ラザニアは、宇宙船サジタリウスで初めて知った

宇宙船サジタリウスの思いで。



「宇宙船サジタリウス」と言えばラナのラザニア。
当時、オーブンで焼けば食べられるラザニアって言うのを売っててハマった記憶がある。


それまでのスペースオペラと言えば格好いいヒーローが主人公で悪と戦うと言ったものが多く「SFとは」そう言うものだと思っていた。
ところが「宇宙船サジタリウス」にはムーミンみたいな登場人物が出て来て、職業はなんでも屋 宇宙便利舎の社員。
だからひとも探すし、野菜なんかも運んだりする。

宇宙船サジタリウス (ソノラマ文庫)
この小説も読んだわー。
手前がトッピー。
右がカエルみたいな子沢山のラナ。
左がアン教授を追いかけて仲間になるジラフ。
画にはないですが吟遊詩人のシビップ。
宇宙船サジタリウス Blu-ray BOX (初回限定生産)

なんでも屋がさまざまな事件に巻き込まれる。
戦争、財宝さがし、怪物との戦い。
ヒーローでも無いし特殊能力でも無い、普通のおじさんが自分の出来る限りのことをやって頑張る。
オープニング曲だって

どこから見てもスーパーマンじゃない
スペースオペラの主役になれない
危機一髪も救えない
ご期待通りに現れない

とずいぶん主人公らの評価が低い自虐ソング。
劇中の
「金さえあれば~なんでも出来る~金さえあれば人生最高~♪」
と主人公らが歌う曲もインプリンティングされてる(アンドロメダの雫だったかな)。
今さらながら子供が覚えてどーするって歌詞ですがw



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会社が倒産、ラナとトッピーは新宇宙便利舎を立ち上げる。
しかし仕事もなく上手くいかず、内職をやって食いつなぐ日々。

そんな中、トッピーには二人目の子供が出来る。
焦るトッピーは保険金まがいの危険な仕事を引き受けてしまい事故に。
トッピーの暴走に仲の良かったメンバーは、やがてバラバラになってしまう。

ラナは新宇宙便利舎を退社し遊園地へ、ジラフは小説家を目指す。
稼ぐためにシビップと二人で宇宙に出るが途中サジタリウス号が故障。
しかし修理を行うため船外作業をしていたところ爆発事故に。
最後の通信でトッピーは、
「フェロー……仲間……ひとは独りじゃ生きていけない……独りじゃ生きていけないんだ」
そう言い残し、宇宙で失踪してしまう。。


この最終エピソードがものすごい名編なんですよね。
繰り返し観てる。


格好良くないと言うことは格好悪いのではなくときには格好いいのだ、と言う。
独りじゃ無理でも仲間となら頑張れるんだ、と。
金目当てで慌てて仕事引き受けるとろくなことはない、
会社が上手く行ってないときに子供作っちゃダメだ、といろんなことをこのアニメで学んだ。

ローソンで売ってたラザニアはラナが食べてたのとずいぶん違いましたが。
もし未見なら是非。


その後、野尻抱介氏のクレギオンシリーズを読んだときに「サジタリウスの格好いい版」と思ったんすよね。
「サリバン家のお引っ越し」とか宇宙時代の引っ越し話。
サリバン家のお引越し クレギオン
「プラネテス」なんかの宇宙時代の日常ってのも近しい。
プラネテス(1)

ブルーレイ欲しいけど高いなー。
6万かー。
宇宙船サジタリウス Blu-ray BOX (初回限定生産)

クイック・ジャパン 117