箒とでもプロレスをやれるブログ

週末
「ブコメで批判されてブログに疲れちゃった」
的な話題が盛り上がってたらしい。

え?ウチも当事者じゃないかって???
なにせ書き逃げですっかり週末リフレッシュしちゃったもんだから 笑
全然実感無いわー。
過去は振り返らないたちなので(きりっ)*1


誰かにとってはブログってのは車だそうで。
誰かにとっては人生の記録なんだろう。
それらは誰かにとってそれは正しくても誰もがそうじゃない。

そしてここからは、個人の意見であって真実でもなんでもなく保証もない。
ウチにとっては「ブログはプロレス」


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photo by uacheesehead


プロレスラーは、リングの上で戦いを演じる。
相手の技を受けて、倒れて、それでも立ち上がって、倒れて、立ち上がって。
観客を盛り上げる。

プロレスが本物か?ニセモノか?とよく言うが。
リングの上でレスラーが流がす血も汗も本物。
リングの上でレスラーが受ける痛みや苦しみも本物。
そこで肉体を使い描く物語。
その物語で観客が盛り上がる時、物語の真贋は関係ない。
盛り上がればそれはプロレスとして成立し、そうでなければ失敗。

そしてリングの外では成立しない。
観客が居なきゃあ、カメラがいなきゃあ成立しない。
リングの上で、観客がいて、それでようやくプロレスは成立する。
巌流島決戦だろうが、バットを持ってリムジンを襲うにしろ、カメラも無し、観客も無しじゃそれはプロレスじゃない。


試合をやってりゃ野次は飛んで来る。
「つまんねー試合やってんじゃねーよ」
「とっとと決めろよー」
「ぬるい技ばっか面白くねーんだよ!」

どれだけ血を流しても、汗を流しても、高いところから飛び降り、危険な技を見せ、何度倒れても何度も起き上がり、痛みに耐え続けても、観客には関係ない。
自分の精いっぱいなんて観客には関係ない。

そんな野次を言わせないくらいの仕合を見せられない自分が悪い。
野次を飛ばしてる観客の後ろに、もっと多くの観客がいる。
その観客が盛り上がってるかどうか。
評価されるだけの仕合が出来てるかどうか。
野次なんざどーでもいい。
他の観客はどう思ってる?


ブログだって読まれてなんぼ。
読まれないブログは日記なんだからプライベートモードにしときゃいい。
公開してるなら読まれるのが前提。
読むのが何人だろうが、何万人だろうが同じこと。

記事を公開すれば、誰かは面白いと感じ、誰かは批判し、誰かは分析する。
それは仕方ない。
なにせ公開してんだから。
声援はあるし拍手もある。
でも心無いアホな野次は飛んで来る。
自分が賢いと思ってるやつは分析して持論を展開して自分のところのネタにして見せる。
まともに試合の機微も判らずに口だけは偉そうなやつもいる。
プロレスで観客が選べないように、ブログで読者は選べない。
不特定多数、様々な人間が読むのが当たり前。
自分にとって思い入れのある記事も他人にとってはヒマつぶし。


悪役レスラーは、入場しただけで会場中から総ブーイング。
座布団を投げられ、子供らに「死ねー」って言われても続ける。
ブーイングが大きければ大きいほど悪役として成立してる。
ベビーフェイスには歓声、ヒールにはブーイング。
どちらにしろ盛り上がることこそが至上。


ブログにも歓声だろうがブーイングだろうが飛んで来る。
個人の見解で、個人の嗜好で、個人の思考で、個人の思想を元に書いてる。

そこに誠実さとか信憑性とか信頼性とか求めるなら大手のニュースサイトでも見てればいい。
ニュースサイトの報道ですら歪んでるのに個人が歪んでないわけがない。

しかしリングの上と実際が違うようにそれは繋がってない。
悪役は実生活でも悪役じゃない。


スーパーヒールのメガネの貴公子は相変わらずブーイングの嵐の中、登場し、リングの上で「ノマドガー」「上から目線ガー」「社畜と家畜ガー」と必殺技を繰り出しヒールっぷりをたっぷり発揮して盛り上げる。
一時期と比べれば盛り下がっているがファンも多い。

新人ながらもタイトルマッチを任されるようになった某レスラーは、試合での失敗をプロレス雑誌誌上で責められ、先輩ヒールレスラーも(最近、ワイドショーなどテレビ番組にも出演中)「あいつはリングに上がるべきじゃない」と厳しい発言をしてる。
今後の趨勢に注目が集まる。


誰からもやれって強制されてるわけじゃない。
自分からリングに上がって、自分で試合を見せてる。
そこへ「八百長」だとか「ひっこめ」「しょっぱい試合やってんじゃねーよ」と心無いヤジは飛んで来るかもしれないし、叩かれることもあるだろう。
でもそれをどう受け止めるか。
そして何を見せるか、どういう距離感でそれを行うかも自分次第。
命を削ったものを見せたいのか。
いかに盛り上げるかというプロの創作技術か。


ショーとして盛り上がってるのにアホみたいなヤジを飛ばしてるやつがいればそれは無視しときゃいい。
そいつに試合を見るセンスが無いだけ。
どれだけすばらしい試合を見せても悪口をいうヤツは必ずいる。
試合と本人を結び付ける勘違いなやつもいる。
そいつはアホなんだから仕方ない。

でもブーイングだらけのクソ試合になったら自分のせい。
そりゃ仕方ない。
腕も頭も無いんだから。


フレアーとホーガンなら、フレアーになりたい。
ベビーフェイスのタイプじゃない。
スパッツの中に栓抜きを隠して、レフェリーの隙を見てローブローでダメージ与えて、リングの外から足を引っ張って、サミングで目つぶしして栓抜きで流血させる。
反撃食らってオーバーによろめいて見せて、ブーイングを浴びながら反則しようとしたら失敗して相手の必殺技を思い切って食らいカウントスリーで負けてみせる。


箒とでもプロレスをやるブログ。
今しばらくおつきあいください。

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*1:テキトーとも言う