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ブログというノールール有刺鉄線電流爆破デスマッチ

ブログ

実際、下のエントリに登場したような、ライトノベルを馬鹿にする人は常にラノベ天狗に監視されているし、さらに下のエントリから発展したエントリでは天狗に捕捉され、蛮勇を奮われているので興味のある皆は確認しよう。つまり下のエントリも今回のタイトルの流れに関係があるってことを過去の僕は主張したかったのさ、未来の僕。

 これら二つの話題に共通するのは、どちらもうかつにジャンル全体に言及するとおっかない人たちが押し寄せるということである。

ウチも含めプロレスなんだよなー、と。
ただし、ここで言うプロレスは「内輪で仲良くキャッキャウフフ」のプロレスではなく。



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アメリカのプロレス団体WWEが、まだWWFだったころ。

まだ現役だったストーン・コールド・スティーブオースチン(ストンコ)は悪のオーナー ヴィンス・マクマホンと因縁の戦いを繰り広げていた。
ストンコによって愛車がコンクリ詰めにされ、入院すれば医者に変装したストンコに襲われ、ストンコが「狩りで休暇中」と聞いて車椅子でヴィンスが会場に行ってみたら突然ストンコが猟銃片手に登場し車いすのヴィンスを追いかけまわし、挙句ヴィンスは恐怖のあまり失禁する。
そしてケージ(金網)マッチで決着をつけようと計ったヴィンスは、リングの下にビッグショー(巨人レスラー)を潜ませていたにも拘らず策実らずに敗北してしまう。
額から血を流し怖ろしい表情を浮かべる悪のオーナー ヴィンス。

それから時は経ち、ヴィンスの娘ステファニーが悪のレスラーHHHに昏睡したまま婚約させられてしまう。
娘の婚約無効をかけてリングに上がるヴィンス。
しかしヴィンスvsHHHは、父親を裏切った娘がHHHに手渡したスレッジハンマーによりHHHの勝利に終わる。
娘に裏切られた無力な父親と、HHHに魂を売り父をあざ笑う娘。
その姿にかつての悪のオーナーの姿はない。


そもそも「悪のオーナーって何やねん」って話なんですがw
上場企業のオーナーが「悪」と言っても秘密結社でも何でもないですから。
悪ってのは社会的な悪じゃなく「自分の団体内で権力をふるう」悪ってことなわけで、言わばお手盛りの社内闘争的なものを描いてそれに権威づけなどを行い争うのがプロレスの世界。
チャンピオンベルトなんて各団体が独自に権威を付けたもの。


プロレスってのは、全ての決着はリングの上。
リングの下でなにがあろうと決着はリングで決まる。
上記で言えば娘の婚約破棄のためにHHHらの乗るリムジンをヴィンスはハンマーで襲い、窓ガラスを割ってるところを警察に逮捕されるんですが、そーいう経緯も全て最終決戦のリングへの伏線になってる。
痴話喧嘩とか不倫しただの、土地の権利所だのそう言うのも全てリングの上で方を付ける。
WWEの経営(番組)をめぐって、ヴィンスと妻と娘と息子が別れて戦ったこともありましたっけね。

だから皆もっと罵りあい殴りあい殺しあってギャラリーである俺を楽しませたりすると良い。

 僕ぁインターネットにも、blogにも、はてなにも、生産的なものはもう何一つ期待しちゃいないんだ……。どいつもこいつもインターネットをささくれた感情の捌け口にして、瞬間的な憎しみをぶつけ合っていけばいいじゃん。いいじゃねえか、インターネットで罵倒されたって死ぬわけじゃないし。言いたいことも言えないこんな世の中を破壊してくれたのがインターネットじゃねえか。インターネットがあったからこそ、中村ノリだって首脳陣への不満をファンに伝えられたんだぜ。

ブログもプロレスなんすかね。
いろんなネタをブログの上に持ち込みそこで料理してみせる。
プロレスと同じくブログも見られてなんぼ。


読まれなきゃ書く意味がない。
読まれなくていいなら鍵かけて日記でも書いてりゃあいい。
よくブログを書いてる人らが、直接(オフ)会うと意外といいひととか、特に争いもしないとか言いますけど当たり前の話で、リングとプライベートは別なんすよ。
ヴィンスとストンコがリングの上で争ってたって、リングの外で殺し合いをすることはない(実際そこまで仲良しではなかったですが)。
だって不幸の手紙を送りたいわけでもない、告発したいわけでもない、夜道で襲いかかりたいわけでもない。

別にネタにしたとはいえ、恨みつらみもない。
やって見せるのはおもしろく料理して見せる「観客前提」のリング(ブログ)の上。
そこでいかに盛り上がることができるか、しょっぱいことにしないか。
悪役レスラー(炎上ブログ)が登場したら、そのリングに上がるも上がらないも自分次第。

中にはプロレスどころか観客の必要もない本気のシュート(ガチンコ)仕掛けてる人もいますけどね。
あー言うひとらに関わり合いになりたくもないですが。


ブログって言うのは、読者前提。
ブレーンバスターも、キャプチュードも、インディアンデスロックも。
電流爆破も巌流島決戦も全て観客がいてこそなのと同じく。
この記事だって誰かが読むだろうから書いてる。

ただひとつ相手は同じレスラー(ブログ)とは限らない。
かつてリックフレアーは「ホウキ相手でもプロレスができる」と言われましたが、ホウキ(ネタ)とプロレスを演じて観客(読者)を沸かせるのがブログ。
上手いブロガーほど見せ方が上手い。

でもね、どこまでもプロレスはプロレスなんすよ。
大多数は享楽的であっても生産的ではない。
人間の生きる時間の大半は生産的ではないし、ブログはその中に入るものなんで。

生産的な知識は費用なりの対価を支払って得るべきもので、無料で読めるブログに求め過ぎてもそれはそれでしんどい。
費用を払ったってどーしようもないものだって山ほどあるわけじゃないですか。
(ここまで2155文字/ここから2219文字)
ここからは有料になります、なんて2155文字の時点で読む気にならん。
金を払ってまで教えてもらうものを、何も持ってないのにねぇ……。

面白くないアニメを観たら「最近のアニメはゴミ」、気に入らない曲がヒットチャートを独占すれば「日本の音楽は死んだ」、つまんない映画に観客がたくさん入ってたら「山崎貴ってなんでこんなに人気あんの?」、それでいいんだよ。もちろん、そういう話は不特定多数の目から離れた場所、たとえば居酒屋で友人相手にするべきだ、という意見もあるかもしれない

見せるならね、それなりの試合を見せなきゃならないじゃないですか。
幾ら無料で、相手がホウキでもね。
だから「最近のアニメはゴミ」っていう若手悪役レスラーみたいなあざとい未熟なことをやって見せるか、もしくは「ごみである理由」ブローを次々あげつらい原作厨や原画厨を嗤い、「もうアニメなんてオワコン」スープレックスで決めるわけです。
すると観客席から座布団と空き缶が飛んでくるベテラン芸。
そこまで炎上レスラーになれれば一流なんでしょうが。


青○氏のように隙だらけでリングに上がり、後ろからパイプ椅子で殴られるのを待ってるようなのもいますが。
イメージとしては、Uインターvs新日の頃の安生洋二みたいな。
長州に「210%勝てる」って発言して、試合で殺人フルコース食らい4分5秒で負けたころの。
ビヨンド・ザ・マット [レンタル落ち]