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ニュースは面白い、ブログはつまらない

WEB ブログ

えーと。
数日前にこういうツイートがありまして、




かみんぐあうとっの管理人さんのツイ。
どーなんすかね。
確かにこーいうことを言われるとイヤなもんですね。

とはいえ、ウチは毎日更新してるわけじゃない。
基本平日。
記事が長いので平日Pocketに入れて土日に読まれることも多いようでして(だから更新してないんだけどアクセスが変わらない)。

意味ない/ある、というのが読み手の視点からの意見だと思うんですが、その「意味」ってなにか、とも思うんですがね。
その読み手は、一体何を求めているのか。



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ニュースとブログ

http://www.flickr.com/photos/29468339@N02/4627497417
photo by @Doug88888

ニュースは、現実世界など一次ソースを元に、一般が共有できる、興味のある事実(common sense)をとりあげるメディア。
この「一般が共有できる、興味のある事実」というのが重要で、パーソナルな話題はだからこそブログと呼ばれる個人の領域。
幾ら一次ソースでも「近所の田中さんの奥さんと佐藤さんの奥さんが犬の散歩中にケンカ」とかはニュースにならない。
ご近所で裏回覧板でも回しとけばいい。

ブログというのは、個人レベルで書く公開日記。
こうやって考えたことを延々書いてもいいわけです。
ニュースは間違ってると大ごとですが、ブログは間違っててもいい。

昨日だか「男には共感力や想像力がないと思った方がいい」という共感力と想像力をゴッチャで区別なく、しかもジェンダーを持ち出すと言う雑な投げっぱなしジャーマンスープレックスが披露されてたけれど、アレにしろ中身は裏付けもなく心象だけ。
「アタシはそう思うしそうなんだ」と言うだけの記事。
さんざ手斧を叩きこまれてましたが、事実に即してない、偏見もありあり。
エッセイにすらなってない、ただの個人の思考を言語化しただけ。
「こういったことをなんとなく思いついたから書いてみました」がアレ。

でもダメじゃない。
それが許されるのもブログ。
許されるけど、代わりに反応がいろいろあるのも必然。
特定個人を中傷しているわけではないですから「消せ!」「告訴するぞ!」とはならない。


ニュースは、本来「○○が××です」だけでいい筈なんですよ。
ローカルの「情報」事実を広め共有する行為。
料理で言えば、素材そのままを皿にのっけてくれればいい。

そんな素材を殺し、ソースをぶっかけたり、煮込んだり、味を付けまくったのが「ワイドショー」「ゴシップ誌」と呼ばれる娯楽。
事実を元にしたファンタジー、フィクション。
素材を編集し味付け(偏向)することで恣意的に誘導するメディアは、ニュースじゃなくエンタメ。

毎日更新する意味はない

http://www.flickr.com/photos/63409402@N00/15362745544
photo by _ Lym

さんざ語られてますが、
正直、ブログを毎日書く意味はない。

毎日書きましょう、なんてのはアクセスが欲しいひとの為のハウトゥ。
もし書き手が「読まれたい」に軸足があるなら毎日更新すればいい。
自分が毎日書きたいなら書けばいい。
誰かに強制されてるわけじゃない。

ネタがなくても、ともかく更新してる人はきっと
「書くことがなくても書け!書かなければオマエの母親の命はない!!!」
って脅されてるから書いてるんだろう。


「書きたい」に軸足があるなら書きたいときに書けばいい。
それは毎日なんて縛りじゃない。
誰も強制してない。好きな時に書けばいい。
ウチは「書きたい」に軸足があるブログなので、一日に四回更新するときもあれば更新しない日もある。
今日もこれで2更新。
個人商店と同じ。


コンビニは24時間365日開いてる。
いつでも開いてるからお客さんが来る。
ブログだって毎日更新されるから毎日読みに来る。

ウチはわがままな店主の趣味の店だもんで、品ぞろえもバラバラ気分次第。
時にはファッション、時にはゴシップ、時にはガジェット、時には宗教。
新規商品が次々入る時もあれば、店主がいない日もある。
モチベーションが「書きたい」にあるとそういう行動になる。

「記事が薄く浅くなっても毎日書く」ってひとは「書きたい」ひとじゃない。
そこにモチベーションが存在しない。


ニュースは、毎日更新する意味があるんですよ。
だって日々世界は動いているのでソースは幾らでもあるし、需要があるから供給もある。
ニュースは商売ですからね。
だからプロブロガーなんてひとは毎日更新する。
だってサボれば収入が切れるかもしれない。

昔は休刊日ってありましたが。
デパートだって、昔はお休みがあったもんですけど、今や正月ですらお休みなしとか。

続けるべきが続けざるべきか

http://www.flickr.com/photos/28675282@N05/3936235776
photo by twoacrephotography

いつも人気記事になるわけもなく、全く相手にされない記事も山ほど。
書いてる側は気合入ってたって全然ダメだったり。
書く記事書く記事バズるなんて逆に気持ち悪い。
ダメでも書き続けるひとはブログが続く、ってのは本当ですが。
毎日書くってのはそういう意味もありますが。

ニュースと個人ブログのどっちが面白いか、って言えばそりゃあニュースじゃないですかね。
個人ブログは独りのモノですから。
ニュースは何人もの人間が関わる。手数が違う。
バジェットだって違う。
だって仕事なんですから。
でもね、プロじゃないアマチュアだからこそヘンなこととか、意外な視点とか突然の「ユーリカ!」って言う発見とか、あるいはとんでもなくクソな中身を書くこともある。ブログの魅力ってそういう混沌(chaos)だと思うんですよ。
B級にも、A級にも、Z級にだって魅力はある。

内輪ネタも、時事ネタも、低品位、高品位、妄想も、偏見も、未熟さも、あざとさも。
さまざまなクオリティのモノが入り混じり一貫性がないグッチャグチャの言語世界。

そう言うカオスなゴミ溜めの中で、ゴミに唾を吐き、死体を蹴り、宝石を見つけて喜ぶ。
それが面白い。


特にはてな界隈はそうですね。
他で言う「ブログ」とはてなで言う「ブログ」はイメージが違うかもしれない。
どんな風に書いても自由。
でもあまり自由なブログは見ないですけどね。
どれも口語体で、章題がついてよくわからないフリー画像が挟まったりして。

定型とか、書き方が決まってるわけでもないんですけど、だいたいどれも似たようn



管理人は、タイピングを止め椅子から突然立ち上がった。

振り返りざま、気配を消し背後に迫っていた≪影≫の頭に右腕を振るう。
その手に現れる漆黒の手斧。
ぐじゅり、と湿った音を立てて手斧が≪影≫の頭らしき部分にめり込む。
「ちっ」
舌打ち一つ。≪影≫から手斧を引き抜きそのままの勢いで、さらに迫り寄っていた別の影に峰の部分を叩きつける。
斧で叩かれひるんだ影を前蹴りにし、倒れた影に馬乗りになり手斧を叩きつける。
何度も何度も叩きつけるうち斧が深々と食い込み、≪影≫の口から最後の息が吐かれた。
「クハァ……」
管理人の顔が、≪影≫の体液で真っ黒に染まる。

よくみれば周囲には幾つもの≪影≫(ブクマラー)。

はてなは魑魅魍魎が跳梁跋扈する狂気の棲まうネットの吹き溜まり。
人間の精神によりデジタル化された瘴気は、はてなに流れ込み、ユーザーの脳を腐らせHTMLを澱ませる。
Mackerelはキリキリと音を立て、CSSは毒を吐き、インフラは毒を撒き散らす。

住人は「はてな民」「モヒカン族」と呼ばれ、畏れ、嘲笑われている。
かつて人間であった住人の多くが、瘴気に犯されひとの姿を捨てた黒く蟠る湿った闇と化した。
「オ、オソロシイ、オ、ソロシイ……」
人であったころの名残か彼らはそんな鳴き声で啼く。

日々、はてなブロガーはそんなモヒカン相手に己も手斧を振り身を守らなければならない。
さもなければ黒い瘴気(rhetoric)に飲み込まれ≪影≫になってしまう。


あ、最近ウォーキングデッドにハマってる。
シーズン4おもしろいっすわ。
やっぱりガバナーはガバナー。

※オチを書かずに急に小説風になる自由な実験的展開記事

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