熱血ゴーリキーが浮いてる ドラマ「天使と悪魔」

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テレ朝深夜の金曜ナイトドラマ枠(時効警察、只野仁等)で始まった新ドラマ「天使と悪魔」
観てみたが、なんか違和感を覚えたので軽めに。



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一話目はキャバ嬢が殺され、事件はお蔵入り。
未解決事件資料室に飛ばされた蒔田ヒカリ(剛力彩芽)の前に警察から嘱託として雇われた弁護士 茶島龍之介(渡部篤郎)が現れ、過去の未解決事件を再調査すると告げる……。
と言った感じの典型的なバディもの。
ストーリーは、ゴーンガール的な。

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過去作で言えば「おみやさん」「時効警察」など未解決事件をはぐれモノの刑事が追う、という構成は警察と言うものがそもそも組織捜査が主体だからで(集団を扱ったものには「TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-」もあったが)、だからこそ閑職の刑事が主人公となって探偵のように過去の事件を掘り起こすと言う展開になる(相棒も同じ)。

探偵となれば、バディは探偵ホームズとワトソンの関係性。
捜査とアシスト、天才と凡才。
ワトソンがアホっぷりを見せることでホームズの天才が栄え、細かいデータをアシスタントがサポートすることで天才の純粋推理が強調され、探偵に足りない人間性や情緒面をワトソンが補う。

今回の場合キレ者弁護士(元検事)の渡部篤郎とゴーリキーコンビ。
ゴーリキーと渡部の差は「熱血/冷静」なのだけど、ゴーリキーの熱情が走り過ぎて、事件の解決にほぼ役立たない上に推理の途中だと言うのに「わたしは諦めませんから!」となぜか容疑者に向かって叫ぶと言う、刑事としてそもそもアウトなキャラクターってのがなかなか香ばしく(だから資料室に左遷されたんだろうなぁ……)、観てると「特に推理もできないし渡部に付いて行ってるだけなのに、とりあえず感情的で熱血で叫ぶ」というよくわからないことになってる。
ちょっとは頭使えよ……。

捜査・推理に関しては、渡部主体。
資料などのバックアップに関しては渡部の秘書である中村静香(飲み姿カワイイ)が名サポート役。
これだと渡部&中村のコンビだけで事件が解決してしまう。
ゴーリキーは付いて回って素人意見を言うだけ……。
これって

天才探偵:渡部
ワトソンの情報処理能力、サポート:中村
ワトソンのアホっぷリと情熱:ゴーリキー

つまりワトソンに必要とされる要素をキャラクター二人に分割してもたせたんだろうけど、おかげでゴーリキーの不必要さが際立つ。
当然ながら今後はゴーリキーが必要な話も出てくるんでしょうが、1話目ではトホホ感しかない。
なのに扱いは、中村静香よりも大きいのよなぁ。
両方オスカーということでモロに中村がバータ(ryyoutu.be

「天使と悪魔」と言う割に、天使のゴーリキーも悪魔の渡部も、天使でも悪魔でもなく、その辺の極端なキャラ作りも今後に期待しとりますが1話目だけ観た感じではそこまでクオリティ感じなかった。
熱血ゴーリキーのウザさがどうにかなるのかならないのか、今後に期待して一応「ハウス・オブ・カード」の合間に息抜きで観ますが、今のところワンシーズンで終わりそうな感じがヒシヒシ。
今やゴーリキーの上位互換としての生駒ちゃんが出て来て、タレントとしてもなかなか難しい上にあてられる役がこれっていうゴーリキーの明日はどっちだ、と。
渡部&中谷美紀コンビのバランスがいかによかったか、しみじみ感じる……。

とまれ一度でいいから中村静香と呑んでみたい。
中村静香 写真集 『 溢れるものが止められなくなったのは、私のネジが馬鹿になったんだ。きっと。 』