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拳銃とメイドの国

小ネタ


この3Dプリンタで銃を作った人がすごい! 2014 - conflict error
体調を崩しましてね。
昨日はぶっ倒れてたんですよ。
で、夕方になってなんかテレビでも観るかと思ったらMXで「五時に夢中!」をやっててマツコデラックス若林史江が出てて、司会はふかわりょう
普段観ないんだけど、脳も使いたくないのでボケーっと熱に浮かされつつ若林史江の「私よりも身体がタルんでる人の方が抱かれたときに恥ずかしくない」とか持論を展開させているのをホヘーッと見てた。
そしたらこの3Dプリンタで銃を作ったニュースをやってましてね。
マツコが何を言うかなーと思ってたら
「法整備が追いついてない」
3Dプリンタは登録制にするべきだ」

みたいな話をしだして、いやいやさすがに熱でボーっとしてても、ちょっと引っかかった。


3Dプリンター銃 再発防止に法整備も検討 NHKニュース

なんかね、3Dプリンタで銃を造る、というのが製造の閾値を下げたという話であって、銃を造るっていう犯罪自体は昔からあったわけですよね。旋盤とかフライスマシンを使えば。

ところが3Dプリンタによってその作成の手間や費用が下がった、だから危険だ、と言いだしてる。
「き、金属製じゃない拳銃だって?!」
なんて驚かれても、いやいや、あんたVP70だとかグロックだとか結構歴史もあるやん、と。
モデルガンを改造拳銃にした摘発事件も毎年恒例行事みたいに起こってる。
「拳銃を作れるだって?!」
いやいや、3Dプリンタで削りだすよりモデルガンを改造する方がイージーワークな気が。
今回の件にしろ旋盤とかフライスマシンが押収物に写りこんでましたけど……。


こういう「○○出来るから規制すべきだ」みたいな話は、当然そういうマツコみたいに「よく解らないけど危険性があるなら規制しとけ」という方々から出るんだろうし、海外では犯罪にも使われているそうで、こうなってくると「違法3Dプリンタ所持の疑いで逮捕」なんて事件が起きたりするわけですかね。
マツコみたいに「よく解らない新しい技術は危険性があるなら規制すべきだ」という考えって、そりゃあ一面的には正しいのだけれど、しかしツールを規制すればよくなるのかと言えばそれはそれで微妙な話。

別に3Dプリンタがあるから銃を一式作れます、というわけではなくて銃弾や火薬の方が問題だろ、と。
とはいえ、そちらを管理しても、ある程度のリーサルウェポンは造れるんだろうけれども。
一時期、暴対法が強くなって市場に拳銃が流れ出した、なんてあったけれど犯罪行為って行おうと言う意志があるから行われるのであって、悪用されるからツールが悪い、は何かおかしい。

そういう「法を掲げることで抑止力を産む」ことを期待したい方々により整備は進んでいくんでしょう。
今回の件にしろ、この「拳銃とメイドの国」を叫ぶチャールトン・ヘストンの生まれ変わりのような彼が「日本に銃を!」とまるでア○トニオ猪木みたいなことを実践したからで、旋盤の技術を学んだりしてフライスマシンでゴリゴリ金属削ってたのだし、3Dプリンタがなくても彼ならいずれ何かしらやらかしてた感がしなくもないわけですよ。
3Dプリンタさえあればど素人でも簡単に拳銃を造ることが出来る、なんていう思い込みベースでいろいろと動いているとそれは実に気持ちが悪い。

もちろん警察は
「銃器に容易に改造できるものは銃器として取り締まる」
「銃器に容易に作成できるものは登録制にするべき」

が基本方針だろうけれども。

別に3Dプリンタを擁護する意図があるわけじゃないけど、かつて宮崎某が捕まったときに「オタクと言うモノは皆、犯罪者予備軍だ」みたいな風潮になって、以前から快く思っていなかった人々によってそのまま有害図書だとかがあった歴史もあったのだけれど、もちろん宮崎某がそうだったからといってオタク=犯罪者予備軍なんてのは偏見にすぎないのだけれど、3Dプリンタによってクリエイターの閾値が下がって新たな~とかいろいろ言われだしているこの時期にまたひとりのバカのせいで、なにか不自由になっていく世の中を見るのは実に気持ちが悪いな、と感じる次第なわけです。

単なるツールも、使い手がバカならツール自体が叩かれるわけですね。
拳銃の設計図を手に入れるのに利用されたり、犯罪の温床になっているインターネットを先に規制すべきだろうにな。
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