ブログで儲けるのが嫌いなのではなく、煽ったり釣ったりしてるのが嫌なだけ

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終わりの始まり

無料で記事を公開してお金を稼ぐことと、有料で書籍を出版してお金を稼ぐこと。なぜ他人が儲けることを嫌う人たちは、前者ばかりを叩くのか? - クレジットカードの読みもの
言及先のキノコに関してなんの感傷もないので、クレジットカードの読みものさん記事で。

以前にhagex御大が「ブログは片手間でやるもの」という趣旨の記事をあげていたんだけど、ほんとうにその通りでブログで世界は変わらない。
ほとんどは誰かのヒマ潰しになるだけでしかない。
ブログで誰かの役に立ちたい!というボランティア精神は素晴らしいけど、マネ出来ないしする気もない。

やりたいときに勝手にはじめたものをやめるのも勝手に決めて勝手にやめればいい。
かとゆうさんとこの「カトゆー家断絶」が突然やめたけど、そりゃあいつかは終わる。
ネットから消えたって別に死ぬわけじゃあない。
新陳代謝は行われ、もうコンビニ店長がいない日常にも慣れた。
ここだっていつかはこっそり終わるだろう。
ブログなんてタイトロープ、日々メメントモリなもんです。


広告収入

クレジットカードの読みものさんは「無料で記事を公開したってそれは誰かが記事を書いてるし、その書き手が儲けてなにが悪いんだ?!」ということを書かれていて、その視点は正しい。
ただ批判的な視点で嫌儲を糾弾してる人は「ブログで儲けている」行為に対していってるんじゃなくって、燃やしたり煽ったり釣ったりするその「ブログのPVを集めるために行われる行為と態度」から発言してるんだと思う。

広告で儲けるなんて構わない。
当たり前のこと。
GoogleだってYahoo!だってどこでも広告を貼りつけ、その収入で潤ってる。
「プロブロガー」と名乗りいっぱしの労働者レベルの儲けをあげてる連中だってそう。
その「儲けること」を別に嫌悪してない。

今回、キノコに対して辛辣にコメントを付けてる人らと言うのは
はてなブログふざけんじゃねえぞ?!」
はてな村ってなんだよ?」

とわざわざ煽って見せたことを覚えてる。
あのひとが元々TWITTERでのフォロワーをそのまま持ち込みブログを始め、そこで起きたシステムのコンフリクトに対してブログの記事として騒いだ。
本来であれば何かしらクレームがあるならメールや各個人で対応すればいい。
ところがあのひとはブログの記事で書くことにした。
「そう言う選択をする人」
だしそういう煽りは何度もあった。
その度に「あぁ...またやってるな」と思われた。

今は亡き毒吐き~だの大…にしろそうだけれど、
「嫌われて生きることを選ぶなら嫌われて当たり前」
じゃないですか。悪役レスラーはブーイングされてなんぼ。
それが嫌なら最初からベビーフェイスやっとけばいい。


釣り行為

クレジットカードの読みものさんが炎上について「ウチは炎上してない」とか「ブログで儲けることは悪くない」という手前のロジックを構築するのはいいけれど、読み手が思ってるのは
「炎上じゃなくそれを誘発する釣りタイトルが悪い」
と思って読んでるし、だからこそそういうコメントが付いてる。
記事に過剰なタイトルをつければ確かにPVは増える。
でもその分、読み手は
「あぁ、このブログは中身よりも過剰なタイトルをつけるんだな」
と思う。
言及記事にしろ前後が読めてない人は「ブログで儲けるのは悪くないんだ!」と言う部分に納得しているけれど、
「タイトルのつけ方で燃えるんでしょ?」
と思ってるし、そう思えば論点がズレてるとしか思えない。

キノコやいわゆるサードブロガーと言う蔑称(に堕ちた)で呼ばれる彼らは「煽ってなんぼ」ですよ。
釣って煽って燃やして、それで「広告ガー」「アフィガー」なんて言い出したらそりゃあ嫌われる。
読み手を不快にさせて金を儲ける=だから嫌われる

ブログが儲けてどれもこれもダメなんて、アホ以外は誰も言いません。

反対になぜかブログは無料で記事を公開しているのに、批判だけはたくさん貰う。

そりゃ記事の質が低いとか、煽りすぎだとか、内容が間違っているとか、そういうこともありますけれども、それは書籍だって同じなはずです。事実、タイトルだけの書籍や、とんでもなく中身が薄っぺらい書籍だってありますよね(買う価値無し!と言われることはあっても、金儲けと批判されることは無い)。

書籍とブログは同じじゃないですよ。
書籍は、お金が読み手から発生してる。
ブログは、読み手にお金はかからない。
書籍は編集とのチームプレーで出版社も責任を負うしクレームもそこで受け付けますが、個人のブログは全部一人でやってるわけですからそりゃあ何かしら来るでしょう。
別に書籍に批判がないわけじゃないでしょう。
出版されれば批評され、批判だってされるんですから。

WIN-WIN

役立つ記事
面白い記事
ためになる記事
そう言うブログがPVを集め儲けたとしてそれを「アフィガー」とは言われない。
なぜなら「それだけの価値がある」記事だと思われているから誰も文句は言わない。
読み手と書き手がWIN-WINなわけです。
逆に言えば「アフィガー」「釣りガー」と言われるなら、それなりの原因が書き手にあるって言う自覚を持たないといけない。
それはWIN-WINが成立してない。読んで損をしたと思われてる。
書き手として言われてるのにそれを思わないならそれは意図的としか思えないし、そういうひとの行きつく先は嫌われて当たり前の劣化版イケハヤ。

イケハヤは嫌われてなんぼで、嫌われ燃えることで知名度を上げた。
意図的だか無意識だか知らないが人を不快にさせムカつかせ、そして儲ける炎上商法。
でも今となっては彼の煽りとか炎上には辟易していて、だから燃えなくなった。
釣りや煽りの最後は「飽きられる」しかない。


黒いレトリック

“ブログは無料で記事を公開しているのに、批判だけはたくさん貰う”といいますが、貰ってないブログも多くありますよ。
多く貰うというのは、それはブログに対する読み手の素直な意見でもある。
「どこでもドアが~」で言えば「どこでもドアが出来れば恐慌が起きる」という「iPadができたらPCがなくなる」「iPhoneができたらケータイは壊滅する」くらいの短絡な展開記事を読んで「え?」と読み手が思ったからそういうコメントを付ける。
ちゃんとロジックが展開してればそういうコメントはほとんど付きませんよ。

タイトルを見て期待を込めてアクセスし、記事がその期待に応えられてないから「釣り」と揶揄される。
釣りと言うタグをつけられ、そういう「自分のブログを修正する部分」を読み手が指摘してるのに「釣りをしようとしてるんじゃない」「それは読み手が悪い」と言うのは責任転嫁ですよ。
攻撃的なコメントが必ずしも悪意だけってわけじゃないし、そこから学ぶ部分もある筈。

Soranekoさんのコメントですが、

また嫌儲の意味がわかってない記事か。もしくはわかってて炎上させようとしてんのかね。
コメントは素直だと思いますよ。
あまりクレジットカードの~さんに言及すると粘着っぽくて嫌なのでこの記事で終わりにしようかと思いますが、ひとりの読み手として最後に言っておくならタイトルは少々考えた方がいいでしょう。
もう定期読者も多いのだし、釣って、煽って続けてやっていくのかどうか。
意図的に狙ってるのだとしたらそれはそれで勝手ですが、判った上で浅くて黒いレトリックをやるのであればマッチョにどうぞ。
火のないところに煙は本当に立たないので。
特にブログの場合。

釣りが趣味ってんなら楽しいかもしれませんが、飽きられるのも早いですよ。


最後に、みんな大好きシロクマ先生の名言を引用しときます。

3.あと「文責」の問題。泡沫ブログには関係ないかもしれないけれど、一定以上のプレゼンスを担ったブログは、多かれ少なかれ意識しなければならないものだと思います。もちろん、品行方正を徹底させろとは言いませんよ、でも、恨みや悪意を集めやすそうなレトリックを多用してPVを集め、その恩恵に与っているブログは、その自己選択に対して一定の納得というか、観客やシステムに難癖をつける前段階として、内省なり(冥府魔道のレトリックに魂を売った人間としての)覚悟なりがあっても宜しいんじゃないか、とは思うのです。まあ、これは美学の問題なので、地獄のようなレトリックを吐きまくりつつ「私は悪くない悪くなーい、悪いのはいつもあいつら」と主張し続けるのもアリだとは思いますけどね。そういうキャラクターを目指すプレイヤーもいるでしょうし。
黒っぽいレトリックを駆使してPVを稼いでいるブロガーは、どこでブログを書いてもウンコまみれになるのでは - シロクマの屑籠
ウチはGoogle八分中なので何を書いたってPV変わりませんし煽りもしません。
釣りタイトルはそっとタブ閉じが常道。
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