映画「悪魔を見た」を観た


映画『悪魔を見た』予告篇 - YouTube

韓国の2大スター、イ・ビョンホンとチェ・ミンシクが共演したクライムサスペンス。雪の夜道でひとりの女性が忽然と姿を消し、ほどなくして無残な姿で発見される。彼女と1ヵ月前に婚約した国家情報院捜査官のスヒョンは、犯人に復讐を誓い…。
監督はシュワルツェネッガー主演「ラストスタンド」を撮ったキム・ジウン。
物語はシンプル。
婚約者が殺人鬼に殺され、捜査官が独りで殺人鬼に復讐を始める。




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物語のテーマが「復讐」なので不毛なのは初めから判っている。
死んだ者は何があろうと帰ってこない。
殺人鬼を幾ら残酷にいたぶったとしても、それはあとに残された者らの為でしか無い。

「オールドボーイ」で主演してたチェ・ミンシクが殺人犯役として登場するんだが、ものすごい量の残酷描写と演技力のすごさもあってほんとドギツイ。先々で出会う女性をともかく性の対象としか見てなくて、拉致るわ脅迫するわ強姦するわ殺すわ刺すわ千切るわ無茶苦茶。相手が男なら脅す殴る蹴る刺す殺す。
ハンパない演技で見せる何の躊躇も無しにガンガン殺していく殺人犯の姿は怪物そのもの。
もしイ・ビョンホン目当てで「キャー」と観に行ってこの中身だとかなり引く。

捜査官は復讐するために殺人鬼を半殺しにしては逃がし、また捕まえいたぶり、また逃がす。
でも幾らやっても何も報われないし、観ていて「これがこのまま○○になったら最悪だろうなー」と想像している通りのどうしようもない展開になって行くのはホントどこまでも救いがない。
ミイラ捕りがミイラになる、とか深淵を覗く者は~とか、闇を覗けば闇に染まるだけじゃ無い話。


面白いけれどこんな無益で残酷で救いの無い話を「面白い」と言いづらく全然お勧めしない。
そんな一本。
悪魔を見た プレミアム・エディション (2枚組) [Blu-ray]