バラエティでは、ガチの勝負をしなくてもよい

Heartful Song Covers (ALBUM+DVD)
特に書くほどでもないので今まで書いてなかったですが関ジャニの仕分け∞は、小学生に見えるお母さんの仕分けチャレンジやってたころから観てる。
小学生とか柔軟企画とかは観ないんですが。

MayJ.も最初はどこの誰やねん、って感じでしたが。
レリゴー売れてよかったですね。



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関ジャニの仕分け∞のカラオケ得点対決を見て感じた違和感 - ネットの海の渚にて
元々あの企画ってタイトルを見ていただくと解るんですがどちらの歌が上手いかではなくて
「カラオケの採点機で高得点な方はどちらなのか仕分けしてください」
という企画なんですよ。

演出的には対決メインですがあくまでも仕分けがメイン。
この辺は食玩についてるガムを考えてもらえれば。
あれだけ小さくてもガムがメインで食玩はおまけ。

「ぴったんこカンカン」だってVTRが9割でクイズの意味もほとんどないですが、あれも「毎回豪華なスペシャルゲストを招き、日本全国の絶品グルメ&穴場スポットを巡り、そこで起きたハプニングをクイズ問題として出題」という企画を掲げてるクイズ番組。
それが無ければただの旅ブラVTR番組ですからね。


カラオケマシンでご本人出てきて負けてモヤッとするのは理解できるんですが「仕分け」という企画意図には沿ってる。
もし「どちらが上手いか?」ということだと問題あるんですがあくまでも
「カラオケバトルの勝敗を仕分けする企画」
なんですね。

バラエティは隙があるから成立する


2012年に松崎しげるが登場して「愛のメモリー」を歌ってましたが、見事に負けまして。
あの方はアレンジがすごいから、そりゃあ負ける。

ようはこの番組の企画が「歌うま」ではなくて「機械採点の最適化」を競うものだとするなら納得できるのだが、番組の説明を読むと「歌うま小学生がプロ歌手に挑戦」となっているわけでやっぱりモヤモヤする。

上手さって主観による。
そーするとそこそこ権威のあるキダタローとか平尾昌晃揃えなきゃならない。
あるいはお客さんの投票という民主主義。
でも「上手さ」って個人の主観によるところが大きいし、それで勝ち負けを決めるのは難しい。
格闘技にしろそうだけど審判やルール次第で試合なんてどうとでもなる。

そうじゃなく「機械で高い得点を出し合う」というお遊びだからいいんですよ。


もしプロの、ベテラン歌手が、実力勝負で戦ったとする。
お客さんの投票で、もし負けたらその番組への出演ってメリットないでしょう?
小学生に、お客さんの投票で負けるとか。

ベテランのプロの歌手がアレンジしまくって、小学生のまだアレンジもヘタな歌とを同じ土俵でやっても判定が主観だと印象や前提知識などがあるプロ相手に素人はまず勝てない。
アレンジ入ってる時点で比べること自体難しい。

反対にプロが本業で素人に負ければどうするのか、と。


勝って当たり前、負けて大怪我。
プロには何のメリットもないし出ないですよ。
それって面白くないんですよ、バラエティ企画として。
ガチすぎて隙がない。


ガチじゃないバラエティのカラオケ対決だから大物が新譜のプロモーションで出る。
負けても「だってカラオケマシンだからさ」と言いわけが効く。
カラオケマシンはアレンジ理解できないから負けちゃいましたねーと言える。
あくまでバラエティのワンコーナー。
だって歌自体は上手かったでしょう?
それを理解できない機械の最適化勝負なんだし負けて当然っしょ。

そこに「隙」がある。
この「隙」が大事なわけです。

本気の勝負じゃないから夢がかなう

クイズ☆タレント名鑑 史上最大ガチ相撲トーナメント 2011 春場所×秋場所 [DVD]
「ラスタとんねるず」で格闘家を使った「ジャイアント将棋」という企画「クイズタレント名鑑」でガチ相撲企画を過去にやりましたけど、アレらにしろ「バカでかいグローブをつけてのボクシング」「相撲」という「本来の強さ以外の企画勝負」だからこそ成立するわけで、本気の格闘家が格闘トーナメントやるのはプロのリングだけ。
あくまで「刃牙っぽいなんでもありトーナメント風」だからこそバラエティで出来る。
オーフレイムとボビー・オロゴン、草野仁が総合格闘技なら同じトーナメントに並べられないけど、相撲だからこそ出来るし、そういうバラエティの企画でも格闘技好きにはプロ格闘家が相撲でどれだけの実力を見せるのかわくわくする。

ガチの格闘企画ならこのメンツは無理なんですよ。
だってみんなプロなんですから。

とんねるずが「スポーツ王は俺だ!」とかで毎年色々やってますけど、あれもプロ相手にいろいろと素人がやるからバラエティなわけだしプロ相手に勝てなくて当たり前。
もしとんねるずが勝っても助っ人だとかルールだとかに負けた、ということになる。
平手でやることは無い。

PK対決だってサッカーだと負けるけど、PKだから素人にも勝てるチャンスがある。


そういう可能性があるから面白いしバラエティとして成立する。
体育会系TVとかね。
全部そーいう感じです。
実力が実力として出ないのはおかしい、ではバラエティ成立しないんですね。



上田正樹なんてカラオケ100%勝てないですからw
もはや原型が……そしてこのサムネイルwww
アレンジの枠を超えて、もはや人力リミックス。


なので「カラオケ対決」はあんなもんですよ。
番組の中でのローカルな実力対決を楽しむ。
そういうパラダイムが前提の番組なんです。


松崎しげるは、カラオケで負けたけど、別に勝つためにカラオケに合わせるつもりなんてさらさらなくって、好き放題歌って負けて見せた。
「変に企画に迎合せず会場にいるお客さんに歌を聴かせる」という考えで歌ったから負けた。
歌手歴が長いほど自分の歌に飽きるので。

でも負けても松崎しげるって上手いなーと言う記憶は視聴者とお客さんに残した。
勝てなくてもメリットはあるわけです。
カラオケで勝って手に入る名誉なんて微々たるもの。

・仕分けがメイン、対決は企画
・隙があるからバラエティは面白い
・実力勝負や本業でないから(アレンジがあるから)プロが素人と戦える
・プロが本業で素人と競ってもメリットがない


もしよければテレ東の「THEカラオケバトル」で頑張ってるさくらまやも見てあげてくださいw

THEカラオケ★バトル|テレビ東京

カラオケクイーンさくらまやと歌おう! まや☆カラ