shi3z氏「教養としてのプログラミング講座」

教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)

もの言わぬ機械とコミュニケーションする手段「プログラミング」。
コンピュータが隆盛を極めた今、もはやそれは身につけるべき教養だ。
この本は、一冊で優れたプログラマーの思考を習得することを目指す。
ジョブズゲイツ、現代の成功者はどんな世界を見ているのか?
enchantMOONでお馴染み清水亮氏の「プログラム?何それ?美味しいの?」なひと向けのプログラミングとはどういったものかという入門書。
実社会でプログラミングに全く馴染みがないひとを想定している(プログラムと聞くだけで鳥肌が…)を想定しているのか、実際の社会でもプログラミングに相当する行為や事象はあるんですよということがいろいろと出てきて例えば戦国時代の
信長は鉄砲隊を3列に分け、1列目が発砲するとすぐさま後ろに下がり、2列目はいつでも発砲できる態勢を維持、という戦術を編み出したと言われています。
実は、これはプログラマーが「バッファリング」と呼ぶ技術。

P32

などというお話に始まり、アルゴリズムや最後の章では元々あるプログラムの塊をブロックのように組むことでプログラムできるMOONBlockで実際に簡単なプログラムを作ってみよう、という構成になってる。
MOONBlock

クリストファー・スタイナー「アルゴリズムが世界を支配する」(物語や歴史好きの文系にお勧め)とジョン マコーミック「世界でもっとも強力な9のアルゴリズム」(少し専門的な話が好きなひと向け)を読んでからこの本を読んでしまったのだけれど、
教養としてのプログラミング講座→アルゴリズムが世界を支配する→世界でもっとも強力な9のアルゴリズム
という順で読むと入門から専門へ、概要から詳細へ移行していくので良い気がする。
なので個人的には物足りなかった。
二冊の前に読んでればなぁ、といった感じ。

薄いのでさくっと読み終わってしまう(昨日の帰りに買って、今朝読み終わった)。
プログラムとかアルゴリズムと聞くと立ちくらみがするひとには持ってこいの手軽な入門の一冊。
【関連過去記事】
クリストファー・スタイナー「アルゴリズムが世界を支配する」 - あざなえるなわのごとし

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム
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