なぜ底辺マネタイズブロガーは死体になって転がらないのか?

サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法
なぜ底辺YouTuberは死体になって転がるのか? | ネットラジオ BS@もてもてラジ袋
底辺Youtuberは床に転がるらしいが、考えてみるとブログで「マネタイズが―」「SEOがー」「プロブロガーがーがー」という連中が転がっているのをあまり見ない。
どんなに「こいつ文章とか一切才能感じないわ―」というヤツでもどっこい生きてたりする。
露骨に金儲けに浅ましい輩も生き続けてる。
あれってなんだろう?と考えてみるとなかなか嫌な感じだったんで以下にまとめてみる。




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動画のリソースコスト

プロブロガーとか言うひとは記事にリソースを使わない。
大概、薄い記事を山ほど更新する。
薄利多売が信条。
マネタイズがーというひとの記事は大概薄っぺらい。
しまいにゃ画像だけでいいとか言い出す。

ダハヤが更新速度が早いだとかなんだとかドヤっって書いてたが、要はマネタイズ/プロブロガーに必要な条件は「いかに記事を量産するか」にある。
その中身云々にこだわるよりも量を。
質より回転率を。
読み込むための深さよりもひと眼でわかるインパクトを。

中身はとりまその日のニュース、あと前日のテレビの書き起こし、最近のグルメ。
それを転載しコピペし、アフィを貼り、一丁上がり。
そう言うブログを見てるとひとつの記事で5分とか10分とかか。
大量生産し、そしてその記事をTwitterなどで拡散する。

しかしYoutuberはひとつの動画を五分でサクサク作ってというわけにはいかない。
動画10分ならまず準備をして10分かけて撮影し、編集・加工しそして仕上げ、やっとこさ公開できる。
しかも数打ったって当たるとは限らない。
ブログは数書けばカスみたいな中身でも、検索エンジンにSEO的なレベルで引っ掛かり、アクセスを稼げるが動画の場合そうもいかない。
やはりある程度の質がないと再生回数は伸びない。
質を保つにはリソースが必要だし、それはブログ記事の比ではない。

底辺youtuberの実態【タイトル変更】 - Togetterまとめ

「好きなことで生きていこう」って言っているのに、好きなことじゃなくてラクなことで横着して生きていこうとしてるからこうなる

2014/11/18 15:51

このコメントが素晴らしく言い当てているが、好きなことを好きにやると言うのはマネタイズ云々ではない。
しかし横着してアクセス稼げる世界ではない。
だから底辺ばかりが増える。

チャンネルの広さ

http://www.flickr.com/photos/19381311@N00/262344824
photo by Hector Milla

「ブロガーでメシが―」というひとというのは大概複数のブログをやってる。
ブログひとつでも構わないはずなのに複数やる。
グーグルの広告は単純にブログひとつ辺り3つが制限だとして、ブログ2つやればそれが6つになる。
ブログを四つやれば広告が12になる。

そしてアクセスもひとつのブログがウケなくても、4つやってればそれなりのアクセスになる。
もし、ひとつでも当たれば成功。
ブログ100個作ってそれぞれに広告を貼ってるーなんて輩も見たことがあるが、そういう「小銭を合わせれば金持ち」という発想がそういう短絡的な行動に繋がる。

ひとつのブログすらウケない輩が幾つもやったってその中身はしれてる。
しかし幾つもやればネタによってはウケたりもする。
それこそYoutuber上位にいるようにニッチな情報を載せていたり。

現実世界では、仕事を始めるのにある程度の設備投資も必要だが、ネットではそれも必要ない。
だからこそ数をやることが可能になる。

ノウハウの有無

いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方
ブログ向けマネタイズノウハウは、Search Engine Optimizationがメイン。
検索エンジンでいかに検索結果で表示され、上位に行くか。
だからブログの中身、ということになると途端に精神論になって「質が~」「お客様に求められる~」みたいな漠然としたものにしかならない。
SEOは素晴らしいのだろうが、もともと文章力があるわけではないし、発想力などが優れているわけでもない。
だからSEOという技術話ばかりになって、SEOで金を稼ぎたい人間同士でアクセスを回す。

「広告の位置は」「クリック率を上げるには」
「アクセスを増やすには」「SNSを利用しよう」
そんな話ばかり書くから普通の読者は離れ、身内ばかりから褒められる。
同期だか身内だか知らないが、お互いにお互いを褒め合うしかない。
いずれ潰れるまでそれは続く。

Youtuberの動画ももちろんGoogleに引っ掛かるがその導線はまだまだ開拓の余地がある。
近年、マネタイズ系ブログが増えた背景には初心者が導入しやすい初心者向けSEOの存在がある。
それに比較してYoutuberの効率的な導線というのはまだまだノウハウが無く、自分で探る面が強い。
お手軽に始めることができ、ノウハウも確立しているブログはだから無駄で質の低いモノも多い。
そして当然ながら読み物としての質は伴わない。

パクってナンボ

必ず結果がでるブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意
無断転載行為を奨励し「キュレーション」という言葉で美化したのも、マネタイズ系ブログの隆盛を支えた一因として挙げられる。
たとえばブログAの記事で「おもしろ画像」があればそれをコピー。
自ブログに上げなおして記事にし「ソース:ブログA」と書いておけばオッケー。
「無断じゃない」と言いたいらしい。
しかしブログAの載せている画像は実はさまざまなところに上がっている画像の集合でブログAには画像ごとにソースが記載してあったのに、転載ブログにそれは無い。
借りパクの借りパクというか。

|∵|今好きになる。/HoneyWorks feat.初音ミク - YouTube

しかし動画の場合、そうもいかない。
アニメをまんま無断であげれば訴訟起こされたり、逮捕されたり。
動画の場合パクリは難しい。
ニコニコが発展した背景には、自コンテンツとしてあげることの可能な初音ミクなどのツールの存在もあった。
Youtubeにもそういう「安価にコンテンツを作成できるツール」があれば導入も容易だが。

おもしろさ

YouTubeで食べていく~「動画投稿」という生き方~ 光文社新書
ブログの場合の面白さというのも色々とあるが、それより混沌としているのはYoutuber界隈。
なにせHIKAKINやマックスむらいがトップの世界。
そんなセカイで、はたして何が「おもしろい」のか。

Youtuberになったはいいけれど何が面白いのかわからない
→HIKAKINを参考にしよう
→劣化版HIHAKINの大量発生。という地獄絵図。

この辺は「ブログアクセスを増やしたいならタイトルには~」というノウハウが流行ってからマネタイズブログのタイトルが似たようなものになり、記事の構造も同じようになったのにも近しい。

まとめ

http://www.flickr.com/photos/23119895@N00/4157325380
photo by marioanima

簡単に言えば
ブログの方がハードルが低く大量生産できるために小銭稼ぎが容易だから底辺マネタイズブロガーは増え続ける
というところでしょうか。
無料で始められ、あげておけば勝手に誰かが迷い込みお小遣いになる。
ひとつ数円でも100ブログ作れば100倍になる。
そういう発想ですから検索すると山ほどしょーーーーーーもないブログが引っ掛かるし、Googleはそういう品質の低いブログの順位を下げる努力をし続ける。

Youtuberだってお金目当てじゃなく自分が面白い動画を、ってつもりで始めてそれがたまたま当たってもウケてるひとが大半で金目当てでノウハウ探りつつやってるひとは多くが死んで屍拾うものなし。
ブログも最近はマネタイズ勢の勢いが強いですが……さていつまで続くんですかね。


HIKAKINもマックスむらいも過去のひとになる未来が来る日を、紅茶飲み乾して静かに待っております。
世界の終わり(primitive version)