マネタイズを考えないブロガーにとってのnoteというSNSについておもうこと

子供たち怒る怒る怒る
SNS noteを始めてしばらく経つ。
いろいろ思うところもあるので少しまとめてみたい。

はてな系noteアカウント雑感

noteの中のはてなな面々 - あざなえるなわのごとし
まずこちらの記事ではてなでブログやダイアリーをやっている人のnoteアカウントをざっくりまとめた。
別に「noteにはてな村を」ということではなく、ブログとnoteをやっている人の生態を見たかったというのと、あとはてなだと慣れているし語りやすい、というのもある。ほかのブログサービスの最近の傾向はあまり知らない。

https://note.mu/ayuo
トウフ系のあゆおさん。
こちらはブログでもメガネ男子を書いておられるので画が上手い。
アイコンで自由に使っていい眼鏡男子の画像をそれぞれ300円で販売中。
noteは絵を書ける人が強い印象がある。
投稿は2、フォロワーが9だけどもっとフォローされてもよいアカウント(今んとこ拡散手段が弱いね、noteは)。


画描きさん繋がりではてなではないけれど、
https://note.mu/kusakabeshi
kusakabeshiさん。
こちらは追記型のテキストノートやイラスト販売など行っていて、特に
Rode in the morning [making] | kusakabeshi | note
この投稿では時系列にカラーイラストの出来上がる過程をメイキングで見せていたりしてとても面白い見せ方をしてる。これをムービーでやるってのもありかもなー(よく漫画家のひとが原稿の制作過程を中継してたりする感じ)。
見せ方が上手いひとだなぁ、と思う(実にスマート)。


https://note.mu/fujipon
いつか電池が琥珀色のfujipon氏。
こちらはテキスト投稿ですべて無料note。
ブログとのネタの切り分けをどのあたりにしてるのかな?と興味があったりする。
無料なら、ブログでもnoteでもどちらに投稿してもいいにも拘らず「あえてnoteに」というものの理由ですね(ましてや複数ブログ運営で)。
63フォロワーで投稿6件のうち画像1、あとはすべてテキストという長文派。


https://note.mu/kanose
お馴染みkanose氏。
こちらは投稿が16でほとんどがnoteに対する言及なのも面白い。
有料で販売を……というよりもTwitterより長めでブログより短い思考を書きとめたり、リンク貼りをしてる感じか。
302フォロワーはさすが。

note系の投稿があるとブコメ欄によく出現してるけど(ウチもnote系はチェックするもんですからね)今日は増田に火消しと揶揄されてましたっけね。
kanoseはなんで
火消しっつーか、増田の意見は大体的外れっていうね。




マネタイズごっこ

さてさて。
雑感はこの辺にして本題に。
note.mu乞食

note.muで、プロじゃないから大したものは作れませんとか、プロだけど片手間に作ったものですとか言いながら、でも100円なら買ってくれるよね?みたいなこと書いてる奴。そんなの買う側から見たら、汚ねぇおっさんが鼻かんだテッシュみたいなもん引き取らされた上に、なんで金まで取られなきゃいけないんだよって話だかんな。

この増田の視点が狭窄視野というか価値観が旧態然としていて面白いのだけれど、これの返しとしては「じゃあ同人誌即売会はどうなるねん?」とかいうツッコミがあるわけですが、市場原理というのは売りたい人間と買いたい人間がいてそこに通貨の受け渡しが存在すれば適宜成立する。

たとえば株にしろどんなクズ株でも買う奴も売るやつもいる。
下がった株を解ったうえで買って「クオリティガ―」は本来おかしい。
満足できないなら買わなきゃいい*1


inujin氏がいい投稿をしてた。

そういやお金のやりとりだって、ごっこ遊びだったのを忘れてた。

いぬじん | note

inujin氏の指摘通り、noteでのマネタイズというのは今のところごっこ遊びなんですよね。
多く儲けてそれで生きていく拝金主義クリエイター野郎どもめ!!と増田は思うんだろうけれど、実際はそうじゃなく儲けた人は儲けた分、他のひとのコンテンツを買ってだからnoteの上でお金がグルグル回っている。
noteは、コンテンツ価値に対する正当な対価として……なんてものではなく、金もうけやマネタイズよりも仮想のごっこ遊びに感覚は近い。
今のところはそんな感じなんすよね。
もちろん全部ではないのだろうけど今のところ「マネタイズによるコンテンツ評価と価値」みたいなことにはなってなくって夜店とか学園祭とか同人誌即売会みたいなノリでお金が流通してるしそう思える金額しか(コンテンツ1つ辺り)動かない。

だからnoteの外から見て、キャッキャウフフだとか信者のコミュニティと言われりゃあそうなんだろうなぁ、と。
それはTwitterなんかも同じ、SNSは概ねキャッキャウフフですけどね。


https://note.mu/yuyatan_sato
小説家の佐藤友哉氏がnoteで何か独自の小説企画をやろうとしていたり、
https://note.mu/sinjowkazma
新城カズマ氏もいろいろと考えているみたい。
特に新城氏はこれまでもいろいろとやっているので散歩男爵出張所みたいで興味深い。

この場合は「儲けるため」ではなくて「閾値を儲けるための課金」か。
ミステリ小説を書いて問題編は無料、解答編は有料、とか。
別に読みたくなければ払わなくていい。
「無料で最後まで全部読ませろ」もおかしな話なんだから。


Ichiro WadaさんみたいにROM専のアカウントのひともいるし、fujipon氏みたいに第三のブログのように更新している人もいる。
ウチはnote100なんですが、Twitterをやってないので代わりに使ってるってのが大きい。

今のところブログのリンクを貼ってもひとケタ(以下)の流入しかないですけどね。

note向き不向き

noteってTwitterしかやってなくて、でも長い文章もたまには書きたいひとに向いてる。
そこそこアクセスのあるブログをやっている人間にとってのnoteというのはかなり微妙なもので「何かが言いたい、読んでほしい」のであれば既存のブログでいい。noteに書いても読まれてひとケタがせいぜい。
マネタイズ~と考えてもまず売れない。
98人フォロワーがいて100円の記事が売れないですからね。

コンテンツに関してまじめな長文よりも軽めで明るいネタ系、みたいな方がnoteはウケる。
笑えるエッセイ、みたいな(一番苦手なやつやん)。
気軽に課金する、っていう感じではないんすよね、重い記事は。

noteのイメージキャラクターを考えた | モフモフ | note
だからこーいうサークルノリみたいなね。
そりゃあはてな番外地のブコメだったらツッコまれますけどね。
温度が違うのだし。
でもnoteはこういう軽くい感じのノリが盛り上がるらしいコミュニティ形成みたいですよ、えぇ。
その輪の中にいないので何ともですがね。

……思うんだけど、note向いてないんじゃないだろうか。←書くもの全部重い、ノリが苦手

あざなえるはこう思った

noteは、始まったばっかりでまだまだコンテンツもひとも少ない。
なので、はてなが学校みたいに見慣れたいつものホテントリにいつものブクマ欄だとして、noteは新しく始めた習い事みたいに右を見ても左を見ても知り合いも友だちもいない。そこで知ってるアカウントを見つけると嬉しい、みたいな感じもあったりする。随分ベタですが。
とりまブログをやってる人は「絵が描ける」とかなら切り分けもできるんだろうけど。
何度も言うけれど記事系のfujipon氏なんかは「電池が」「琥珀色」「note」どうやって別けてるのかねー。
興味津々。

これからひともあるていど増えるだろうし、どう展開していくか沈むかはわからないけどアカウントだけ作って黙ってROMるってのもいい。
ROMだけなら口座もカードもいらない。

ということで気軽にnote「好き☆」してください。
別に告白と勘違いしたりしません(キモいなぁ……(via 御堂筋))。

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*1:軽い比喩なので「残余請求権者だぞ」とかそういうツッコミはなし