ブログで「成功」するための重要なポイント

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photo by EricGoldhagen


いつものようにダラダラとはてなの新着を漁ってたら「ブログ初心者がやってはいけない」的な記事があって、このブログにしろまだまだお尻が青いとは言え(mixi以前/以後にやってた複数泡沫ブログ歴を換算せず)この手の「初心者は○○すべきである」「○○するべきではない」といった相変わらずのべき論には辟易とするのだけど、ついつい魔がさしクリックしてしまった。

中身はどうでもいいので割愛するが要は
「ブログで成功するためにこれをした方がいい/あれはしない方がいい」
というブログ初心者入門講座のような記事が書かれていて、まぁ別に何を書こうが他人のことなんて知ったことじゃないからご自由にどうぞとは思うのだが、記事のコメント欄には当然読んだブログ初心者らの
「さすがです」
「役に立ちます!」
「やっぱりそうですよね」
「参考にしなきゃ」

とかいう書き込みがあって、そういう
「訳知り顔で語る街角の一言居士を囲んで絶賛する車座」
という過去に何度も繰り返されてきたであろうお馴染みの残念な光景にため息が出る。
見たことも無いようなブログが「成功するための秘訣」とか書いてるが、じゃあお前は成功してんのか?と。


「ブログで成功するためには何をすればいいんだろうか?」
そのための方策が書かれているのを見かけることがあるが、彼らの言うところの「成功」とは一体何なんだろう。
どんな状況を指して「成功」というのか。
なにを評価軸にして、どんな閾値を設定して「成功」というのか。


大勢に読まれるということ

評価軸として「PV(ページヴュー)」を重視するブログは多い。
今週の頭には「先月は○○PVでした。アフィ収入は○○万円で…」といった多くの記事がやけに目についた。

PVを評価軸にした「成功」って言うのは一体どれだけのPVを指すのか。
月間10万PVか、100万PVか、1000万PVか。
でもPVが増えてもそれは果たして「成功」なのか。
1PVは単なる数字ではない。
その数字には一人の人間がいて、アクセスし一度記事を読んだことを表してる。
1万PVなら1万回何千人に読まれたということになる。
それだけの価値のあることを書いているのか。
内容も伴っていないのに「読まれない」「読まれたい」と嘆くブロガーには辟易とする。

凡百のどこにでもあることしか書いていないアンタのブログなんざ一度見たらそれで充分なんだよ。


メイクマネー

アフィリエイト収入」を評価軸にする。
この場合、PVが多く、広告をクリック・タップする、あるいは紹介する商品がブログ経由で売れればそれは「成功」といえる。
そのひとつひとつが積み重なり目標として掲げる額に届けば「成功」だろう。
これが一番単純なブログの図式。
目標・目的は金銭。
ブログはあくまでも金もうけの手段である。
コンテンツの中身に主張などはない。
ウケるかウケないか。
その場合の1PVは、1人の読者では無い。単なる数字でしかない。
クリック率は何%か、成約率は何%か、直帰率は何%か、報酬率は何%か。
広告はどこに置くべきか、クリックされやすいタイトルを考えよう。

金のためならゴミみたいなブログを100でも作るし、炎上させたって構わない。
罵倒を浴びせる連中ひとりひとりが収入の元。


コール&レスポンス

例えばとある小さなブログがあったとする。
ブログ主は
「誰かに読ませたい」
「何か言いたい。自分はこれについてこう思っている。あなたはどうだろうか?」

そういった何かしらの「主張と表現」を目標に掲げてブログを書いているとする。

読まれてもせいぜい一日10PV。
しかし書いている意図が読んでいる人に伝わり、適切にコメントしてくれるとすれば、主張に対する適切なレスポンスが返る状態は既に「成功」しているといえる。
逆に1万PVだろうが100万PVだろうが読んでいる人に伝わらず、ワーストケースで炎上しているならそれは数がどうあれ「失敗」している。
PVが増える……読む人数が増えればそれだけ否定も増えるのは当たり前。

炎上して「伝わらないのは読んでるやつの読解力に問題がある」とか騒ぐやつは表面上は「誰かに読ませたい」と言うスタンスで、実際は金を儲けたいだけ、単に数字を追ってるだけ、何も考えてないだけ。


残念なブログの残念な成功

最近、イケハヤ氏もそうだし、そっち系の会社さんの方々どうしで、どなたさまたちかがネットで突然結婚してみたり、なんというかもてあそばれている感と言いますか、一部のソーシャルのネットワーク上では、感情的に物議を醸し出しているのですが、「インターネット嫌い」と公言する某先生が言ってることは、実は僕が博士課程の受験の際に作った研究計画書に書いた今のWebの問題点とほぼ同じ事でありまして。


・人気のネットサービスができるでしょ?
・エンジニアが気軽にSQLで集計できるレベル(大概が一定期間内の数の合計)で気軽にランキングにして序列を作ってしまうでしょ?
 (=不適切な集合知化)
・そういうランキング上位に乗るために短期的なbuzz狙いのコンテンツが増えるでしょ?タチが悪いのは、ネタの内容がどんどん消費されるから、エスカレートしていくでしょ?
・みなさんの可処分時間が、そういうネタに、どんどん持っていかれる。

残念なWeb論の骨子

今の多くのブログって言うのがそういう「果たして何をしたいのか」が曖昧なまま書かれ、PVやブクマ数、アフィ収入などの数字を追う結果、残念なブログが残念な形で浮上し様々な人の目に付き、省略すれば数行で済むような今さら感のある中身であれ低読解力の信者が万歳三唱で持ち上げてみたり、クソがクソとして燃え上がりしかし書いているブロガーには怨嗟の声のひとつひとつがアドセンス収入となって転がり込んでいたりする。


ブログ初心者は○○すべきではない、なんてものはない。
なんでもやってみればいい。
その中で経験し、学んでいけばそれは糧になって自分なりのハウトゥや自分なりの目標が出来上がる。
決まった書き方なんて無い。
「トップには画像を置きましょう、記事の文字数は三千文字で、タイトルには数字を入れ……」なんていう紋切り型の定型を真似すればどこにでもあるようなつまらないブログの一丁上がり。

ブログは個性が大事だ!アナタのブログには個性があるだろうか?
と言われるが
「○○はこう思う」
「アナタはどうですか?」
「この記事がいいなと思ったら共有お願いします!」

こういう定形文を何度見たろうか。
中身はどこかのニュース記事の転載とか他人のネタをパクって、ブログ系のセミナーに行ってたりする(偏見)。
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さぞや勉強になるんだろう。


管理人はこう思う

ブログで「成功」したいアナタは、こういうふざけた破廉恥ブログを真似せずに「ブログ初心者が覚えておくべき10の…」みたいな初心者向け記事を真似すれば立派な個性はブログが出来上がること請け合いですよ☆

わかった?
じゃーねー。


そーいう薄っぺらな量産型コンテンツが増えてインターネットは終わって行くんだよ。
ブログ飯 個性を収入に変える生き方