Kindle連載 大倉 崇裕「福家警部補 未完の頂上(1)」

福家警部補 未完の頂上 (Kindle 連載)

狩秋人は未踏峰チャムガランガへの挑戦を控え、目下準備に余念がない。有名を馳せた登山家の父・義之がかつて挑み、ついに果たせなかった山である。義之は息子に夢を託して引退、この期に及んで秋人のスポンサーを降りると言い出した中津川を殺害して登山中の滑落に偽装する。中津川の身を案じ警察署に駆け込んだ秘書の訴えを聞いて、福家警部補は聞き込みを開始。表向き既定路線だったスポンサー契約継続が打ち切られる可能性大であったことを知り、義之を徐々に追い詰めていくが……。連続ドラマにもなった好評『福家警部補の挨拶』『福家警部補の再訪』『福家警部補の報告』に続く、シリーズ最新作。電子書籍版オリジナル。
Kindleにて連載形式で配信している電子書籍オリジナル小説。
配信は1/23、1/30、2/6の三編に別けての配信。
一編読み終わるのに一時間前後。合わせると中編くらいの長さになるか。

一編を買う金額320円にその後の連載分も含まれているのだそう。
昨日見たときは50%オフで160円だったが...。


現在、ドラマ化されている福家警部補シリーズの最新刊。
怪我で引退した有名登山家 狩秋人が、息子の登山のスポンサーを降りると言い出した企業の会長を殺害。
自分が得意な山での事故死に見せかける。
たまたま関わりあった福家警部補は、些細な誤謬から狩秋人に疑惑の目を向ける...と言った話の序盤戦。
コロンボ古畑任三郎でお馴染み倒叙ミステリ(犯人の犯行が先に描かれる)の形式は変わらず。

序盤なので犯行→偽装工作→福家警部補登場→初動捜査、と言ったところ。
ここから犯人の矛盾を突き、追い詰めていくのでしょうが...。
次回は来週30日の配信。
毎週待つのも楽しいかも知れない。
電子書籍を読んでるからこその楽しみでもある。


いつも倒叙ものを読む(観る)と思うんだけれども刑事が容疑者に
刑「(被害者)さんはどうしてこんなことをされたんでしょうねぇ?」
と言う質問に、律儀に偽装のストーリーを聞かせてる時点でガンガン怪しい。
そんなものは
容「さぁ、私に聞かれても故人でないのでわかりませんね」
それが順当だろうに。
容「それは多分、あの方は生前○○が××だと言っていたし、だからじゃないですかね」
刑「でもそうだとするとおかしいんですよ。実は××は最近していなかったと言うんです」
容「え?...あぁ、じゃあきっとあれですよ...」
いや、だからどうしてそこまでその論理を守ろうとするのか。
だからお前が怪しい 笑
福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)