「スペースダンディ」面白い


TVアニメーション「スペースダンディ」オープニング映像 - YouTube
アニメ「スペースダンディ」を観てる。
総監督 渡辺信一郎、OP岡村靖幸、EDティカ・α(やくしまるえつこ 相対性理論)にナレーションが矢島正明氏(カーク艦長)とアニオタよりサブカルホイホイの布陣。
いずれクイックジャパンの表紙を飾りそうなこの作品。
中身は宇宙を舞台に未発見の宇宙人を捕まえることを生業にする宇宙人ハンター ダンディの冒険を描くスペースオペラ、と見せかけつつ毎回鈍感すぎる観察力と行き当たりばったりの行動の結果、事態が余計にこんがらがるSFコメディ。

前回の放送では仲間の1人ペテルギウス星人のミャウが捉えた宇宙人に噛まれ、顔が真っ青になり反応が鈍くなりダンディらはミャオを入院させる。ところが捉えた宇宙人と言うのがゾンビで、ゾンビに襲われたミャウもゾンビになり、病院内でパンデミックが起きて病院内の全員がゾンビに。Aパート最後、ダンディが逃げ延びるかと思いきやゾンビと化し、Bパートでは全員がゾンビになった日々を描くという発狂っぷり。
最終的に世界中がゾンビ化。
藤子不二雄「流血鬼」も真っ青の展開で一話終了。
次回は、何事も無かったかのように始まるらしい。


考えてみると「お話の中で世界がグチャグチャになるが次回は何事もなかったかのように始まる」作品といえば「うる星やつら」なんかもそうだった。
連続殺人事件が起こりレギュラーの面々が次々と殺されていく「そして誰もいなくなったっちゃ!?」では、最後に諸星あたるの髪が真っ白になって終わるんだが、次回は何事もなかったかのように始まる。
どれだけ世界が壊れても、ダメージを受けても次の話は、別の次の話として始まる。
なにせ一話目でダンディは死んでる(矢島正明氏の哀悼のナレーションで終了)。


ゾンビモノと言うことで「ゾンビはなぜかショッピングモールに行きたくなる」だのゾンビが鑑賞している映画のクレジットにロメロの名前がでかでかと出てみたり(映画ポスターもDAWN OF THE DEADのパロディだったり)ゾンビ小ネタも満載。そういうところもサブカルクラスタを引き寄せる。

一話目でダンディがあっさり死に、二話目で伝説のラーメン屋を捜し、三話目で何でも食べてしまう宇宙人に追われ、四話目で世界がゾンビ化。
一応SF(スぺオペ風)なので、理屈としてはパラレルワールドオチかとか言われているが、こういう毎回先の見えないカオスな展開をやるなら理由や理屈無しでグチャグチャのまま「こういう世界」として終るのもそれはそれでアリかも知れない。
突然シリアスなビバップ張りのハードボイルド展開をやって見せたりしても、それはそれで面白い。

今のところかなり面白いし興味深い。おススメ。
ビバナミダ(スペース☆ダンディ盤)(DVD付)