殴り殴られるとっても健全なネットのかたち

http://www.flickr.com/photos/82233062@N00/8984858864
photo by simonwai

「炎上狙いと思われるかもしれないけど...」
「こういうこと書くと「釣りか?!」と怒られそうで本当は嫌なんですけど」

と書いたうえで炎上必至のネタを投下する行為に名前を付けてあげたい。

自覚的なら「釣り」だろうが、無自覚に釣り針を垂れ他人の精神を逆なでするナチュラル・ボーンなKY。

「炎上するかもしれない」と言及した上で不特定多数の顔面に向けてビーンボールすれすれになりそうな記事を投下して、案の定炎上してりゃあ世話ない。

マジレスが付き、拡散され、無数のブクマが寄ってたかって批判し、実際的にマウントを取られてボコられた状態になっても平然としてる。
炎上?何それ美味しいの?
だってボクはボクが書きたいことを書いているだけだよ?

でもごく普通の記事を書いても元々特に際立った見識があるわけでもなく評価されないし盛り上がらないから、バタフライガードのやり方すらわからないし危険だけど盛り上げるためにやってしまおう...。
急に「部屋を活かせば人生変わるよ( ̄ー+ ̄ ☆キラッ」方向転換したハックル尊師が、いつぞや寄らば斬る状態でバスバス刃を振るってた時期は常に燃えて燃えて構ってもらえないといられない「生まれる時代を間違えた現代の人斬り以蔵」状態だったけれども、あれと同じく走り続け燃やし続ける。
そして疲れればお引越し。
炎上商法と揶揄された書店とやってることは変わらない。

ブーメランお構いなしに
「炎上商法とか釣りとかやるヤツは最悪だ!」
とか言ってのける厚顔無恥さも垣間見え。


もうそれは完全病気。
どこぞのお医者さんの本でも読みなさい。
「いいね!」時代の繋がり―Webで心は充たせるか?―
ほれほれ。


マッチョなインターネット・コミュニケーション

http://anond.hatelabo.jp/20131224000716 - はてな匿名ダイアリー
「なんかみんな怒ってて怖いぽよ・・・」
「ここは私のブログです。好きなことを言って良いはずです」


と、被害者ぶったり逆ギレをしたりするのである。
ところが、はてなユーザーとしては
「え、それなりのことを言ったんだから喧嘩するつもりだったんでしょ・・・?」と、肩すかしを食らうわけである。
「あれ、え・・・?誰かをdisってそれで終わり・・・?disりっぱなしジャーマン・・・?」

となるのである。はてなユーザーから見れば、彼らはとても不可解な存在だ。

以下、この増田記事に対して書いていくんだが別に主旨自体は嫌いじゃない。
ただマチョイズムすぎて合わない部分を考えてみる。

まず、この増田の

態度や覚悟さえあれば、いくらでも好きなことを言って良い世界であるのにも関わらずだ
という考え方は首肯しかねるし、この考えが根本にあるから、
「匿名文化とは悪質で無責任で良い」
「匿名なら何を書いても許されるのである」

という論旨になってしまっていて、全体がそれほどおかしくないだけに残念だし(匿名なら何をやってもいいと中傷を書いて匿名がばれた●事件が先日あったばかりだというのにも拘らずだ)この増田の望む“ブログ主の態度”と言うものが
「殴られたら殴り返せ」
というマッチョイズムな嗜好だったら増田の勝手な希望でしかなく、こういう「記事を書いて評価して欲しかったら態度を示せ」「炎上した時に読者へ対処をせよ」という「勝手に読んで勝手に文句を言い勝手に貶す」読者の要求はかなり斜め上の筋違いな勘違い意識が根本にある。

炎上商法が成り立つのは燃やす人間がいるからであって、こういう増田こそが「こいつはバカだからスルーしよう」とすれば炎上する事なく鎮火し、勝手にタイムラインの彼方へと消えて行くにも拘らずバカが挑発に乗って
「覚悟があるから煽ってんだろ?かかってこいよオラ!!」
「殴ってるやつは殴られてもしょうがねぇんだよ」
「何が「燃やすつもりもない」だ?この釣り野郎が!!」

と戦場とかリングだとでも勘違いに思ってるんだか、安易に殴りかかり炎上させるもブログ主に見事にスルーされて結果的にまんまと釣られた自分を顧みて、溜まったフラストレーションを増田にブチブチと「だからこいつらには態度がー」とか書いてるのが実態。
いやはやあにはからんや。


炎上への対応は、スルーが常道だろうが。
ホッテントリさせたくなきゃブクマすんな。

こういう「誰かを殴るやつは殴られても仕方ない」論法で炎上の片棒担ぐやつがいるから炎上商法は成立し続ける。
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炎上商法は独りでは成立しない。
燃えるモノと燃やすモノが存在するからこそ成立するのであって、「炎上商法」や「釣り」を不快に思うのであればそれに触れないのが最も正しい。
リンクすら貼らない、言及もしない、ブクマもブコメもしない。
PV乞食と揶揄する前にアクセスしてPVを与えるな拡散するな。
釣りと煽る前にブクマするな、ホッテントリさせるな。
わざわざ不快な思いをするためにアクセスして文句を言う不思議な行為が正当化される。
構ったら実質的に負けてるっていうのに。


例えば中途半端な思考から書かれた記事があったとする。
それをあえて「こんなもん書くな」とコメントするのはお門違い。
別に「成熟し熟考に基づいた素晴らしい見識」なんてブログには転がってない。
学術書でも読め。
個人のブログに書かれるのはほとんどが私的で未熟な意見ばかり。
そのレベルが高いか低いか、それだけの違い。
同じ同軸線上にある。

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ネットは見なければ無いのと同じ。
どれだけ不快な記事だろうが読まなければそれは存在しない。


賢いつもりなら安易に殴りかかる前にそっとタブを閉じろ。
言及してもブロガーの思い通りの炎上に加担。
ブクマしても弥勒菩薩の掌の上。

別に読んで欲しいと頼まれたわけでもなく、たまたま見かけた記事が気に入らないと言う理由で
「何勝手に記事書いとんのじゃあごるぅぁああ!!!」
とコメントを寄せ炎上させ、炎上後のマッチョなリアクションをwktkして待つ。
...いやいや。
もうノックアウトゲームですやんか 笑


つまり、虚構新聞と一部のサードブロガー、一部のはてな女子の問題というのは共通していて、それは「態度の問題」なのである。
「名前を出してそれなりのことを言うのならそれなりの態度を示せ。それが嫌なら匿名で。」というのが私の意見である。
増田は「これが問題点である」としながらでは「どうすればいいのか?」がない。
だって「殴りかかってるのに殴り返してこないやつらが悪い―」と言う思考しかない。
「正しい態度」とは果たして誰にとっての「正しさ」なんだろう。
一つの事象があった時に一面的な価値観だけでは当然計れず、それぞれに「正しさ」は存在する。
最終的にどうすればいいのか、誰が果たしてどうすべきか。
一番望ましい形は何か、増田の言うところの「正しい態度」とは一体何か。
この「態度と覚悟の問題」は言い続けていこうと思っている
と増田主がto be continuedしているので今後の増田に期待したいと思っている。
(fade out...)
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