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経験豊富な肉食系女子の恋愛論に感じる違和感

「イケメンに限る」という逃げはもうやめよう!渋谷のナンパ師によるナンパ術 | nanapi [ナナピ]
逃げてるわけではなく本当に興味が無いだけだという……。







この手の記事を読んで思うのだけれど、ホントにナンパの技術しかない。
ナンパ師ってナンパの技術論は多く語れても、別に恋愛のベテランというわけではない。
なにせナンパをして、ナンパをし続けているわけで、もし恋愛をしながらなら他の女性と遊ぶのが前提の恋愛しかできない上にどの恋愛もナンパ、ということになって、これはもうなかなかしんどい。

でも多くのキッズたちは、ナンパ術ではなくて単に誰か一人でも女性と知り合ったり、話して仲良くなりたい、付き合いたいだけであって、ナンパ術を知って次から次へと女性をとっかえひっかえしたいわけでもない(そういう願望のひとは素直にナンパ術にハマればよろしい)。
交流がある女性って同時接続が多いと疲れるし大変ですからね(いや、えぇ、その……ねぇ)
いろんな女性とアドレス交換して、連絡とって。
マメな人はすごいと素直に感心する。憧れないけど。

しかもナンパに抵抗のある男がナンパで引っ掛かる女性と付き合うという逆説は「でもナンパで引っ掛かるってことは他の男のナンパにだって」などこじらせる原因で、そりゃあ後にも上手く行かない。
ナンパで女性をひっかけ肉体的精神的に遊ぶ目的以外でなら、誰か一人と付き合いを始めて、ナンパ師を即卒業せざるを得ないわけだが、実際そんなわけもなく、ナンパ野郎は飽きもせず延々ナンパを繰り返し続け飽きるまで遊び続ける。
ゲーム、娯楽として技術を確立しナンパが成立してしまえば、それは恋愛と同軸ではない。

どれだけキレイに言って見せてもナンパはナンパ。

声をかけやすい女性の特徴って?

と単なるナンパ目的での物色技術論って、もはやモノとしてしか観てない。
対象の女性に人格や尊厳が無い。
あ、そりゃあナンパだものね(納得)。
引っ掛かる女性もそれを好むのだろうし、それはそれでいいと思うけど、行為を美化されてもね。

経験豊富な肉食系女子の恋愛論に感じる違和感

恋愛経験豊富な肉食系で自称”100人の男性を食いつくした肉食系女子がキャッチフレーズのギャルモデルなんかが、
「アタシに言わせれば恋愛って言うのは」
などと語りたがる光景を見るたびに香ばしいなぁ、と思う。

その恋愛論は山ほどの男女関係を失敗したうえでの死屍累々の失敗談の上に成り立っているわけで、
「100校受けてすべて不合格だったあたしの受験論」
「100社の会社を潰したワシの会社哲学」

こういうものは読み物としては面白い。
なにせことごとく失敗してるんだから。
失敗談を読んで反面教師として教訓にはできる。
でも実際役に立つのは、
「一代で会社を成功させた社長の経営哲学」
「一人の人と結婚までうまくいく恋愛の心得」
「一発合格間違いなしの受験テク」

と言った成功論ではないのかなぁ。


経験者=語るべきものがある、と勘違いされる向きがあるけれど、経験者であれその経験を生かして次に成功に結び付けられていないならその経験は生かされていないわけで、だのにその経験だけを前面に出して
肉食系女子○○が語るアグレッシブ恋愛論」
が重宝されてしまう恋愛ビジネス業界と言うのは、実に業が深いと感じる。
実際は、失敗事例集でしかないわけだけれど。

そういう女性が
「男を食ってる=勝ち」
と考えると書いてるのを読んだ。100人食ってるから大勝利らしい。

勝利条件ってのはモノの捉え方でしかない。
実際的な勝ちや負けなんて本来はない。
もし無理やり設定するなら、このひとと一緒にいたいと思える相手と出会ったのに「男100人食いました」という看板で疎遠になってしまえばそれは負けと言えるかもしれない。でもそんな女性は「そんな程度で受け入れてくれないような男はいらない」と解釈して自己流の不敗神話を続けるのだろう。
勝ち負けってのは実際が伴わなくても己が決めるものだ、と言うのが良くわかる。

山ほどパコらなくても、一人と出会って幸せに日々過ごせれば充分「勝ち」じゃないのかねぇ。


...と、もはや男女の関係性を一から作るのに疲れた独身男は思うのでした。
新たな出会いとかいらん……。
「恋愛が上手く行って結婚したわけでもないのに語ってる」ブーメラン。
しょせんは、ダサくて非モテですからね*1
好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

*1:実際を伴わず閾値を下げる卑怯な行為とも読めますが、こう言われたので利用してます。言われたのは事実ですから