キングコング西野 "差し入れ拒否"→炎上→杉江松恋とゴタゴタ の一部始終(中立版)

嫌われ西野、ニューヨークへ行く


まとめ、というのはまとめ主によってどうとでもなってしまう、という典型的な偏向まとめ。

別にネタ自体はどーでもいいのだけれど、偏向まとめで「確かに!」と思ってしまう人を減らすために注釈を入れつつ、肩入れせずに中立な目で経緯をまとめてみたい。
しょーもないことからも、学べることはあります。
※少し長いですが、偏向を減らしたいのであえて実際のツイートを多用しております



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第1ラウンド

上のまとめを一度読んでもいいですが。
まずミステリクラスタにはおなじみライター・批評家の杉江松恋氏が、キングコング西野のニュースを非公式RT。


これは正直、杉江氏の打ち手が悪い。
タレントとファンの間の話ですし、ファンが納得すればいい話。
外からとやかく言っても仕方ない。
こんなもんニュースにすんなよ、と思うが。

西野の「僕は、僕のことは僕が決めます」「ファンと僕との間のことですから」で終わってればよかった。
だが、ここから続いてしまった。

第2ラウンド


西野が杉江氏に中古家電を送る、と言いだした。
これは非常におかしい。

差し入れの話のはずだったのに相手に中古家電を送る、と言うのは意味が違う。

・ファンです→差し入れ渡します
・ファンになりました→中古家電を送ります

これが同じではない。
ファン→タレント
の話がここで、
西野→杉江
になってしまった。
もはや返しが子供のケンカ。

第3ラウンド



ファンが無駄にでかくて暖まらないこたつを送るのかしら?
ファンです、と言えばあらゆる行為が正当化されるわけではない。
しかも杉江氏が引かないもんだから布団も、と言い出す。
いい年した大人が威嚇......。

第4ラウンド

杉江氏がこたつを貰うと言い出したら杉江氏のフォロワーが「あ、ボク貰う」と言う話になり出してまたややこしい。


これに対し西野ファンが欣喜雀躍。
いや、もう筋が悪すぎて何とも……。
「キンコン西野が杉江松恋のファン」という関係性は、出来たばかりの(単に西野が嫌がらせしたいから作った口実)の上に、贈り物が「大きく暖まらないコタツ」「ふとん」という難癖なのにそれを他の人にあげると杉江氏が言い出したのを見て鬼の首を取ったかのようにドヤ顔。

「完全論破」ってのは、筋の違うことでドヤ顔をするものらしい(メモ)。

「差し入れをもらう/もらわない」の話と「もらったものを人にあげる/あげない」は別の話。
余計な方に転がり始めた。

第5ラウンド


差し入れとして芸人に大型家電を送るのは「気持ちをもらう」ことだそうです。

第6ラウンド

で、杉江氏が連ツイを投下。











連ツイを要約すると、
・ニュースを見て読み違えしてました。すいません
・でもフェイスブックに書いてたように家電送るのっておかしくない?
・差し入れと家電は違うだろうし送りつけるのって恫喝じゃね?

以下、詳しく。


差し入れに関しては2にある

「迷惑」と表現するのは言いすぎではないか

と言う部分だったと。
ここで最初の筋の悪さを認めている。
元々がニュースだったので自分の認識が間違っていました、と。

時に『差し入れ』はいろんな人を困らせる。
そんなものを貰っても僕は全然嬉しくない。
とても迷惑だ。

(中略)
こんなことをTwitterで呟いたら、こんなコメントが届いた。

「敢えて買って渡すというのはやはりその人からの愛だと思うので同じくらい価値あるものだと思います。渡すことに意義があると思うので。両手塞がってももらうのが礼儀だと思います」

渡すことに意義があるそうで、両手が塞がっててももらうのが礼儀だと、この人は言う。
なので、

「DMで住所を教えてください。中古の冷蔵庫を2~3個送ります。
少し音はうるさいですが、よく冷えるイイやつです!」

とお返事をしたら、そこでパタリとやりとりが終わった。
つまり、そういうことだと思う。
親切がいつでも喜ばれると思ったら大間違いだ。
たとえそれが親切であろうと、迷惑なものは迷惑だ。
…と考えている僕のような人もいる。

フェイスブックにキンコン西野が書いた記事のこのエピソード。
「ファンからの差し入れ」と「お古を相手に送る」ことは違うことであり、「ファン→芸人」と「芸人→素人」への同じ送る行為でも意味合いが全く異なる(ファンからの差し入れは全て中古家電を送られるのと同意とでもいうことか?)と言うところへ話をずらした。
「思い知らせるために嫌がらせみたいに家電を送りつけると脅すやり口ってどうなの?」
といったわけです。
やり口は、西野→杉江氏へのこたつと同じ方法論。

第7ラウンド

ところが。

うん。
杉江氏の「自分の不手際を〜」と発言してるのに西野は読まずにここでバカにしてみせる。

ダラダラ説明してる→バカじゃないの?

と書くことでポジションが上ですよ、と誇示してみせる。
既に不手際認めて杉江氏は一歩下がったのに気づいてない。

ここで話が、差し入れを受け取ることの是非から
「差し入れを批判してくる相手に中古家電を送りつける(と脅す)」
行為の是非に変わってる。

しかしキンコン西野のやり方は、膝を突き合わせるのではなく、いかに相手よりも去勢を張るからしく相手のツイートを読まない。
西野もファンも含めそれを読まずに最後まで「差し入れを受け取ることの是非」で話が続く。

第8ラウンド



この時点でも自分の行為が「プレゼント」だと言い張る、と。
とっとと手を引けばいのに。

杉江氏も相手が連ツイ無視してるから噛み合わない。
すれ違い、堂々巡り。

第9ラウンド


キングコング西野という人は、ツイッターで意見してきた相手に冷蔵庫五つ送りつけるのが「相手に良かれ」と思っているのかしら。

判定


もちろんキチンと経緯を読めている人たちもいる。

ファンってのはそんなもんでしょう。
上のまとめも含め、歪めて見ている。
見たくないものは見ない。
勘違いしていれば平和ですし。

総括

今回の件は、この方のツイートが非常に的を得ていた。




その通り。

杉江氏の連ツイをキチンと読んでいるとこういう見解になる。
同じ事象なのに見る側が違えば風景が全く異なる。

前半は、杉江氏がいまひとつ。
だが「送りつける〜」以降はキンコン西野の打ち筋がどうしようもない。
なので以降はバカにして、煽り、ファンの声をRTするだけ。
中古家電を嫌がらせに送りつけるのにマトモな論旨なんてないですから当然。

双方のTLを見ると分かりますが、杉江氏は自分のフォロワーの同調する意見をRTしたりはしないで最後まで自分の意見だけで一人でやり取りを行ってる。
キンコン西野は、自分に同調するツイートをRTすることで自分の正しさを保証したいんでしょうが、反対意見は一切スルーしてる時点でもう。

バカにすることでしか自分を保てない人を相手に、論旨をいくらキチンと解いて議論したって無駄ってことです。
話し合うつもりも相手の意見を聞くつもりもないんだから。
そしてこういう人のファンをやっているならそれはそれで同情することもない。
好きでファンやってる。




御意。
でもいいんですよ。
傷つくのも失望するのも含めてファンなんですから。

今回の学びとしては
「バカにして見せ、周囲に自分が上に立ってるとアピールする人と議論しても無駄」
炎上する奴は炎上するそれなりの理由がある。

こちらからは以上です。
杉江氏の新刊でも読むわ。

路地裏の迷宮踏査 (キイ・ライブラリー)