ガキの使いと昭和のバラエティ

笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書)
あけおめことよろ(遅)
2014〜15は例年のごとくガキの使いやあらへんでの「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時」を観ながらの年越し。
「年忘れ」というが年をまたぐ際、知らせる表示がないのも毎年のこと。



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友近&中条きよしが、面会の場面で突然「うそ」を歌い始める場面は中でも秀逸。
こーいう仕事も受けるんだなー(西岡徳馬も含め)。


ところで上島軍団VSほっしゃん軍団のシークエンスは毎年恒例だけども、アレって今だと多分ギリギリのことで、クレーム前提で作ってるように思える。
昔だと、たけし軍団が無茶をやったり、お笑いウルトラクイズで芸人を乗せたバスごと沈めてみたり、モーレツしごき教室だとか、あぁいうスマートでない泥臭い笑いってのも多かったが、最近はすっかり駆逐された。
おとなしくなった、真面目になった、型破りなことはしなくなった。

もちろん趣旨が「ダウンタウン、ココリコ、月亭邦正を笑わせる」だからどれもこれも少し古い仕掛けなのは当然なんだけれど、あの番組でやってることっていうのは終始「昭和のバラエティ」
トシちゃんが出てきて「ハッとして!Good」が流れる中、爆竹が取り付けられた帽子を被る、なんてのがわかるのはトシちゃんの存在を知ってるからこそ成立するわけで、ジャニーズ=知ってる中ではマッチ、東山が一番年上なんてひとらには野村よっちゃんの認識も怪しい。
顔面に押し付けられるもんまり(股間のぷっくり)、鼻に豆を入れて飛ばし、股間を棒でしばき、お尻に空気を入れて腕相撲。
数年前の前田美波里だとか、もちろん面白いんだけど面白いと思うのはやはり前田美波里という存在を認識しているからこそで、昭和感が出てしまうのは否めない。

近年、平成のさまざまなコンテンツやタレントを(事件性でもない限りは)万人で共有できないから仕方がないけれど。
モノマネ芸人は未だに五木ひろしや金八先生をやるわけですし。


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今年は千秋も新おにいも出なかった。
ジミー大西の代わりに振分親方が出たり(未公開の方に出てましたが)、その辺は菅Pの日テレ退職(現フリー)も関係してるのか、マンネリ解消なのか。
時間が長くなりかつて三時間だったものが六時間になった。


その分、笑ってはいけないだけではなく鬼ごっこや驚いてはいけない、他芸人交えての対決コーナーも2パートが足され(ダウンタウンが混ざってのスタジオパート、上島軍団vsほっしゃん軍団)実質的には笑ってはいけない、というよりガキの使いの企画のさまざまな企画のごった煮スペシャル版になっている。

新しい部分も見えるけれど、正直な話、年末もやれば観るけれど六時間の特番はさすがにつらいなぁ、と。
冒頭のバスパート〜引き出し辺りはいいとしても、やはり笑っては〜から軸がずれる対決パートや、驚いてはいけない〜パートの蛇足感が半端ないし(ガースーのシェーくらいですよ)最後のピカチュウの大量発生はNHKのジバニャン嵐(アラシニャン)に対抗したんだかなんだかわからないけれど、爆破しとけばなんかオッケー的な強引な急ハンドルの切り方はちょっと息切れを感じる。
菅Pの白髪を見て年月の流れをしみじみ。


もう「ガキの使いやあらへんで大晦日SP」にして「耐久鬼ごっこ」と「笑ってはいけない」の二本立てで4時間とかってのが出演者の体力的にも適量の気がする。
もしガキの代わりに何をやる?といえば、もはやTOKIOくらいしか思いつかないなぁ。
DASH村で笑うとケツをしばかれるというカオス……。