「意識が高い病」にかかると親が代わりに借金を返しても笑えるようになる

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【前回までのあらすじ】
仕事をクビになり、失業にもかかわらず金を使い果たした計画性のない宮森くんは消費者金融に借金。
そんな中、イケダハヤト、家入一真などイケてるノマドな人々の無責任な「転がり続けろ!」という言葉に感化され政治家になることを決意。
これまた計画性がないため、働かず政治活動を続けるうち資金が底をつくことに。
しかも政治家としての展望もないことに気づき、政治家を諦めた彼は実家に逃げ戻る。

引きこもりになった彼は、ブロガーで一山当てることを決意。
発起するも、ブログを認めない父親に怒られ逆ギレ。
しかし父親は、85万まで膨らんだ借金を本人に成り代わり支払ったのであった。




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もうこれ以上彼にPV協力するつもりはないのでこれを最後にしますが。

1.借金返してくれるの?!ヤバい!面白い!!

借金の記事の反響について、彼はこう書いてる。

傾向的にザックリ言うと、ぼくのことをちょっとでも知ってる人は「父ヤバい!面白い!感動!」ってなって、ぼくのことを全く知らない人は「マジでこの息子カスだ!」的な感じですね。笑

それはね
「85万の借金を、他人事だから面白いと感じるか、他人でも無責任と感じるか」
の差ですね。

「父ヤバい!面白い!感動!」と喜んでる方には、もし自分の身内に同じことをやってる奴がいてそいつが家に転がり込んできたらアナタは借金を代わりに払うか?と聞きたい。
そしてそのまま住み込むとしたら?
もし自分の息子だったら?
あるいは自分の娘が宮森さまと付き合っても「面白い!感動!宮森最高!ウチの娘と是非結婚してほしい!」と言えるのか?
是非聞いてみたい。

宮森家が85万の借金を「面白い」と思える家ならいいんじゃないですかね。
親が、金融屋に金を返すことの何が面白いか、金に杜撰なだけの何が感動かは知りませんが。


さて、この宮森さま。
自分で父親の借金を返した理由をおしはかったそうなんですが、

ちなみに、父にその理由は聞いておりません。

というか、父に聴いても「どうしてそうしたくなったか」は分からないとおもいます。

なぜならそれは「理屈じゃないから」です。

理屈じゃなくて、父はただ「ぼくの借金を返済したくなった」だけだとおもうんですね。


ただ「ぼくの借金を返済したくなった」だけ


ただ「ぼくの借金を返済したくなった」だけ


ただ「ぼくの借金を返済したくなった」だけ


ただ「ぼくの借金を返済したくなった」だけ


( ゚д゚)、ペッ


はい、そこのアナタ。
引かないでください。

超論理は続く。

2.未来の行方

ぼくの借金がある事実をまず知った。→ブログに対して大喧嘩した。→お互いの状況を理解し、和解した→お互いにとってどの手段が最善の未来か無意識に考えるようになった→その結果、父が代わりに借金全額返済することを選んだ。

この流れにおいて一番重要な項目は、仕事に対して大喧嘩したことですね。

大喧嘩することでお互いの感情がグッと上がったのです。

論理ってのは理屈があって成り立つわけですが、理屈がなく展開するからすごい。
整理すると、

1.息子に借金があると父親が知った

2.息子が仕事もせずにブログで稼ぐと言ってることで大喧嘩

3.お互いの状況を理解し和解した←???

4.お互いにとってどの手段が最善の未来か無意識に考えるようになった
↑ココ注目!!!!!


なにこの時空の歪み、400%都合のいい曲解。

最善の未来は「実家を出てきちんと働いて借金を返す」でしょう。
夢でも未来でも負債を自力で返してから考えろ。
借金を返す手段として、ブログで稼ぐことに拘泥すること自体おかしい。
日々生きるために金を稼ぎ借金を返すことと、有名なブロガーになるのはイコールじゃないけど、彼の中では時空が歪み一致してるらしい。

中高生が書いてるならまだしも社会人…。

ぼくは「ブロガーになりたい。ただブログで稼ぎたい。それを分かってほしい。」だけをメッセージにしてずっと伝え続けました。

ぼくは後ろ向きの発言を一切せず、「自分の未来しか語らなかった」のです。

そうすることによって父の中で何が起きたかというと「コイツがブロガーになったらどうなるんだ?」という未来を勝手に想像しだしたとおもうんですね。

そして、その中での最善の手段として「ぼくの借金返済を全額返済する」ことを選んだんじゃないかと分析しています。

普通に想像して、これまでの何事も途中で投げ出したことも鑑みれば

借金を返す目処もないし甘やかすようだが諦めて払った

が一般的な回答。
代わりに返してくれた父親に対しての負い目もある。

しかし彼の世界では

父親が僕をブロガーとして認め、将来のために借金を払ってくれたんだ(どやぁ

というトンデモ展開になってるっぽい。
負い目も何もない。
返してくれるのはボクに協力してくれるからなんだ!!

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大丈夫?
モルダーあなた疲れてるのよ。

とはいえ、父親に同情する気にもならない。
甘やかした結果、こーいう息子に育ったんだし。
宮森家には、85万くらい返せる余力があるんでしょう。安いものですね。


返さない借金は、どんどん膨らんで行く。
働かずにどうやって借金を返すんだろう?
毎月の返済額すら満たせないのに?
周りの人に助けられたっていうけど、借金を返さずにいたらどーなってたと?
借金取りは協力してくれないよ?他人は追い込むだけ。
借金は早く返さないとどんどん増える一方って知らないんだろうか。
だから父親は「1日も早く」返したんじゃね?

家賃も光熱費も生活費一切を親持ちで生活、好きなように生きてその上借金。
返してもらってよかったね。
余裕のある家でよかったね。

3.意識高い系という病

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以前、常見氏が「意識高い系という病」という本を出してたけれど、この記事を読んでると本当に意識が高いという思考の先は「病」なんだとよくわかる。
フェイスブックにわんさかいますねー。

事実を事実として判断できない。
都合よく捻じ曲げ理解する心理バイアスを容認することで他人の心すらまともにはかれないし、まともな一般的、社会的判断ができない。
なのに社会のことを考え、社会のために、と言い出す。
社会を構成するのは大多数の、一般の考え方をする人間なのに、それを理解もできず、社会と一致しない思考でどうやって社会を変革するのか。

金の計算をできない人間が、政治をやって国が動くと思ってたのがすごい。
そりゃあインターネッ党もあーなるわな。

父は、ぼくの借金を返済することで「お互いがもっと未来に行ける」と無意識に判断したんだとおもいます。

ぼくは父に対して理屈じゃなくて「細胞」に語りかけてたんですね。

理屈じゃなくて「細胞」に語りかけてた

(ノД\lll)コワイヨー

(ノД\lll)コワイヨー

(ノД\lll)コワイヨー

最期に:まとめの代わりの提案

好きにすればいいですけど。
phaみたいな前例もある。

ただねぇ……ブログに書いてることが既視感ありあり、他人の受け売りばかり。
ありがちで抽象的なポジティブシンキング、自己啓発、文章力も低い(ひとのことは言えないけれど)。
いっちょまえにブログ論語る割に、まだ始めて数ヶ月という薄っぺらさ。
とりあえずコグレさんとかブログ飯を叫んでる人らは、彼のブログの監修でもしてあげるほうがいいんじゃないでしょうか。
「ブログで稼げる」の行き着く先が彼なんだし、「ブログで生きる」ばかり叫ぶんじゃなく面倒も見てあげないと。
アフターケアは大事ですから。

もう啓発・ノマド業界の「考えるな感じろ」「会社に縛られるな、新しい生き方を模索しろ」キャラは、業界に飽和状態で(家入、いけぱや、伊賀、安藤etc)今から新規参入するならそれなりのキャラ付けが欲しいところ。
ボンボンキャラかなぁ?
あっち系業界は賑わってるんで数年後にこの人がディスカヴァー・トゥエンティワンあたりから本を出してもおかしくない。
国が停滞してる時、自己啓発とか、宗教やスピリチュアルが流行るのは毎度のこと。


もう関わることもない。
彼がこれから成功するのを見てますよ。それこそ現代の歪み。
おそろしいおそろしい。
一刻も早くブログをプリントアウトして病ixjjsDDadj;asjdipajsdnasbubeqw

「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~ (ベスト新書)