あなたならどちらを選びますか?

 岡田斗司夫さんがメルマガで面白い問題を出していた。

ある男性を考えてください。彼には付き合っている彼女がいます。

今日は、その彼女の誕生日。最近、仕事が忙しくてあまりデートもできなかった。なので、誕生日のためにステキなお店を予約して、彼女と待ち合わせしています。ただしこのお店、地下で携帯が通じません。

遅刻しそうになって、お店に急ごうとしていたら、携帯が鳴りました。数年前に別れた「元カノジョ」からです。

「いま困っている。相談できるのはあなたしかいない。少しだけ話を聞いて」

さて、このシチュエーションで、彼がとるべき「正しい行動」はどっちでしょう?

1. 元カノのお願いはなんとかスルーして、カノジョとのデートに急ぐ。
2. とりあえず5分だけでも、元カノの話を聞く。

http://bulldra.hatenablog.com/entry/2014/02/04/204548

あなたならどちらを選びますか?


1. 元カノのお願いはなんとかスルーして、カノジョとのデートに急ぐ

元カノとは喧嘩をして別れたんだし今さら話すこともない。
それに今日は大切な日だ。
ボクは、忙しいからといって元カノのいうことも聞かずに電話を切った。
急ぎ待ち合わせ場所に駆けつけ、可愛い彼女とデート。
そしてそんな彼女と結婚したのは半年後のことだった。


ピンポーン。
チャイムが鳴った。
二人で住むために用意した新築の家。
まだ馴染んでいないが、妻(と呼ぶのはまだ少し照れる)は嬉しそうだ。
ボクは、リビングで妻の作った朝食を食べながら朝のワイドショーを観ている、いつもの時間。
妻はチャイムの音に玄関へ向かう。
まだ七時半。
誰かが来るにはやけに早い。
いったい誰だろう?

妻はすぐに戻ってきて
「ねぇ、玄関にこんなものがあったんだけど」
と封筒を差し出した。
書類を入れるような少し大きめの封筒。
ボクが受け取り開けてみると中にはDVDらしきディスクの入ったケースが入っていた。
ケースから取り出してみると記録面は途中まで色が変わり何かしら記録されているのが判る。
「……なにそれ、こわい」
妻は言うが、なにだろうか。見当がつかない。
中身を確認しないと何とも言えない。ボクはプレーヤーにDVDをセットした。
明るくも薄っぺらい朝のワイドショーに代わってDVDの中身が再生される。


映っているのは暗い部屋。
家具などは何もない、照明も弱く画面の中心に椅子があるのがかろうじてわかる。
少し部屋が明るくなる。
すると椅子に誰か座っているらしい輪郭が見えてきた。
髪の長い女性。
髪は乱れ、服もところどころ破れているし、薄暗くても肌に生気がないのが見て取れる。
椅子に座りじっとカメラを見つめている。

どこかで見覚えがある。
……彼女だ。
妻と付き合う前に交際していた元カノがそこにいた。

元カノは薄暗い部屋の中、椅子に座ってこちら……カメラをジッと見つめている。
そしてにやりと笑った。


<<to be continued>>

2. とりあえず5分だけでも、元カノの話を聞く。

しかたがない。
「五分だけだからな」
ボクはそう言って話を聞くことにした。

「アナタと別れてから思ったんだけど……やっぱりあたしアナタのことが好きなの」
ボクは、歩道橋の手すりに軽くもたれかかる。
こんな時間、誰も歩道橋なんて通らない。
右耳に当てたスマホからは元カノの声、左耳には道路を走る車の音。


元カノとは友だちの紹介で知り合った。
モデル系の体型に服のセンスもルックスも悪くない。
ボクは、一目で恋に落ちて付き合い始めた。

しかし付き合い始めてすぐに気付いた。
元カノは、付き合う相手を徹底的に拘束する。
メールをチェックするのは当たり前、LINEで既読無視をすれば即座に電話がかかってくる。
会わなければどこにいたのか、誰といたかもすべて確認される。
変質的な側面がどんどんエスカレートし始め、メールの返事を返さないとヒステリーを起こされ、ボクは耐えかねて別れを切り出した。

「いや、無理だよ」
ボクがそう言うと
「……そういうと思った」
元カノは答えた。
あのね、でも聞いて欲しいの。あたしにとってアナタと言うひとは運命の、神様が決めたただひとりの相手だと思うの。だって決められた理には逆らえないし、確かにアナタはあたしのことを嫌い、じゃなくて少し誤解してしまったかもしれないけどそうじゃないっていつか分かると思うの、だってアナタはあたしの運命の相手なんだしだからアナタはアタシから離れてはダメでこれからもずっとアナタはあたしと一緒にいなければならないし、でもアナタはあたしから離れてしまってだからあたしはアナタがどうすればあたしと一緒にいるかって一生懸命一生懸命何日も何日もずっとずっと神さまにお祈りし続けて神さまの声が聞こえてようやく分かったんだけど、アナタはあんなクソみたいな女とはとっとと縁を切ってあたしと一緒にいるべきでたんじょびのデートなんて行かせないしそのためだったら何をしたって構わないと思うのだってアナタはあたしと一緒にいるべきだしそれをアナタが拒否したってだってああたしはアナタとい一緒にいたいのだしそれはどっどんな形でも、アアアナタの肉一切レダッテアタシ……」

徐々に大きくなって行く元カノの声に怖くなってボクは慌てて電話を切った。


「絶対離さない!!!!」


いつの間にか側にいた元カノが鉄パイプを振り上げ、ボクの顔面を殴りつけた。
ボクは歩道橋の手すりを乗り越え道rohアパzsmfっじゃしjasjf;ja;f


<<BAD END>>

※ヘタでスマソ
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