【ヒカキン】YOUTUBERがウザい5つの理由って?!

10周年記念BEST ALBUM「もう少しまじめにやっておくべきだった」

ブッチNEWS - みんなが嫌いなYouTuber:ロマン優光連載18

編集氏からもヒカキンさんに対するディス発言が届き、「まあ、みんながそういうならどれだけつまらないか試しに見てみよう」と色々と見てみてみました。確かに面白くなかったです。でも、結論から言えば面白くないからこそ人気があるのかと。
 ヒカキンさんのやってることはクラスの人気者程度のレベル。思いつきでなんかやって、たまに面白そうな顔芸もどきをする程度。確かに笑いとしてのレベルは低いです。でも、これでいいんですよ。高いレベルのお笑いなんてものを求めてる人なんて世の中そんなに居ないんですよ、多分。

すごーく同意。
Youtuberってのはウザい。
でもどうしてウザいのか?考えてみる。
※タイトルもYoutuberっぽい感じにしてみました




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1.語りかけてくるからウザい

http://www.flickr.com/photos/47422005@N04/5666065982
photo by DonkeyHotey

Youtuberはなぜか語りかけてくる。
アレが、非常にウザい。
よく知らんのに語りかけられるのはウザい。

たとえば漫才では、二人の人間がステージで会話を行っていて、それを横で聞いている感覚になって受け入れやすい。
・演者→→観客
ではなく
・(演者→←演者)←観客
だから観やすい。

一人だけのスタンドアップコメディが日本でなかなか広まらないのは、あの語りかけへの抵抗感があるように思う。

R-1 TAIGA お前だれだよ - YouTube
グイグイ来るTAIGAはウザいw

語りかけは、距離感を縮める。
でもそれは相手が受け入れている場合。
受け入れていない相手に語りかければ、距離感の踏み込み具合で反発される。
なれなれしい、めんどくさい、ウザい。

AMラジオのDJも、初めて聴いたときは、話しかけてくる感じに寒さとか、それなりに疎外感があって内輪ウケかよ、と思うけれど何となく聴いているといつの間にか受け入れて、自分が内輪の中にいるように感じ、すると語りかけからウザさがなくなる。
一対一のような気持ちになると、一層ハマる。
だからこそ深夜のAMラジオにディープなリスナーが多い。

2.クラスの人気者レベルだからウザい


ロマン優光氏が

ヒカキンさんのやってることはクラスの人気者程度のレベル

と書いているけど、これは実に言い得て妙。

クラスの面白いやつってのは、学校のクラスと言う周知のセカイの中だからこそ面白い。
「○○先生のモノマネ」
で爆笑できるのは同じセカイと価値観を共有しているからに他ならない。
だからニコ動だろうがYoutuberだろうがクオリティが低くつまらなくても、その低さを受け入れた価値観が前提としてあって、その上で「ヒカキンって超面白い」になる。


お笑いってのは笑わせることに特化した専門・技術職。
でもヒカキンとかYoutuberは別に笑わせる職業じゃない。
単に「何となく愉快な動画を上げてる」ってだけなので笑いのセンスやクオリティが低いのは当然。それで評価されたわけでもない。

参入者が増え全体の「Youtuber、ネット動画に求める面白さ」のクオリティが上がるとヒカキンは「前は面白かった」と言う過去の名前とファンに囲まれ食っていくしかないかもしれない。
そのころには会社でも立ち上げてるかもしれませんが。

3.マネタイズ(金儲け)丸出しでウザい

http://www.flickr.com/photos/10506540@N07/5437288053
photo by stevendepolo

検索ワードを狙うから、今話題のことに食い付く。
今話題のことばかりだから、レスポンス重視でコンテンツは薄くなる。

そもそも、動画は活字と比較すれば情報密度が薄い。
その上キーワードに対応するためレスポンス重視。
「今話題の」キーワードを取り上げ、ネタにして動画を作成。
レスポンスはマネタイズにはいいのかもしれないが、動画のクオリティは上がらない。

ましてや動画制作のプロでもなく、なにかのレビューをする技術や見識があるわけでもなくあくまでも一般人の意見を言うメディアだから情報の密度も精度も低い。
5分の動画を観るのと1分で読める記事で、記事の方が情報が多いなんてよくある話。

今、動画メディアをやってるYoutuberで「単に趣味で」なんてひとは目立たず数少ないマネタイズの成功例ばかりが言われる。
その辺はブログのマネタイズ勢と大差ない。
どこの世界でも「金が儲かる」と言う声はデカい。

ましてやその代表が、ヒカキンやマックス・パズドラ課金炎上・むらい(&ミックス)なんだから「Youtuberは金儲け目当て」と言われるのは仕方ないのかもしれないし「あの程度の連中で稼げるなら~」と色々声が上がるのはブルーオーシャンの定め。

4.大げさすぎてウザい

http://www.flickr.com/photos/74288833@N00/508796085
photo by merfam

やぁ、みんなひろみちお兄さんだよ!
と子供番組のおにいさんおねえさんは、オーバーリアクションでハキハキしゃべる。
動作が大きくハッキリ喋る、と言うのは周囲によく伝わる。
だがそんな必要はないと感じるひとらには動作が大きすぎるし、大げさ。
そんな万人向けのわかりやすさがキモでそれを求めないひとはそもそも見ない。

わかりやすく、ハキハキと元気よく、ウザいぐらい押しが強く。
それを好む人がいて、そういう人にそのわかりやすさは受け入れられる。
海外のコメディみたいな、あぁいうげさなアピール力がウケる。

こうやっていろいろ並べると欧米的ですよね。
アクが強くベタでわかりやすい。
質の低いモンティパイソンみたいな。

5.サムネイルがウザい

http://www.flickr.com/photos/24868378@N00/2930889727
photo by jaaron
Youtuberってのは大概ウザいサムネイルを使ってる。

美的感覚がない……楽天の商品ページみたいなウザさ&安っぽさがある。
しかし裏を返せばそれだけ目立つ、と言うことでもある。

ブログで「「読まれる」記事タイトルの付け方」なんて方法論をたまに(最近減ったが)見かけるけれど、アレと同じく「目立つためのサムネイルの作成方法」という方法論がYoutuberの間にあってその方法論で「サムネイルに情報を入れ込みクリックさせやすくする」を実践するとあぁ言うウザいものが出来上がる。
反対に上品なサムネイル、シンプルなサムネイルでは目立たない埋もれてしまう。
たとえウザくても、記憶に残るものを。
「愛しいアップルパイへ」なんてウザすぎるけれど、印象に残るとの同じ。


いやー、にしてもひとつ観終わって画面にヒカキンのサムネイルが12個並ぶウザさってのは格段のモノがありますねぇ(試してみるとよくわかる)。

まとめ

マックスむらい ピクチャーマグネット 全7種セット 奇譚クラブ ガチャポン
最近、ニコ生とかYoutubeが面白いしテレビを観ても内輪ウケだ、という声を聞く。
でもニコ生とかYoutubeとかのネット動画媒体の個人コンテンツホルダーって、現状内輪ウケをやらないと持たないクオリティが大半。
テレビが内輪で面白くない、じゃなくテレビも内輪だしネットも内輪だけど同じ内輪ならネットの方がいいって言うことなんですよ。
距離が近いから。

テレビの内輪はあくまでもモニターの向こうの「内輪」
ネット動画の内輪は自分を含めての「内輪」
コメントを書き、感想を言い、リクエストしたりできる内輪。
だからその内輪にハマる。

高等数学はわからないし生活に必要ないからいらないというのと同じで、わからないから必要ないとか価値がないとかいうのでは絶対にないですから。「わかりやすさだけ」を求めてると文化は衰退していくだけです。
今、ヒカキンさんに夢中な子供たちの中には一生ヒカキンさんでいい人もいれば、色々な笑いの表現を知っていくなかでYouTubeにあげてしまった自分のヒカキンなりきり動画を生涯の不覚として身悶えることになる人もいるでしょう。

わかりやすいことは良いことだ。

それが今の価値観。
だから要約されたまとめサイトや、Twitterとか軽薄で短縮されたコンテンツなんかがもてはやされる。長文ブログなんて旧時代の遺物。

文化的な価値はどうであれ、Youtuberが1本5~10分程度の薄いコンテンツで弾幕を張って、質より回転力で勝負するってのは時代にあってる戦い方なんだろう。
10年、100年後に残るコンテンツを作ってるわけじゃあない。
映画やマンガは、100年後ですら見られるかもしれないけど。
誰が100年後にマックスむらいのパズドラ攻略を観るんだか(風俗資料としての価値しかない)。
ブログだってひとのことは言えないけど、それなりのクオリティを持った記事ってのは存在する。


テレビコンテンツの技術は「いかにマスに訴えかけるか?」「多様性」だったけれどネット動画の場合は「いかに内輪に取り込むか?」「特化」と言う真逆のベクトル。
果たしてネット動画界がどうなっていくかは知りませんけども、とりまYoutube界隈のコンテンツクオリティの向上をお祈りしております。
ネット動画に特化したお笑いプロダクションでも立ち上げたいな……。


今のままだと小中学生相手のボンボン、コロコロと変わらない。
そーいう辺りもウザいのかもしれない。


リットン調査団 コント ネタ - YouTube