草食系男子も空から女の子が落ちてくれば恋に落ちるかも知れない

※雑談
すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)
草食系男子の増加は「メモリの無駄使い」が原因? - Ust's Diary
そもそも草食系ってなんやろうなーと、

草食系男子の定義は論者によって異なる。深澤は、「草食男子」を、『恋愛に「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」』と定義した。森岡は「草食系男子」を、「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと」と定義した。牛窪の定義は深澤の『平成男子図鑑』の論旨とほぼ同様。森岡は、その後、「草食系男子とは、心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」と再定義した

草食系 - Wikipedia

んー、なんか漠然としている。
みなさんカテゴライズ大好きだから漠然としたジャンリングでもそれなりの印象論で稼働できる。
深澤:恋愛に「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」
森岡:新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと
森岡:草食系男子とは、心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと

まず大事なのは「恋愛に「縁がない」わけではない」ってとこですかね。
つまり非モテは草食系男子と呼ばれない可能性が高い。
深澤真紀言うところの「恋愛に縁があるが肉欲に淡泊」という定義に始まって、森岡正博の「優しい男性」「肉食系ではない」という漠然としたイメージになり、さらには「心が優しく」「傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子」となっている。
そもそも「傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子」などと言うのは誰だって大概そう。
これって「肉欲に対しての従順度」を外面的に出すのか、それとも内に秘めているのか、元々嫌悪感があるのか、さまざまあるものを漠然とひと括りに「草食系」としてしまったのだろう。
あにはからんや。

・恋愛<セックス、という肉食系がおり、草食系が置かれ相対化された。

・恋愛の概念の果ては本来結婚ではないし、その過程にセックスもない。

・本来的(生物的)には、セックスは快楽ではなくて子作りが主眼ですから結婚の先にセックスはあるけど、恋愛の軸には無い。

・それが混同されたのは、自由恋愛主義が持ち込まれ広まり、コンドームによってセックスから子作りの要素が排除され快楽だけが抽出されたからですかね。その快楽だけを追い求め、セルフィッシュジーンにインプリンティングされたリビドーに忠実に腰を振ろうと、恋愛感情よりもセックスセックスセックスモニカーな肉食系と言う身も蓋も無い快楽主義に対して、ドライでニヒリズムをベースにした草食系が相対するのは自明の理。

・もちろん戦前の夜這の慣例などを見ればセックスの快楽は人間の根源的な娯楽として(遺伝子の目論見通り)普及していたのでしょうけれど。

・1980年代の村西とおるらが隆盛を極めたAVブームなどによってレンタルのアダルトビデオが発達し、独りで性欲が処理できるようなツールが次々発展し、XVIDEOSやDMMアダルトでの動画DL販売やTENGAなどコミュニケーションが苦手で、あえて異性とコミュニケーションしなくてもそれなりに過ごせる世界になった今、本来の「人間が生み増えるためにセックスは気持ちよくできている」筈がその快楽だけをとりだされ、肉欲だけを満たす「肉食系」と恋愛やコミュニケーションに奥手でセックスにも非積極的な「草食系」などという漠然としたジャンリングが確立した。
どっちもどっちですが。


・元記事では知的な活動や注力を傾けるべきコンテンツが充実し、だから恋愛に向けるリソースが削られている、と。
そういう側面があることは否めないですけれども、本来的には人間の根本のレゾンデートルは「産めよ増やせよ地に満ちよ」ですから。
「恋愛にまで興味がない男子」とのことなので森岡氏の言う「恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」に近いニュアンスでしょう。


・とはいえ幾らコンテンツにリソースを使おうがち○こは起つ。
「今日めっちゃアニメ見たわ―。全然○起しないわ―」とかいう事態にはならない。

・あれはあれ、それはそれ。

・確かに文化的な活動もリビドーを源泉としたりするわけですが、わき上がるリビドーを抑えるのにキャプテンアースの合体シーンでねじ込まれるドリルのディテールを見たって足しにはならない。

・混同して「セックスがしたい→恋愛をしよう」という方もいらっしゃるでしょうけど(肉食的発想)、最近言われている草食系と言うのは
「男女間であえてコミュニケーションを確立させるという面倒をしたくない」
ようにも見えるのですよね。


・恋愛できれば越したことはない。歩いてて空から女の子が降りてくればいいのに、残念ながらカップ酒飲んだオッサンにぶつかられるのが関の山。

・だからってコンパに出かけたりする気はない。

非モテだし、女の子が引くぐらいクソダサいし。

・もしサークルとか、オフ会とか、Twitterなんかで知りあったりして、声をかけて仲良くなれそうなら会ってみたい。

・モテたいとは思うけど、自分からは行かない。

・だから願望がないわけじゃない、枯れてるわけじゃない。

・だってコンテンツを消化するので忙しいだけ。


・「興味がない」わけじゃなくて「興味があるけど方法がない」「あえて恋愛なんて気力はない」「そんな勇気がない」「わからない」「現実の女性はめんどくさい」「コンテンツで満たされてる(と言い聞かせてる)」そういうことなのかなー、と思わなくもない。

・消極的に、偶発的に、たまたま、どこぞの美少女なりと知り合う機会があれば草食系と呼ばれている男性でも普通に恋に燃える可能性はあると思うんだけれども。

・ところが現実の女性は、多くが恋愛至上主義で、小さいころから漫画やドラマなどで「ステキな恋愛」をさんざインプリンティングされてるのでミスマッチは必然だし、だからそれなりにノウハウをつんだナンパ師が寄ってくればそこそこの釣果を上げることもできる。

・チャラいナンパ野郎はコンテンツでも常に脇役で悪役だけど、目の前でギミックを使われて持ち上げられればそれなりに「ま、いっか」って感じにもなるらしい(と聞いた)。

・とはいえ多くのナンパ師はセックスだけが目的ですが。

・現実とそれなりに折り合いをつけてしまう器用さがあるのでしょうね。


・既に女性とお付き合いしてる草食系男子は、この流れでは割愛してますが「恋愛にドライ」「セックスにドライ」という感じですかね。

・それは想像との誤差を考えてなのか、それとも価値観がすりかえられているのか。

・本来的にはドライであれ関係性をキチンと保持できてるなら問題はないわけですが。激しい愛情を感じなければその関係性は間違ってる、と言うことも無いでしょうし。

・とはいえ互いの願望とのミスマッチは充分にありえる話。
……語ると長いのでこんなもので。


かくて日本は人口の減少に歯止めもかからず、小坂明子が歌ったようなステキな家族にはなりえない現実はまざまざと見えていて、今の世の中で子どもを多く育てる苦労と離婚の話ばかりが聞こえてくる。

恋愛至上主義が無かったころは、男と女をくっ付けるのは「御隠居さんの紹介」だの「お見合い」だのだったわけでそれで世界は回ってた。ところが恋愛至上主義が持ち込まれ、自由恋愛と自由意志を優先させた結果、子どもは減るわ結婚しないわ、しまいにゃコンテンツ消化が忙しいとか言い出してしまった。
……これは、月一で彼氏の欲しい女性を砲台かなんかから撃ち上げるイベントを開くべきではないかと。

・結婚して、子供を二人作って社会的にはようやくトントンの+-0。

・結婚して、子供を三人作って社会的にはようやく+1。

・この、いまの社会で、子供三人育てて、なんて、いやはや……クラクラする。


非モテだし、恋愛語るがらでもないのでこんなもので。
梅雨明けですね。

岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」 - YouTube