読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「狼の口 ヴォルフスムント」もセール対象!是非読んで鬱な気分になろう!

Kindle マンガ

角川の電子書籍がセールだとかで、それはいいんだけど読んでもない本でリスト作ったりだとか、単にアフィリエイト貼ってるだけ。
誰でも作れる、それwww
そーいう記事ばっかりだから、レベルが低いってはてなブロ....あ!

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (ビームコミックス(ハルタ))
久慈 光久「狼の口  ヴォルフスムント」もセール対象ですよ、みなさん!
1冊214円の特価。
好みは分かれる作品ですが個人的には是非おススメしたい。

……そっか、エンターブレインも対象になるのか。
角川で欲しいのないけど、エンターブレインならあるなぁ....。
(「しあわせのかたち」が214円?!)




【広告】




狼の口と圧制者

舞台は、14世紀初頭のアルプス地方。
ドイツイタリアを結ぶアルプス山脈の要所ザンクト・ゴットハルト峠。

そこにある「狼の口」と呼ばれる関所を越えようとさまざまな人々が訪れる。
しかしその関所は厳しく小さな隠し事や不正も見逃さない。
圧制者ハプスブルグ家に立ち向かう民衆による反乱の芽も摘み取られる。


お話としてはこの関所を越えようとするひとびとと、それを阻止する代官ヴォルフラム。
そして無数の死体。
結構な残酷描写で、しかも話は抑圧される人々の方に感情移入するように出来てる。
だから

関所を通ろうと計画する主人公
→何とか通過
→にやりと笑うヴォルフラム
→捕まって拷問
→残酷に殺される主人公の死体が見せしめにさらされる

という展開が続きカタルシスが無い。
ひたすら続く鬱展開。
しかし徐々に徐々に、巻を重ねるごとに反乱の芽は育ち、やがて民衆が立ちあがり狼の口に戦いを挑むことに……。

オレの屍を超えていけ

作画はしっかりしてる。
見た目は中世だし、鎧も山ほど出てくるしファンタジーですが、中身は全くファンタジーが無い。
ともかくひとが死ぬし、痛い。
残酷描写は、沙村の「ブラッドハーレーの馬車」辺りを連想してもらえれば近い。
(これもなかなかにひどい名作ですが)
ブラッドハーレーの馬車
拷問、拷問、拷問、見せしめの死体晒し、斬首と、ともかく痛々しい。
そういう無残な死体が積み上がるほど悪役ヴォルフラムへの憎しみが高まるようにできてる。


前半がそう言う死体の積み重ねで、中盤以降に反乱が見え始め、ようやく狼の口との対決へ。
無残に死んでいった仲間たちの恨みを晴らすために油に焼かれ、矢が刺さり、腕がちぎれ、仲間の死体を踏んでその先へ進む人々。関所「狼の口」と代官ヴォルフラムを倒すために。

今月14日に遂に第六巻発売で、ようやくカタルシスが得られるか?と待ちかまえているところへセール対象ですから、読むなら今がちょうどいい。
詐欺とかステマとかサクラじゃないんで(別にウチのアフィじゃなくていい)是非読んでいただきたいお勧めの作品。

狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス(ハルタ))

狼の口 ヴォルフスムント 3巻 (ビームコミックス(ハルタ))

狼の口 ヴォルフスムント 4巻 (ビームコミックス(ハルタ))

狼の口 ヴォルフスムント 5巻 (ビームコミックス(ハルタ))