2007年に中国のネット掲示板に書かれた20の言葉

喜んで騙される人々 - Hagex-day info

1.今居眠りすれば、あなたは夢をみる。今学習すれば、あなたは夢が叶う。
2.あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。
3.勉強に励む苦しさは今だけであり、勉強しなかった苦しさは一生続く。
4.明日やるのではなく今日やろう。
5.時間は絶えず去りつつある。
6.学習は時間がないからできないものではなく、努力が欠くからできないものである。
7.幸福には順位はないが、成功には順位がある。 
8.学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである。
9.学習する事が人生の全てとは言わないが、学習すらできぬものに何ができるのであろうか。
10.人より早く起き、人より努力して、初めて成功の味を真に噛みしめる事ができる。
11.怠惰な人が成功する事は決してない、真に成功を収める者は徹底した自己管理と忍耐力が必須である。
12.時間が過ぎるのはとてもはやい。
13.今の涎は将来の涙となる。
14.犬の様に学び、紳士の様に遊べ。
15.今日歩けば、明日は走るしかない。
16.一番現実的な人は、自分の未来に投資する。
17.教育の優劣が収入の優劣。
18.過ぎ去った今日は二度と帰ってこない。
19.今この瞬間も相手は読書をして力を身につけている。
20.努力無しに結果無し。

ハーバード大学の壁に書かれた二十の言葉」
このデマが席巻したのは上記hagex氏の記事にあるように二年半前のこと。
今日、つらつらとニュースアプリAntennaを立ち上げていたら、これまたhagexdaysでお馴染み旅ラボで……
佐々木俊尚氏編集長の旅ラボ・言い訳しながらデマエピソード「ハーバード大学の図書館落書き」を取り上げる - Hagex-day info
と書こうと思ったらモロ被り……(今気づいたヨ~~)。
早いですねw


で、まぁ、旅ラボはhagex氏に任せますが、ググるとこの「ハーバード」云々を貼ってる記事がわんさかでてくる。その一部を以下、
ハーバード大学の図書館に書かれた言葉 | 埼玉で朝活!自分磨きをはじめよう「埼玉biz garden(ビズガーデン)」

1分で やる気スイッチ

世界トップレベルの頭脳が集まる、ハーバード大学。ここの図書館の壁に書いてある言葉が熱い! そこには、人生に対する熱いメッセージが込められていた。

去年七月。虚偽などの指摘は文中無し。
今だデマ拡散中。


ハーバード大学の図書館にある20個の落書きがエリートすぎると世界中が称賛 | CuRAZY

言わずと知れたハーバード大学の図書館に書かれているとされる20個の落書きが、4年前に世界中で話題になった。
2年前から2chをはじめとして日本でも出回ったので知っている人も多いだろうが、感動するほどグッとくる言葉が並んでいる。

ちなみにこの件でハーバード大学に問合せが殺到し、ハーバード大学側は否定している模様

「否定している模様」→「感動するほどグッとくる」
……いや、もうそれってウソって解ったうえで書いとるやん。


ハーバード大学図書館の壁に書かれた落書き(名言)が凄い!(英語と日本語訳) | 英語学習日記 | 英語脳.NET

すごくいい内容ではないでしょうか!

しかし実はこれ、ハーバードの図書館に書いてあるというのは事実ではないらしいです。

一時期、中国の受験生の間で流行ったものだそうで、チェーンメール的にお互いを励ますネタとして広まったものだそうです。

ちょっと残念ですが、内容としては素晴らしいものなので良しとしましょう!

良しとしましょう!良しとしましょう!良しとしましょう!


『ハーバード大学の図書館の張り紙』はデマだった | techgirl.jp

私もすごく感銘を受けた一人なのですが、たとえこの言葉が本物の『ハーバード大学の図書館の張り紙』ではなくとも、これらを心に刻んでいきていこうと思いました。
(中略)
とても素晴らしい内容だと思います。

この噂は特に中国で流れていたようですが、日本人にも、というか、世界中どこでも当てはまる内容だと思います。

それでは、ハーバード大学には、このような、金言格言が無いのかというと、そんなことはありません。

ハーバード大学では、モットーとして、『Veritas -Truth(真実)』という言葉を掲げ、大学の紋章にも刻まれています。

ハーバードがモットーとして「真実」を掲げてると挙げてるのにデマを「素晴らしいのでデマでもいいです」って……。
ハーバードが本当に掲げてるのは「真実」なのにニセのデマの方が耳心地が良いから真実をないがしろにする、と言うことですかね。
これは香ばしい。


いいデマなら広めても構わない、というのは何やら見かける話。
でもだったらハーバードなんて切り離せばいい話なんですよ。
「この言葉はいい言葉だ!」というなら「学習に関する20の名言」にでもすればいい。
本来の「2007年に中国のネット掲示板に書かれた」と正直に書けばいい。
しかし「ハーバード」という看板は欲しい。
なにせあるとないとでクリック率が違う。
バズるなら「ハーバード」という肩書がある方がいいに決まってる。
「2007年に中国のネット掲示板に書かれた」なんて書いたらクリック率は上がらない。
そのうえでデマをデマとして広め、一応「デマと言われてます」という注釈はつけて「それでも良い言葉だ」などと書いてしまう。
だってもともと「2007年に中国のネット掲示板に書かれた」ということは中国のどっかの一般人が書いた言葉ですよね。
ハーバードとは看板の質が違う。
そういうブログのアクセス稼ぎ、釣り思考・指向が「バズるならなんだっていい」とデマでもなんでもそれっぽければいいのだ、と情報の質を低下させていく日本のネットは今日も平和ですね、とネタ被ったので被ってないところだけ以上挙げました。

米ハーバード大図書館朝4時 猛勉学生たちで満席は本当か : J-CASTニュース

ハーバード大図書館のウェブサイトには「Q&Aコーナー」があり、「20の教訓が図書館に壁に書かれていると聞いたが、どこに行けば見られるのか」との質問が投稿されていた。これに対する図書館側の回答は、「インターネット上、特に中国で流れていたうわさにすぎず、壁にモットーや教訓は一切掲げられていません」。さらにそこには、「うわさ」に関するこれまでの経緯をまとめたサイトのリンクも掲載されていた。
そのサイトを見ると、「ハーバード大学図書館の学習スペースで、朝4時に壁に書かれた落書き」という話が2007年、中国のネット掲示板上に登場した。この「落書き」が、どうやら「20の教訓」にすり替わって伝えられるようになったという。教訓はもともと中国語で書かれており、その英訳が数パターンつくられた。調べてみると、ある中国語サイトで2008年12月6日付の記事として、「20の教訓」を紹介している事例が見つかった。
4年前にでっちあげられたうわさ話が、めぐりめぐって和訳され、今頃になって日本を騒がせたというわけだ。

2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い ネットで人々をとりこにする40の手口 (アスキー新書)