“一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者”と書いていない記事もある

別に“輝けるキャリア”天上人のメイロマさまのおっしゃることに逆らおうなんて気持ちはこれっぽっちも無いんですが(ウチみたいなザコが)とはいえあざといなぁ、と思ったので軽く突っ込んでおきます。
以下、悪意は全くございません。



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一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

STAP細胞の画期的な製作方法の発見が話題になっています。中心となって研究を進めた理化学研究所の小保方博士のことが各メディアで報道されています。

イギリスでもこのニュースは大々的に報道され、BBCや民放、大手新聞でも報道されています。ワタクシはこのニュースをイギリスのニュースで知ったのですが、その後日本での報道をネットでみて、その内容があまりにも違う事に唖然としました。

毎日新聞以外は、発見そのものに関する説明は控えめで、業績には関係のない情報ばかりが報道されています。

皆さんは、欧州や北米、韓国での報道と、日本での報道を比べてみてどう思われたでしょうか?日本の主要新聞は、毎日新聞以外は、発見そのものには全く関係ないことばが散りばめられており、記事の内容もかなり浅く、小保方博士の年齢、性別、服装など、業績には全く関係のない事ばかりが明記されています。日本を代表する一流紙なのにも関わらず、欧州のゴシップ紙以下の内容です。

その後のメイロマさまの素晴らしい主張に関してはジェンダーテーマなもんで知ったこっちゃあございませんが(関わりたくありません)この記事前半はおかしい。
とは言え、もちろん日本の報道がゲスなのは否定しません。


まず朝日新聞のサイトでキーワード「小保方 晴子」で検索をかける。
「小保方 晴子」のサイト内検索結果:朝日新聞デジタル
全部中は確認してないが21件の記事が引っかかる。
キーワード「STAP細胞」だと24件。

英 BBCではどうかと言えば
BBC - Search results for STAP cells
キーワード「obokata haruko」で二件、「STAP cells」でたった1件の記事しか引っかからない。
Stem cell researcher Dr Haruko Obokata on 'breakthrough' - BBC News

Search CNN - Videos, Pictures, and News - CNN.com
米 CNN「Haruko Obokata」「STAP cells」共に1件。
...どれもこんな感じ。
日本ほど多くない。そりゃそうなんすよね。
だって「日本人だから」こんなに日本で盛り上がってる。

海外でも「スゲー」という報道はするけど日本と比べたら雲泥の差。
記事一個だったらそりゃあメイロマさまの言うとおり発見を専門的に取り上げればいいんでしょう。
しかし盛り上がりに便乗して幾つも記事を乱発するもんだからどんどんネタが個人のゴシップ的なものになって行く。
でも、これって日本独特のもんなのかしら?


AMANDA KNOX

そんな海外では今「アマンダ・ノックス」が盛り上がってる。

2007年、ルームメートの英国人女性に集団セックスを強要、殺害し、ドラマにもなった。
今度は、伊高裁で逆転有罪になったっていうことで海外では盛り上がってますね。
ドラマなんて日本ならさぞや「不謹慎」だとか言われるでしょうが、海外はそうじゃないらしい...。
日本だと「世界まるみえ」とか海外で本当にあったとか言う犯罪再現VTR番組くらいしか取り上げてないか。
一時期少し話題になった。


逆にキーワード「AMANDA KNOX」で海外メディアを検索すれば山のように記事が出る。
代表で出そうかと思ったが多すぎて諦めた(自分で調べてみ)。
Amanda Knox explains sex toy in trial for killing student Meredith Kercher - Telegraph

Wearing a blue jumper and jeans, she addressed the presence of a vibrator in her wash bag, which Miss Kercher had complained about as one of the sources of problems between the two women in the house they shared in Perugia, Umbria.
何が書いてあるか英語はよく判らないなー(棒)
きっと社会的に深い意味がある記事なんでしょう。
なにせ残酷な殺人事件だし、海外の報道メディアはとても優秀で高クオリティらしいですから。

ゲスい「ミヤネ屋」的日本の報道ですからアマンダ・ノックスに関してもひどい記事ばっかりなんでしょうねぇ...と検索するとこれが引っかかった。
産経:http://sankei.jp.msn.com/world/news/140131/amr14013111550008-n1.htm
(これ以外はなかなかゲスいw)
他の新聞メディアはアマンダノックスの記事すら載せてないのが多い。
海外メディアはトップで報道してるのに。

日本と海外じゃあ温度が違いますねー。


リケジョ

では日本の報道はゴシップ的な取りあげ方をしてるということなので、ゴシップ的じゃないものはあるのかしら?と調べてみたところ、「リケジョ」なんて書いてる読売新聞の記事の中から
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=91980
研究チーム代表の同センターの小保方(おぼかた)晴子・ユニットリーダー(30)らは、今回発見した現象を「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)」と呼び、作製した細胞をSTAP細胞と命名した。ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」といえる。
割烹着姿じゃない写真を使ってる記事もある。
なぜ他にいっぱい記事があるのにこちらを挙げないんでしょうね?
また、博士なのにも関わらず「小保方さん」と呼んでいます。発見そのものに関する詳しい説明はありません。
こちらでは「研究チーム代表の同センターの小保方(おぼかた)晴子・ユニットリーダー」と書いてますよ。
ゴシップ的じゃない記事もある。
全部が全部そうじゃない。

産経:http://sankei.jp.msn.com/science/news/140130/scn14013008430000-n1.htm
こちらも割烹着姿じゃない。

http://mainichi.jp/feature/news/20140130mog00m040009000c.html
メイロマさまがお褒めになっておられました毎日新聞では中二の時の読書感想文を採りあげた記事がございます。
今回の発見とあーんまり関係ないことをこじつけた記事にも見えますねー。

世紀の大発見とセックス殺人事件を比較するなんておかしい!と言われれば確かにその通り。
でも日本と海外の温度差、と言うかこれが海外の女性研究者が発見してワイドショーとか引っ張りだこになってゴシップに絶対ならないか?って言えばどーでしょうね。
ヒーローが現れ、周囲にパパラッチが張り付いて生活全部を撮りまくってるのは日本の話じゃあない。
殺人犯の映画が作られる世界ですから...知りませんけどね。


記事を乱発しまくって、ネタが枯渇しネタがぶれて小保方博士のパーソナルになってる記事ばかりを選びとりあげて
「日本の報道と言うものは!」
と主語が大きくなるのはなぜでしょう。
海外だって日本だって記事だっていろいろあるのだし、そりゃあ専門的なモノや簡略なモノや専門的なモノやゴシップ的なモノもあるんじゃないかしら。
日本の報道は、ナショナリズム大好きで「日本人がやったぞ!」「日本人バンザイ!」で記事を乱造してるんだから、そりゃあひとつひとつの記事のクオリティは落ちていく。

まとめ

・海外と日本の温度差を無視して恣意的な記事をとりあげて比較
・真っ当な記事があるにもかかわらずそれをとりあげない
・海外でもゴシップ的な記事はあるのに取りあげない

これってどーなんだろうか。

前段の前提をあまりよく思わないので後半のジェンダーに関しては知らん。
ざっくり見て牽強付会に思えるんで読みたくない。


とりあえず恣意的な情報だけを提示されて「○○は××だ!」と言われて素直に信じる人は、とても騙されやすいので注意しましょうね、と言う話をしつつお布施代わりにメイロマさまの本でも買っておこうかしらくわばらくわばら(fadeout...)。


追記:
ハ●速にメイロマさま記事使われてるwww
マスコミを叩いたら三流ゴシップ誌以下のアフィブログに炎上金儲け目当ての転載wwww
...おっと失礼しました。
日本が世界一「貧しい」国である件について