西尾維新「非業伝」を読み終わった

悲業伝 (講談社ノベルス)

強い自意識を抱え続けてきた十三歳の少女・手袋鵬喜。魔法少女製造課課長・酸ヶ湯原作に才能を見出され、変人揃いのチーム『サマー』に配属されることに。しかし、四国全住民失踪事件の捜査に訪れた英雄・空々空により、彼女の世界と自己愛は、粉々に破壊されてしまう。特別な自分に返り咲くために必要なのは、究極魔法―!?一方、地球撲滅軍の才女・氷上竝生と最凶科学者・左右左危は暴走した最終兵器『悲恋』を追って四国を目指す。魔法と科学、相反する力の一騎打ちが始まる!

※特にネタバレも気にせず

地球vs人類の悲〇伝シリーズ。
1.悲鳴伝
2.悲痛伝
3.悲惨伝
4.悲報伝
5.非業伝

と名前に数字が入った作品も5作目。
西尾維新「悲痛伝」を読み終わった - あざなえるなわのごとし
西尾維新「悲惨伝」を読み終わった - あざなえるなわのごとし
西尾維新「悲報伝」を読み終わった - あざなえるなわのごとし

過去の感想もこれだけある。


四国に乗り込んだ地球撲滅軍第九機動室室長・空々空は置いておいて、今回は魔法少女ストローク」こと手袋鵬喜と、空々空のバックアップを勤めていた秘書の氷上竝生と地球撲滅軍の科学者 左右左危が四国に乗り込み、そこそこの年齢なのに魔女のコスプレで空を飛び回り、黒衣の魔法少女に追われ、サイズが合ってない魔法少女の衣装をピチピチに着てるお姐さん2人組はそのルックスで変態に勘違いされ引かれる、と言う中身になってる。
相変わらずの語り口の冗長っぷりで、500ページかけて描くのが、魔法少女とコスプレ年増(というほどでも無いが作中では比較的に)の二人が空々空の戦地後を巡り、魔法少女から逃げて逃げて逃げる四国巡り。
話としては、これまでのおさらいと言うか主人公 空々空が四国で不幸を振りまきまくっている間に「一方その頃〜」と言った感じに、その裏で何が行われていたかを描いているので、作中時間的には悲報伝の終わり部分からさほど進みもしない。
本編の裏、B面的な内容。

とはいえ、ようやく「魔法少女とは?」「魔女とは?」「究極魔法とは?」などという四国ゲームの輪郭が幾つか明らかになり、最終的な落としどころが見え始めたのは進んだ部分かも知れない。
一冊が500ページ近くあるノベルスで五冊目で総2,500ページですか...。
これで完結していないし次の非録伝でも完結しなさそうな雰囲気でこのままだと3,000ページ越えるのか。
もう後には引けない、途中で止められない、止まらない。


では、次回西尾維新「非録伝」を読み終わった】でお会いしましょう。