子どもにも安心して観せられるガンプラバトル

機動戦士ガンダム サンダーボルト 3 プラモデル付き限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
ガンダムビルドファイターズと「子どもにガンプラを売る意味」 - シロクマの屑籠

今回のガンダムをみていると、サンライズの「ガンダムを売り続けたい」「ガンプラを売りつけたい」商魂が漂っていて、頼もしく感じる。そうか、サンライズはいつまでもガンダムを商いたいのか!ゆくゆくは、ガンダムを古典芸能にしたいのかもしれない。
ウチでも今「ビルドファイターズ」は観てるのでちょっと考えた。
いつの時代にもガンダムがある。
どの世代にもハマるガンダムがある。並べてみると
※あえて抜いてる作品もあり

1979-80 ガンダム
 1981 ガンダム(映画)
 1981 ガンダム 哀戦士編(映画)
 1982 ガンダム めぐりあい宇宙(映画)

1985-86 Zガンダム
1986-87 ZZガンダム
 1988 逆襲のシャア(映画)
 1989 0080 ポケットの中の戦争OVA

 1991 0083 STARDUST MEMORY(OVA
 1991 ガンダムF91(映画)
 1992 0083 ジオンの残光(映画)
1993-94 Vガンダム
1994-95 Gガンダム
1995-96 ガンダムW
1996 ガンダムX
 1996-99 第08MS小隊OVA
 1997 ガンダムW Endless Waltz(OVA
 1998 ガンダムW Endless Waltz(映画)
1999-2000 ∀ガンダム

2002-03 ガンダムSEED
2004-05 ガンダムSEED DESTINY
 2005 Zガンダム -星を継ぐ者-(映画)
 2005 Zガンダム -恋人たち-(映画)
 2005 Zガンダム -星の鼓動は愛-(映画)

2007-09 ガンダム00
 2010 ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-(映画)
 2010-14 ガンダムUCOVA
2011-12 ガンダムAGE

少し隙間はあるがガンダムはどの世代でもその時代のガンダムが存在する。
わかりやすいのが1stの後の劇場版に次いで大人向けのZが制作されたが「内容が暗い」と批判されコメディ路線のZZへ。
大人(大きなおともだち)向けとして劇場版やOVAの展開が始まる。
アニメージュアニメディアなどのアニメ誌の隆盛、葦プロ(ゴーショーグン1981、ミンキーモモ 82-83、ダンクーガ85 やってやるぜ!)などとオタクのネーミング→カテゴライズ黎明期。
とはいえ子供には敷居の高い「Z」や劇場版、OVAなどは子ども相手としてはつらい。


そこでサンライズのもう一本の柱「勇者シリーズ」を当てはめてみたのが以下。

1979-80 ガンダム
 1981 ガンダム(映画)
 1981 ガンダム 哀戦士編(映画)
 1982 ガンダム めぐりあい宇宙(映画)

1985-86 Zガンダム
1986-87 ZZガンダム
 1988 逆襲のシャア(映画)
1989 0080 ポケットの中の戦争OVA
1990-91 勇者エクスカイザー
 1991 0083 STARDUST MEMORY(OVA
 1991 ガンダムF91(映画)
1991-92 太陽の勇者ファイバード
 1992 0083 ジオンの残光(映画)
1992-93 伝説の勇者ダ・ガーン
1993-94 Vガンダム
1993-94 勇者特急マイトガイン
1994-95 Gガンダム
1994-95 勇者警察ジェイデッカー
1995-96 ガンダムW
1995-96 黄金勇者ゴルドラン
1996 ガンダムX
1996-97 勇者指令ダグオン
 1996-99 第08MS小隊OVA
 1997 ガンダムW Endless Waltz(OVA
 1997 勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年(OVA
1997-98 勇者王ガオガイガー
 1998 ガンダムW Endless Waltz(映画)
1999-2000 ∀ガンダム
 2000-03 勇者王ガオガイガーFINALOVA
2002-03 ガンダムSEED
2004-05 ガンダムSEED DESTINY
 2005 Zガンダム -星を継ぐ者-(映画)
 2005 Zガンダム -恋人たち-(映画)
 2005 Zガンダム -星の鼓動は愛-(映画)

2007-09 ガンダム00
 2010 ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-(映画)
 2010-14 ガンダムUCOVA
2011-12 ガンダムAGE

かなり埋まった。
さらにそこにサンライズのお家芸「リアルロボット」を当てはめていくのが以下。

1979-80 ガンダム
1980 トライダーG7
1981 ダグラム
1981 ダイオージャ

 1981 ガンダム(映画)
 1981 ガンダム 哀戦士編(映画)
 1982 ガンダム めぐりあい宇宙(映画)
1982 ザブングル
1983 ダンバイン
1983 ボトムズ
1983 バイファム
1984 エルガイム

1984 ガリアン
1985 SPTレイズナー
1985-86 Zガンダム
1986-87 ZZガンダム
1987 ドラグナー
 1988 逆襲のシャア(映画)
1989 グランゾート
 1989 0080 ポケットの中の戦争OVA
1989 パトレイバー
1990-91 勇者エクスカイザー
 1991 0083 STARDUST MEMORY(OVA
 1991 ガンダムF91(映画)
1991-92 太陽の勇者ファイバード
 1992 0083 ジオンの残光(映画)
1992-93 伝説の勇者ダ・ガーン
1993-94 Vガンダム
1993-94 勇者特急マイトガイン
1994-95 Gガンダム
1994-95 勇者警察ジェイデッカー
1995-96 ガンダムW
1995-96 黄金勇者ゴルドラン
1996 ガンダムX
1996 エスカフローネ
1996-97 勇者指令ダグオン
1996-99 第08MS小隊OVA
1997 ガンダムW Endless Waltz(OVA
 1997 勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年(OVA
1997-98 勇者王ガオガイガー
 1998 ガンダムW Endless Waltz(映画)
1998 ガサラキ
1999-2000 ∀ガンダム
 2000-03 勇者王ガオガイガーFINALOVA
 2002 OVERMANキングゲイナーwowow
2002-03 ガンダムSEED
2004-05 ガンダムSEED DESTINY
 2005 Zガンダム -星を継ぐ者-(映画)
 2005 Zガンダム -恋人たち-(映画)
 2005 Zガンダム -星の鼓動は愛-(映画)
2006 ゼーガペイン
2006 コードギアス 反逆のルルーシュ
2007-09 ガンダム00
2008 コードギアス 反逆のルルーシュR2
 2010 ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-(映画)
 2010-14 ガンダムUCOVA
2011-12 ガンダムAGE
2013 革命機ヴァルヴレイヴ

元々、子供向けとして始まったサンライズのロボットアニメがガンダムを契機にオタク向けとしての側面も現れはじめ、オタク市場向けの「OVA」「劇場版」かつシリアスな戦争ものと言うテーマを扱う一方、テレビシリーズには勇者シリーズとして勧善懲悪のアニメ展開を行う。
ガオガイガー以降は成熟したオタク市場向けへ注力し、しかし前年の「AGE」などで再び子供向けへ回帰しようとした流れも見える。
高橋良輔系の作品がノイズっぽいが)

1989年に宮崎勤が「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」で逮捕され、アニメ…ヲタクに対し風当たりが強くなり始めた。
93年のVガンダムまで、テレビは勇者シリーズが背負って立ちガンダムOVAなどの展開にとどまっている(偶然?)。

ガンダムは「少年が戦闘兵器に乗り戦争に参加する」という作品だし、子供向け作品でそれを行うと過激だとか残酷だとかいう批判からは逃れづらい。
今の時代だからこそ「虚構の戦闘」であるガンプラバトルは、子どもへの展開もしやすく、ガンプラにハマった親世代と初めて知る子供世代の両方に訴えかける要素が揃ってる。

1980年代に幼少期を過ごした世代が親になって、子どもと一緒に観る。
オタク向けシリアス路線にはガンダムUCがあって、子供向けにビルドファイターズを展開し、子どもが父親などに「これってなあに?」と親子で観れるアニメを考えて制作されたのが判る(AGEの失敗で強いられている)。
アニメが子供のモノからオタクのモノになり、しかしサンライズはいつの時代も子供向けの勧善懲悪作品を忘れずに作り続けている。


プラモ狂四郎」は、1982-86のボンボンで連載。
続編「新プラモ狂四郎」が1987-88年。
なお1982-85「プラレス三四郎」(1983-84アニメ化)もある。

※表に入れていないが
1982-83 マクロス
1983-84 オーガス
1984 サザンクロス
と言う流れもあった(タツノコ)。
HGBF 1/144 スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング (ガンダムビルドファイターズ)