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海賊・ライブ音源の楽しみ方

すとーりーず
一昔前は、新宿も怪しいところが多くて。
今だとBEAMSLAD MUSICIANがある通りには、NIKEショップの上に裏ビデオ屋があったり、
大ガードの思い出横丁脇に裏本屋が堂々と営業してたり、
今やラーメン激戦区の小滝橋通りには海賊盤ショップが多く並んでた。
海外のライヴを録音したCDとかテレビを録画したVHSとか。
石原都政が「新宿浄化作戦」とか言ってそういう店は軒並み潰れ、今でも多少は残ってますが。
なぜか今はタワレコに並んでたりもする。







中でもYoutubeの影響は大きい。
昔ならライブの映像や音源は、そう言う海賊版屋かMTV(Vibe)を観たり、
あるいは海外サイトで、mp3がpm3に拡張子を変えられて公開されてるブート音源を探すうちに何となく英語が得意になったり。
そう言う文化もすっかり廃れました。


日本のバンドでライブ音源を公開する例ってあまり見ない。
極々たま~にありますけど。

向井秀徳率いるZAZEN BOYSはライブ音源を公開することが多い。
CDにしてある日比谷野音の音源なんかもあります(会場限定だったのにiTunes売ってるなぁ)。

かなり音質も良好な一枚。
日比谷野音の場合は屋外なので、日比谷公園の吹きつける風と徐々に暗くなる中、窓の明かりが灯ってる高層ビルがあってそれをみながら「あー、まだ働いてんだなー」とか思いながらライヴをみると言う乙なもの。
ナンバーガール時代から日比谷野音は定期的にやってる。
この音源のKIMOCHI冒頭の「森の精霊たちと戯れたいものでございます」だの、ちょっとアルコール回ってる向井のMCも良い感じの必聴盤になってる。

ZAZEN BOYS/半透明少女関係 - YouTube


向井秀徳情報
↑※フリーダウンロードページ

先日、ZAZENの音源が久々に公開された。
ZIPなどないmp3ままなので落とすのは少々めんどくさいですが。

ZAZENのライヴ音源って、iTunesの「LIVE AT YAON」と「Live At Shibuya」
あとは、以前公開されていた2006年5月28日沖縄、2010年5月5日大阪心斎橋、2004年2月26日東京、2007年のツアーMATSURI SESSIONなど。
今は公開終了してます。


「Live At 大牟田ふじ」と題されて21曲。
2014年8月23日のライブより。
ライヴ音源らしく音圧が弱いし、高いところと低いところがごっそりないのはこんなもの。
チープな海賊盤的ライブ音源は、あくまで「ライブ感を垣間見る」だけの音なので、それ自体をじっくり鑑賞しましょうと言うクオリティはあまりない。
ライブ盤として出すものは鑑賞に耐えうるクオリティを出すために録音もしっかりしてるわけですがそう言うモノとは違います。
音漏れを楽しむような感じと言いますか。


バンドによって異なりますがライブの時に

  • CDに忠実に演奏する
  • アドリブやアレンジが多い

どちらかの傾向があって、ZAZENは圧倒的に後者。

以前、KEANと言うギターレスバンドを見に行ったら「CDに忠実に演奏する」をやりすぎて、演奏じゃなくてCD聴いてるみたいな感じでだったらライヴじゃなくていいだろ、と思ったこともありますが、ライブってのはそう言うアドリブや音が外れたり、アレンジが随分変わってたり、あるいは耳だけでなくその会場の空気自体が音場になって音を聞くのではなく音を感じると言いますか、CD以上の何かを体感しに行くものだと思っております。


2.サンドペーパーざらざら(アルバム「すとーりーず」収録)ではキーボードが不協和音鳴らしまくっていて、この音だけで随分印象が変わる。
MCがのってるのは11.安眠棒のところ。
なぜか向井が通販番組みたいに「本日は三十八万四千円のところをこのネット通販先着三名様に十二万四千円にてご提供しております」だの「アマゾンは30パーセント引き」とか口でサンプリング的な技法と「ぼ、ぼ、ぼ、ぼっ、棒」などスクラッチをやってる。
難しい言い方をすればジョンケージのラジオミュージックをアドリブでやってる感じと言いますか。

最新型、裏原宿系のZAZENBOYSが垣間見れるそんな音源。
ニューウェーブっぽい20.Asobiで終わってるのも面白い。


これを聴いて興味を持ったら気軽にライブに行ってみるのも良いのではないでしょうか。
ZAZENは、そんなに暴れるような感じでもないので。
初めてでも、ビール飲んで空いてるところでテキトーにクネクネ踊ってれば充分楽しい。

ZAZEN BOYS - COLD BEAT - YouTube