ダウンタウン語りに関する違和感

ダウンタウン語りが幾つか増えてるようなので、気になった事少し。

え、と。
見かけたダウンタウン語り記事の中で、ダウンタウンの笑いのテンポがスローになったから一般人もマネして...ってのはまぁ判らんでは無いけども、少なくともダウンタウン以前から関西の素人はボケもツッコミも日常で、ボケを考える小学生なんざざらで当たり前のようにゴロゴロしてたので、別にダウンタウン以降になってから素人がお笑いを真似し始めたってのは少なくとも関西圏を考えると筋が悪い(そしてコントや音ネタを中心とする欽ちゃん、ドリフは関東の笑いであって、スタンディングの漫才を中心にした関西と関東では笑いの文化圏やスタイル、観測範囲が違うのに混同して語るのもまた違う)。
そしてお笑いブームの中にいたが、オール阪神・巨人の漫才はハイテンポじゃない。のりおよしおも、今いくよくるよもそう。サブシロは少し早いかもしれないがそれでもB&Bやツービート、紳竜らに比べれば遅い。
そもそもそれ以前に「中田カウスボタン」らの「既存の漫才に対するオルタナティブなニューウェーブ」って言う漫才ブームの先鞭があった上で「THE MANZAI」なんかで全国区でお笑いブームの燎原の火が広がる。
ダウンタウンの革新さは、アングラとスロースピード。
関西でのベタな笑いの世界で、絶妙な間とシュールさをスタンディングの漫才でやってみせた。それは師匠についてない「NSCという学校から出てきた」っていう経歴も影響してる。
実はこの時期にスタタンも被ってる。
四時です~のダウンタウンブーム(87~89年)は、とんねるずがスタタンで勝ち抜き、オールナイトフジ→夕にゃん(85~87年)よりも後の話でまずユースカルチャーでとんねるずのブームがあった。もし関東圏も含めるならその辺絡めて無いと筋が悪い。
そういう前提すっ飛ばした狭い観測範囲で「ダウンタウンってさ」て語ってる。
じゃあとんねるずは無かったの?誰もマネしなかったの?って話。
関西はとんねるずの影響もあったがそれを駆逐する勢いでダウンタウンがヒットしたから判らんでも無いけど他地方は違うはず(知らんが)。
しかも関東、と言うか関西での漫才を中心とした(四時です~などの影響も)ダウンタウンの売れ方と、関東へ進出する際にウンナンらと一緒に「夢で逢えたら(88~89年ローカル/89~91年全国)」から関東アングラ層(サブカル)に火がついた売れ方を混同してるし、20年くらいの動きを一緒くたで考えたり...そーいうのを安易に「どやっ!」っていうのは「うわー」って感じ。

語るならまず時系列で並べた方がいい。
関東圏なら関東圏のみ、関西と切り離して「関東でのダウンタウンとは」
漫才で売れたのではなく、タレント・コントなんかの流れで考えないと筋が悪い。
誰も気にしてないけどな。

それだけ。

東野幸治「今はもう、お笑いブームじゃないんだなって。あと、ひな壇に番組でゲストが5~6人座る席に、前だったらグラビアアイドル座ってたけど、今はもう居てないから」

山里「そういう感じで、芸人枠が減っていくんですかね」

(中略)

東野幸治「だから、どこを目指すかってことが重要よ」

山里「東野さんは、どこを目指してるんですか?」

東野幸治「僕は、面白い人の横について、『もぅ~』って。山ちゃんみたいにブームに乗っかっていくんじゃなくて、面白い人の横について『もぅ~』って、スッと肩のところから顔を出す、みたいな(笑)」

http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-2421.html

・【松本は変わった…】視聴率激減!ダウンタウンの凋落…
http://news-susume.info/downtown20140527/