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人間が牛乳を飲むのは不自然か?

小ネタ

詐欺にひっかからないように、詭弁を見抜ける力を身につけたい - オタク女子と大学教員の日常〜絵日記で綴る結婚生活〜

モコ:「牛乳を飲むのは人間にとって不自然な行為だから、飲まないほうがいいんだってよ」
きょ:「どうして飲まないほうがいいの?」
モコ:「だって牛乳は牛の乳でしょ。人間が飲むのは不自然なんだって。」
きょ:「なぜ不自然な行為をしてはいけない?」
モコ:「え・・・」
きょ:「どうして?」
モコ:「わからない」

詭弁を見抜こう、と言うリンク記事の例として挙げられている会話。
その後の顛末が書いてなかったので補完。







この会話の場合「牛の乳を飲むのは不自然」が是になるのであれば、そもそも人間が何を食すのが「自然」と定義できるかが必要で、「人が魚を食べるのは自然か?理由は何か?」「人が肉を食べるのは自然か?理由は何か?」など限りなく出てくる。
牛乳→子牛が飲むものである、を前提にした自然/不自然で語るととても筋が悪い。
それを言うならはちみつを人間が食べるのだっておかしい。
卵だってトリの繁殖のために産むのに、それを人間が食べるのは不自然だろう。
生き物を殺して食べるのは自然なのか。だとすれば自然とは何か。
人が生きる上で何かを食べるというのは不自然と言えば不自然な行為だし、それが摂理であるというなら自然な行為。
生物的本能なのか、倫理か、感情か。
何をもって自然/不自然を判断するのか。
……と考えれば詭弁は通じない、ということでいいのかしら?(こんな感じですか)


「不自然だから」と聞いて「あぁ、そうなのか」と考えるか「不自然と言うことは反対に何が自然なの?」と考えるのかでその後の展開が違う気がする。
人間が行う行為で「不自然」でも行っていることなんて山ほどあるわけですから。
詭弁と言うなら、もっと前段から確証が難しい前提を置いた上で理論展開して「○○なんです」とやられればこれは難しい。
そういうときに保留できる判断力があればいいとは思うけれど。


ちなみに牛乳が身体に悪い、と言うのは時折流れる話。
公益財団法人 骨粗鬆症財団

国内外の骨粗鬆症に関する専門家が集まる学会で、「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という報告は行われていません。
 逆に、「牛乳をたくさん飲むとカルシウムの摂取につながり、骨粗鬆症の予防に有効である」との研究結果が、世界中の多くの研究者や医師により報告されています。国内では、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量減少を抑えるという検証結果が発表されています(2002年度厚生労働省科学研究など)。
(中略)
牛乳に含まれているタンパク質の約80%を占める「カゼイン」が胃の中に入ると、胃酸やタンパク質を分解する酵素ペプシン)のはたらきでいったん固まりますが、その後ゆっくりと確実に分解(消化)されます。
 タンパク質が酸などの作用で固まる現象を「凝集」と呼びます。凝集によって消化酵素がはたらきにくくなると考えるのは間違いです。

などなど。
リンク先で丁寧に書いている。
牛乳はGHQが広めた害毒だ!と言う方もいらっしゃいますが、いやはや。
そーいう本まで出ているし。
飲みたくないなら飲まなきゃあいいのではないかと。
カルシウムならヒジキでも食ってりゃあいい。

よし!牛乳に相談だ!

3篇 牛乳に相談だ CM 2005-2007年 川島海荷 「キス」「チョーク」「ライオン ...

あ、ちなみに乳糖不耐症なんであまり飲みませんが(たまに飲むらな「アカディ」とか)。
蒜山ジャージー牛乳(無均質・無調整)