ブログがボヤを起こし、燃え尽きるまでの記録

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ブログで飯を食う
ただそれだけのことが麻呂にとって
恐怖であり、同時に存在の証明でもあった


一昨日のことなんだけど、嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げました
先日、このブログが燃え(ボヤ程度)その後いろいろ展開した。
ヲチしていたのだけれど、打つ手打つ手がどれも悪手で辟易とした。
そこで彼の手筋を振り返り、何が悪手だったのか?を考える。



※長くてめんどくさい人は「 Opening Trap ~悪手~」「Blunder ~敗着~」まで跳ばすのがおススメ

Open Game ~始まり~

sosukeblogは2013年10月28日に開設。

ガジェットが好きだが、知識はまだまだ初心者。

そんな理由で最近はもっぱらネットでガジェットに関して調べ物をする日々が続いています。

そんな中、ガジェット好きな先人たちのブログを拝見していて『自分でもちょっとやってみたいなぁ』といった
思いが芽生えたので、ブログを始めてみることにしました。

ブログ開設のご挨拶

その言葉通りどこにでもあるガジェット/IT系ブログでの開始。
いわゆるニュース転載とガジェットレビューと言う無難な記事が並びます。


そして2014年1月4日に年も明け決意を新たにします。

ただの日記でなく、情報発信としてブログを書いていくのであればこの考え方は非常に大切です。変化の激しい今の世の中で、その流れに飲み込まれずに情報を発信し続けていくのであれば、自分もそれに対応した変化をしていくことが必要です。

今までは何においても「なるべく変わらず、とりあえず安定が欲しい」と考えていたそうすけにとって、このブログを書き始めるというアクションも自らに変化を求めた小さな一歩でした。ですので、この1年間を通して過去の自分を笑えるほど、変わっていきたいと思います。そうすけは羽ばたくのです。”I can fly !” です。

2014年のブログ決意表明

彼にとっての「ブログ」とは単なる日記ではなく情報発信者としての礎だったのでしょう。
「変化の一年にしたい」
2014年頭にそう宣言した彼の転機が早くも訪れます。


Control Of The Center ~禁断の果実~

2014年3月29日
Amazonベーシックのキャリングケースは男の夢とロマンが詰め込める宝箱や!
この記事で、彼はホットエントリー入りを果たします。
ホットエントリーは表裏一体。
禁断の果実はてブ
ほとんどが無言(無能)ブックマークの典型的なブクマ欄の様相を呈したわけですが、この件で彼は欣喜雀躍します。

そのとき、はてブの燃え盛る裏面は見えませんでした。
悪鬼羅刹蔓延る修羅の棲処だというのに。
ホッテントリ入りしてから後悔した、事前にやっておくべきだった4つのこと

初めてのホッテントリ入りということでアクセス数の伸び方に興奮してしまい、気がつけば時間があればリアルタイムのアクセス状況を眺めている自分がいました(笑)

数回ホッテントリ入りやバズった経験があれば、もう少し冷静でいられたのかもしれませんが、なんせこれまで月間PVが10,000にも到達したことがなかったこのブログです。もうアクセス数が気になりすぎて、本来やるべき予定が全然手につきませんでした。

Opening Trap ~悪手~

一昨日のことなんだけど、嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げました
2014年4月16日。
彼は、二度目のホテントリを果たします。
それがこの記事。

以前から実はひっそりと意識していたんですが、将来はブログを収入のメインにして食べていきたいと真面目に考えています。そう、あくまで”将来は”です。

ただ最近、今の会社で働くことに自体に結構なストレスを感じていることに気が付きました。「会社辞めたい・・・」とか本気で考えています。その延長で「この際だから1年の猶予付きで本気でブログに没頭してみたい」なんて思ったので、思い切って嫁にその思いを告げてみました。

この記事で彼は多くの
ピーキーすぎておまえにゃ無理だよ」
そんな装備で大丈夫か?

の冷水コメントを浴びせられました。

とはいえ500を超えるコメントのうち「バカなの?死ぬの?」といった炎上につきもののコメントは見受けられず、どちらかと言えば
「なに言ってんだこいつ?」
といった冷笑を含んだ意見が多く寄せられた、と見るのが正しいでしょう。
これは、炎上とすらいえない。

燃えるほど宣言しているわけでもなく、独自の見解や意見もない。
ハッキリ言えば他人の人生なんて知ったこっちゃない、不安定な仕事だろうが勝手にやればいい。

困るのは嫁だけ。


Blunder ~敗着~

「ブログ飯」を目指すことに対しての反響を受けて感じたこと
昨日の今日だけど、やっぱブログ飯に挑むのはやめることにした
2014年4月17、18両日。
彼は、この二つの記事を上梓。

一昨日のことなんだけど、嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げましたなんて記事書いて、偉そうに「ブログ飯目指す!」とか言ってましたが、やめることにしました。
(中略)
理由は簡単です。急にブログを書くことが楽しくなくなってしまいました。「これだけ楽しいことなら仕事にしたい!」と強い気持ちを抱いていたわけですが、楽しくないんだったらわざわざ仕事にする意味もないです。以上。


真面目に発言したのに炎上した時、あなたが取るべき2つの行動
そしてさらに、
彼は自身の自称「炎上」からこのような「炎上対策」記事を挙げる。
語るほどのノウハウがあるはずもないのに。


「真面目に発言したのに炎上した時」というけれど、炎上のほとんどにおいて発言主は真面目であり、真面目/不真面目が正当性を保証しないということを理解できていない。
「真面目に言ったのだからそれが炎上するのはおかしい」
いや、それがまずおかしい。
態度がどうであろうが燃えるべき要素があるから燃える、それだけ。
真面目だったらなんでもかんでも許されるのか?

ましてや燃えていない。


そしてこの記事で挙げている「炎上したときにとるべき行動」
・沈黙しておく
・コメントをくれた人に絡みに行ってみる

という二つのパターンを挙げる。
しかし彼は炎上と呼べるほどの悪意を向けられているわけでもなく、なのに「絡みに行く」という行為を実際に行う


Fool's Mate ~敗着~

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そうすけブログの今後について

ココ最近ずーっとブログのことやら仕事のことやらを考えていて、何も手付かずの状態だったのですが、考える中でちょっとだけ前が見えてきたので書いておくことにします。あ、今回は単なる日記なので、興味のない方はそっとページを閉じて下さいね。
(中略)
やはり今の自分の(会社や仕事に縛られる)生き方には疑問がありますし、やりたいことや学びたいことがたくさんあるのも正直な事実です。ブログで飯を食べたいというのももちろんその一つですが、他にもやりたいことはもっとたくさんあります。やはりどうせならそれを思いっきりやって仕事に繋げることが理想であり、最大の課題です。

なので今後、このブログにはしばらくの間、自己実現を果たすための日々の記録(完全なるそうすけのライフログ)を綴っていくことにします

Post Mortem ~感想戦

では(自称)炎上から終了宣言に至るまでの手筋を考えてみる。


【1.「嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げました」】
まずこの記事での「原因」の読み違え。

この記事の「ブログで飯を食う」が根幹だと思われているが、本質はそこではなくこの記事の「嫁」こそがポイント。

もしこの記事が
「会社を辞めてブログで食っていきたいなーと思うんです」
という程度の記事なら黙殺されるか、ブクマも数十で止まった。
ところが近年のブクマユーザーの高年齢化にあたり
ノマド」「自己啓発」「嫁」「夫婦」「子供」
ホテントリしやすいバズワード

このタイトルにある
「嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げ」
というのは

A.「プロブロガーにいつかなりたい」

B.「仕事があって妻もいるのに、プロブロガーにいつかなると言ってみた」
AのタイトルよりもBのタイトルにある
「嫁に告げる」
というワードに、非常に釣り針が露骨なニュアンスがあるのが解る。

ここでもし「ブログで飯を食うこと自体じゃなく嫁にそれを言ったのが悪かったのか―」と考えていればその後の展開は変わっていたろう。


【2.やっぱりやめた】
そして炎上と感じ、即時宣言を取り下げる。
次の記事「やっぱりやめた」宣言を行った際のブクマ欄

ponako10
ちょっとこの書き方じゃ釣りになっちゃうよw っていう老婆心コメント

demodemodatte
コロコロ意見が代わると相手にされなくなるよ。突拍子もないことをいう場合でも一貫性がなきゃ……。

miyazawataichi
釣りエントリー→釈明エントリーで信頼を失う典型例。

というコメントを寄せられる。
読者としては「嫁に告げる=つまり本気」というつもりで読んで「でもお前にゃピーキーすぎて……」というコメントを付けたのに、翌日には
「みんながうるさいし燃えたからやめます」
ではそりゃあ信用を失い、結果「釣り」「炎上商法」だのと言われる。
本気って何?まじめって何?
情報発信って何?

ただの日記なら大人しくしてりゃあいい。
だが
「誰かに何か言いたい」
「オレはきちんと判断ができる」
「情報を発信できる」

というのであればそれを行い誇示してなんぼ。

だのに、翌日に撤回しておいて「真面目」だの「本気」だのそりゃあ自分に都合がよすぎる。


【3.SNSで絡む】
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ブログとコメントは繋がっているけれどハッキリ言えばコメントはコメントでしかない。
主はブログ、コメントは従。
コメントはブログにぶら下がり関係しているが、Twitterでの拡散はあくまでも情報導線のひとつ。
ところがここでブログ主は炎上したときの対策として、愚かにもTWITTERで自ブログを拡散している人物をエゴサーチして「拡散した理由」を直接メンションするなどという行為を挙げている。

ちなみに絡み方ですが、例えば「お前の言っていることは間違っている」なんてコメントをもらっているとしたら「どの辺が間違っていますか?」と淡々と聞いてみましょう。この際、冷静さを見失ってしまってはダメです。さすがに相手に失礼です。


謝ってくる人
これはまさか本人から絡まれるなんて思いもせず、ネット上で自分の思ったことを無責任に発言しちゃったパターンです。いざ本人から絡まれると「やばい、失礼なこと言っちゃったのかも」という思いに駆られ、謝ってきます。全然謝る必要は無いんですけどね。まあこちらは全然可愛いものです。


返信を返してこない人
これは完全に話になりません。自分の発言に対してまさか本人から直接連絡が来るとは思っていなくて、ビビってしまったパターンですね。

「相手にしていないだけだし」なんて言い訳する人もいるでしょうけど、それならそもそも何でコメントしたの?って思いますよね。相手にしていないなら、そもそもコメントする必要ないでしょ。まあこういう人は放っておきましょう。


自分の意見を言ってくる人
こういう人に出会えるとうれしいですね。とりあえずやりとりしてみる価値はあります。相手からどのような返事が来るかは分かりませんが、頂いた意見に対して、自分の考えを率直に伝えてみましょう。もともとその人なりの考えを持っていて、かつ興味があってあなたにコメントをくれている可能性が高いので、真面目にどういう理由でコメントしたのかを教えてくれたりします。

「相手に失礼」も何もブログの拡散導線にも拘らず自分のブログのリンクをツイートしている相手に因縁つけに行くような行為を「前向きな対策」と考えているのだから始末に悪い。
「え?お前どういうつもりで拡散してんの?なんで?どうしてそう思ったの?」
知るか。
そう思ったからそう拡散したに決まっとるやろうが。
自分の書いてること、やってることもマトモに理解できんのか???
「まあこちらは全然可愛いものです」
「まあこういう人は放っておきましょう」
「とりあえずやりとりしてみる価値はあります」

えーと、何さま?????
情報発信?
拡散している人に食ってかかり上から目線で見下げた記事を挙げて「情報発信していきます!」に矛盾があるって解ってない?
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この記事が敗着の一手。
徹底的に行為を貶め、自分の思考の浅薄さを露呈させた。
拡散すれば絡む、言及すれば理由を聞きに来る。
つまり「文句を付けている人間には、直接それなりに対応する」と。
へぇ。
ご自由に。


まとめれば、
・自身の炎上(ボヤ騒ぎ)の原因を理解できない
・他人の影響で簡単に意見を撤回してしまう
・他のSNSで絡みに行く(抑圧・対策)

特に、一番最後に関してはブログで情報発信をするうえで致命的なマイナス。

詰んでいたのだ、初めから*1

さて、彼がどのように今後ブログを運営していくかは知りませんが。
ウチは読みませんし、今後触れることもないでしょう。
絡みませんし、ブックもシュートもやりません。
それでは、またいずれ。

みなさん、ウチのブログはガンガン拡散してください。
ただし優しくね★

特に初めて炎上を経験した場合なんかは、よほどメンタル面が強くない限り、結構ボロボロにやられちゃったりします。そんな時は一度炎上元(ネット)から離れてゆっくりしましょう。その結果もうネットをする気にならなければそれはそれで良いですし、やっぱりもう1度と気力が戻ってくるのであれば、それもそれでOKです。

少なくとも炎上することを恐れるあまり、自分の言いたことが言えないなんて状態にはなりたくないものですね。

ジャック・ピノーのダイナミックチェス入門 (MAN TO MAN BOOKS)

*1:viaネテロ会長