人に電話をかけると、3人は断り、4人は「おまえがそれで成功したら会ってやる」と言い、残りの3人が実際に会ってくれるという法則。どういう根拠のもとに算出された確率なのかはわからないが、とりあえず信じてやってみることが大切、らしい。とりあえず10人の人との人間関係がぎくしゃくしたものになるのが確実であることはわかる。

詐欺・マルチ商法編15 ~今日の業界用語~

まぁ、使ってそうだよねぇア○ウェイなら 笑

このブログを好きな三割の方にだけお送りしました。

だましの手口 (PHP新書)

*1:伊坂幸太郎グラスホッパー」に登場する虚構のミュージシャン。数多くの名言を残している