noteに関するちょっとした会話劇

プチクリ!―好き=才能!電子版
語り手(以下、語)「……」

聞き手(以下、聞)「どうしたんです?お疲れですね?」

語「……そうだねー、ちょっとね」


聞「体調ですか?季節の変わり目ですからね」

語「それもあるけど。ちょっとネットに書きすぎだなーと思って」

聞「あぁ、note始めたんでしたっけ?」

クリエイターとユーザーを繋ぐ「note(ノート)」サービス開始 | ガジェット速報

語「そうなんだよね。ただ今一つどうやって使うかが、ね…」

聞「というと?」

語「んー、つまりあれってTWITTERみたいでもあり、ブログみたいでもあり。コンテンツが販売できるという意味ではGUMROADっぽくもある」

聞「そこがウリですよね?」

語「そう。でもさ、普通に生きてる健康優良一般市民にとってみれば「売る」コンテンツなんてそんなにあるわけじゃないんだよね」

聞「まぁ、そうでしょうね」

語「でもさ、「売る」機能を使わない、というのであればnoteって「よくあるSNS」なんだよね」

聞「んー、そうですかね、でもいろいろ褒めてる記事を見ますけどね」

語「そりゃあ褒めてる人らはそれなりに何かしらのネタを持ってたり、あるいはSNSで数百~数千人くらいの既存ネットワークを持っててその中で「合コンやりますー!」「売りますー!」「買いましたー!」「noteおもしろいー!」ってやってるんだからさ。でも大多数の数十~数百人くらいしかフォロワー(既存のネットワーク)がないひとが始めて「これ売ります!」→「シーン」「○○ってどう思いますか??」→「シーン」ってなんてたらそりゃあ面白くもなんともないし、だったら既に確立された仲間内でツイートしてるほうがマシだよ。今さら人気のないブログ始めるみたいなもんだよ」

聞「んー、まだ始まったばっかりですからねー」

語「確かに。これから増えていってどうなるか、だけれどね。」


WEAR/note
聞「ん?これはなんですか?」

語「一応ブログに挙げなかった小ネタをnoteに書いてみたんだけど」

聞「……ブログですね」

語「書いてることはブログと似通ってるからね。アフィが貼れないから画像も使えないし、結構めんどくさいよね。著作権無視でガンガン貼っていいなら楽だけど」

聞「それはダメでしょ笑」

語「だよねぇ。特に写真もないしだったら文字を書くしかないんだけれど、そうなるとブログで足りる。売るほどのものを書けるとも思えないし、書いて「買って―!」って叫んで全く反応がないならこれほど空しいものは無いものね」

聞「んー、話が戻りますけどつまり今「WEAR面白い」と言ってるのは一部の「売れる人」ということですよね」

語「そうだね。売り手にとってはとても面白いと思う。「売る」ための手段がとても容易に作れるシステムだから。純粋に買い手に徹する人にも面白いかもしれない。漫画家さんとかが単品でイラストとかマンガとかアーカイヴをバラ売りしたりしてるわけだし、細かい買い物には事欠かない。面白いと思えないのは売るモノがなく買うつもりもない人、だね」

聞「苦笑」

語「でも大概のひとってそうじゃないのかなぁ。「僕の記事をここから先読むなら100円払ってください」と書いて、100円払った先の記事がとても面白くなくても金を払ってるんだから「くそみたいな物書きやがってこのボケ!」と言われても仕方ないよね」

聞「普通のブログだと無料ですからね」

語「そーそ-。無料のブログを読んで文句言われたら「いやだったら読むなよ、金も払ってねぇくせによファック!」と中指突きたてられるけど100円でも課金すればそれはお客さんなんだもの。今みたいに新しいもの好き同士が既存ネットワークの仲間内でキャッキャウフフやってる分にはいいだろうけどさ。「ボクの秘密を知りたい人は……」とかさ。友だち同士なら面白いんじゃないの、そーいうのも」

聞「これからですかね、課金にまつわるトラブルは」

語「そうだねー。本格化していろいろな人が増えてくれば当然カオスが引き起こされるし……まずはそこまで増えるか否か、だけどね」


聞「今までのSNSと比べると少し参入障壁高い感じを受けますよね」

語「そーそー。だってSNSはいっぱいあるんだもの。おなかいっぱいでしょ、みんな?売りたい人には魅力的だけど単なるSNSとしてはどうかな」

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聞「あの「極東」のfinalvent氏でも51人ですね、フォロワー……」

語「まぁ、これからなんだよ、ほんと。結城先生がいろいろ試してて投げ銭システムとしての使い方なんかもやって見せてるけどね」

聞「…100円なんですね」

語「そうなんだよ。100円ってさ、実際のお金としては大した額じゃないけど、ネットで課金する額としては高く感じるんだよ」

聞「確かにそうですね。iTunesで映画レンタルが200円とかで出来たりもしますからね」

語「noteでコンテンツ二つ買うのとiTunesで映画レンタル一回がイコール……いや、イコールじゃない可能性が高い笑」


聞「文字コンテンツの価値ですね」

語「だからこそ「売れる」モノを持ってる人にはいいんだよ。マンガ一編、美少女の写真10枚、動画一本。そういう手持ちの札がないとね」

聞「どーなんですかね。成功しますかね?」

語「さーね。今のところは先は厳しそうだけど……だってウチも含めて自分なりのコンテンツを持ってないマジョリティは売りたい買いたいなんて思ってないんだから。喜ぶのはプチクリマンセーのマイノリティだけっしょ」


聞「……という悲観的なオチで終わりましょうか。明日のネタは何ですか?」

語「明日は当然、例の本を読むのでその辺りを」

聞「おぉ、アレですね。では記事のギャラは湘南新宿ラインの19:20発大宮行き列車の3両目の網棚の上に置いておきます……」