「アマチュアブロガー」と言うよわいいきもの

どうすれば面白い書評が書けるか考えてみる/ウラガミ

624:【考察】書評について考える!の巻/真☆煩悩の赴くままに

「面白い読書感想文」をめぐる冒険(1)/いつか電池がきれるまで

昨日の書評語りの続き。
昨日の記事では
「評論家なんぞ価値は無いし素人が語ってる事と大差ない」
ということを書きました。

ネットが「誰でも使える承認欲求充実装置」機能し、ブログはそんな中「お手軽な自己表現」手段。
ネットが盛んになる以前なら、テレビを観たり本を読みながら
「うわー、うさんくさいやっちゃなー」
「何が○○やねん。アホらしい」
「しょーもない本やったなー。投げ捨てたろか」

など独りでブツブツ言ってた事が、世間に向けて
「この本メッチャおもんなかったでー!!*1
と叫べてしまう。
結果として認められるかそれが正しいかどうかでは無く、書き手(ブロガー)としては行為そのものに価値がある。


読み手として、そういった書評を読む機会は以下のように
1.検索し出て来たので読む
2.いつも読んでいるブログが書いているので読む
3.話題になっていたので読む

1.の場合は、気になっている本の事を調べていてその感想を探している→情報の一つとして参考にしたいために読む。
2.の場合は、ブロガーの記事が好きで、ブログに書かれているので読む。
3.の場合は、炎上なり好評なりでブログが話題になっているからたまたま読んだ。

僕が他の人の「ネットでの書評」を読んでいて、これはつまんないな、と思うのは「書いている人が、エセ評論家になってしまっている書評」です。
「みんなはこう言っている」とか「客観的に評価すると」とか。
誰も、そんなものはあなたに求めていないのに

「面白い読書感想文」をめぐる冒険(1)/いつか電池がきれるまで

「いつか電池がきれるまで」さん記事からの引用だが、こういう感想は、2.もしくは3.に相当する。
1.の場合はそれを求めているので、必ずしも当てはまらないだろう。
確かに「いやいや、アンタは平和な日常書いてるのが面白いのになんで急に評論家?」ってなったら違和感はハンパない。


先に書いた「ブロガーの質が問われている?」という回でも書いた通り、この手の何かを評価・評論するっていうエントリーには一定の胡散臭さを感じて斜に構えて読んだ方がイイように思うんだが、それってのはそうとう捻くれてる見方なんだろうかね?

624:【考察】書評について考える!の巻/真☆煩悩の赴くままに

「真☆煩悩の赴くままに」さんのこれに続く一文が(個人的にツボで)好きなんだが、こういった印象を持つのも多くは2.もしくは3.の場合だろうか。

胡散臭い本の事を調べていて出てきた感想が大絶賛だった
「人間は失敗します!でもボクはこの本を読んで失敗を恐れずに前向きに...」
あーそー( ´Α`)
...こういう場合1.もあるか。


「ブログをなぜ書くのか?」なんて様々なところで語られていてもう辟易なのだけれど、ブロガーってのはPVも欲しいが自分の記事のレベルアップも願望として持っている。だからこそ
「PVアップ間違い無しの文章テクニック10」
「ブロガー必見!ブログ更新前に確認したい7つのことって?!」
「ライターが使っている文章チェック方20」

こーいう紋切り型の安っぽいタイトルで胡散臭い使い古し丸写しのクソ記事が毎日のようにホッテントリして、無数のコメント無しブクマがまとわりついてる。

アマブロガーは別にプロじゃないし、金を貰ってるわけでもない。
それこそ趣味の一環。
でも書き手(ブロガー)は上手いと思われたいし、面白いと思われたい。
だから語ってしまうし「○○とは~」なんて書いてしまうのかも知れない。

ウラガミさんが書いている「どうすれば面白い書評が書けるか」と考える必要は必ずしもない。
読み手は、プロであれば一定クオリティを求めるが、素人が書いたものなんてある程度読めれば及第点。
もし読めないならそれは読み手はスルーするし、ひどければ叩かれるかも知れない。


「面白いものを書きたい」
それはブログのコンテンツを読み手に
「面白いと思って欲しい」
という書き手の願望。
日々、どう思われるか、何を言われるか、無視されるか、燃え上がるかも知れない不安が心の片隅にありつつブログの記事を書き続けるアマチュアブロガー*2は、心のどこかで「面白ものを書いて面白いものを書けると思われたいし、このブログが面白いと思って欲しい」そう願っている。
読み手に求められていなくても、卑怯と言われても、ブーメランが返ってきても。
誰かが読んで面白いと思ったり、参考にされたりすれば、それはブロガーの何かしらを満足させる。

書評の是非はともかく、もしブログの記事を読んで
「あのブログに書いてあったから読んでみたらめっちゃ面白かったよ!」
なんてリアクションがあったら、ブロガーは
「べ、別にアンタに読んで欲しいと思って書いたわけじゃないんだからねっ?!」
とツンデレに反応する事でしょう(ただしオッサンも多いですが)。
そういう事を励みにまたバカバカしく、揶揄されたり、見下されたり、アフィブロガー呼ばわりされてもまた何かしら記事を書いてしまうのですね。
実に業が深い。

ウサギはさみしいと死んでしまうと言うけれど、ブロガーもさみしいと死んでしまう。
そんなよわいいきもの。
やさしくしてください*3


書評に関して書くつもりがズレたので書評はまたの機会に。
あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

*1:「この本は、私にとってはまったく面白くありませんでした」の関西語訳

*2:プロブロガーは金が絡んでいるからまた別として

*3:「お前はマッチョなくせに何を言ってんだ!」なブーメランはスルーします