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よみがえれ!山手線しぐさ

小ネタ 社会 創作

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山手線しぐさのゆらい

皆さんは山手線しぐさをごぞんじでしょうか
かつて1885年に創業した山手線では、乗りあうひと同士がゆずり合いの精神でお互いを尊重していました。これを“山手線しぐさ”と呼び、当時山手線に乗りあうひとびとのあいだで普及しました。



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山手線狩り

ではどうしてこのような素晴らしい山手線しぐさは現代に残っていないのでしょう?
山手線しぐさは数度の危機にみまわれます。

一度目は学生運動です。
1900年代半ばから学生運動が高まりをみせます。
一部の武闘派セクトが暴走化、山手線乗降客を“資本主義の犬”と呼び火炎びんや角材やゲバ棒片手に襲撃。

さらには当時の国鉄関係者、並びにその家族など山手線しぐさを知るすべての人びとを襲いました。
その光景たるや凄まじいもので、ベトナムで行われたソンミ村虐殺、アメリカのウンデット・ニーの虐殺、信長の上京焼討ち、殷の紂王が行った残虐行為、30バンチコロニーでのG3ガス注入、あるいは始皇帝の焚書坑儒に匹敵するほどだったと伝えられています。

踏み定期

その際、定期券を床に置き踏ませることで山手線乗降客かどうかを見分ける行為が行われました。
これを山手線しぐさでは「踏み定期」と呼び、現在でも定期券を踏むことは最大の禁忌とされているのです。


その後、学生運動は東大安田講堂事件を契機に終わりを見せ、山手線は現在の姿へとかたちを変えていきます。
さらに当時の生き残りも民営化の際、過去を隠蔽したいJR上層部の意向により多くが葬られ、山手線しぐさは何者かの圧力によって歴史の闇に消えたとされています。

現在残る山手線しぐさは嵐のような歴史の中、ひっそり口伝で伝えられたものを現代風に編纂したものなのです。
では“山手線しぐさ”にはどのようなものがあるか。
これから見て行きましょう。

http://www.flickr.com/photos/66321334@N00/7538330254
photo by DavideGorla

こぶし座席譲り

仮に隣の座席が開いた場合、その前に立っているのがサラリーマンで自分の前が老人だったら、こぶしで尻を浮かせ隣の席に移りましょう。
空いた席に老人が座ることができます。
座ろうとした前に立つサラリーマンを座らせないようガードする速度が大事です。
譲り合いの精神を尊重しましょう

新聞畳み

込み合う電車で新聞を広げて読むのは大変マナーが悪いですね。
かつての人びとは新聞を小さく折り畳み掌の中で文庫本のように読んでいたと言われています。
詳しい技術は伝わっていませんが名人になると、新聞を豆本ていどの大きさまで小さくできたと言われています。

つり革譲り

電車に揺られていると吊り革を二本持つ人がいますが非常にマナーが悪いですね。山手線の場合、通路に立つ乗客は三列になることが多くすると真ん中の列の人が持つところがありません。そこで吊り革のひとつを譲ってあげる必要があるのです

バンザイしぐさ

密着する車内には女性もいます。近くに女性がいた場合、かつての山手線では皆両手を高々と掲げ痴漢行為を行わないとアピールしました。
揺れに対しては猫足立ちでバランスをとったため、当時の乗客には武道の達人が多くいたそうです

湿りシャツしぐさ

夏場の車内で密着する中、押し込まれる流れに逆らうのは非常にマナーの悪いことです。
山手線しぐさでは、わざとシャツを汗で濡らし、その湿ったグッチョリさを利用し滑らせることで身体を流れに任せ、車内の圧迫を解消します
山手線の車内で半そでなのにグチョグチョと湿ったシャツの人がいれば、そのひとは“湿りシャツしぐさ”をしているのです

放屁我慢

隙間なく立つことになる山手線の車内で放屁をするととても周囲の迷惑になります。ですから仮に放屁をしたくなったら我慢しましょう
我慢できないときは一旦列車を降り、再度乗車する列に並びながらするとよいでしょう

鞄おろししぐさ

電車の中でリュックを担いだまま、あるいはトートバッグを肩にかけ周囲にぶつかる光景をよく見かけます。しかしかつての山手線では皆カバンは足元に下ろし他の乗客に当たらないようにしました
類似:濡れ傘払い

マナーモード忘れかしげ

「電車の中ではマナーモードにしましょう」は今でも言われますが、マナーモードを忘れ電車の中で大きな着信音を鳴らしてしまう人がいます。
そんなマナーモードを忘れた人がいたら手に持つ携帯もしくはスマフォを傾げることで「大丈夫だよ」「誰にでも間違いはあるよ」と教えてあげるのです

割込み老人しぐさ

老人に席を譲るのは当然のこととされていますが、かつての山手線では行列に割りこむ老人にも前を譲りました。現代でも是非行っていただきたい山手線しぐさのひとつです
類似:オバハン座席ダッシュ

DQN組み

幾らマナーがよかったとはいえ、ならず者が乗車する場合は当時からありました。マナーの悪いならずものを排除するには周囲の乗客が一丸となり追い出す必要があります。数人の乗客でDQNを車両の外に出し、サッカーのレフェリーのごとく後ろに手を組み手を出していないことをアピールして駅員が到着するまでの時間を稼ぎます
この後ろで組む腕の組み方を“DQN組み”と呼びます

こぶし緊急停止ボタン

どんな小さなことでも、ホームに設置された緊急停止ボタンをこぶしで押します。
これを“こぶし緊急停止ボタン”と呼び、現在でも山手線しぐさの会員により毎週頻繁に行われています

挟み鞄しぐさ

カバンを扉に挟むことでその美しさを愛でる、そういう心の余裕がかつての乗客にはありました。
これを挟み鞄しぐさと呼び、こぶし緊急停止ボタンと同様現在も山手線しぐさ会員により頻繁に行われています
→駆けこみ乗車タックル


まとめ

いかがでしょうか。
今朝も山手線に乗っておりましたら会員による“挟み鞄しぐさ”が行われておりました。
現在も会員は増え伝統は守られているのです。

このように山手線しぐさを行えば、乗客が密着する山手線の通勤が快適になり笑顔で過ごせるのです。
皆さんも興味があれば是非y
うわなにをするやめr

嘘を嘘と見抜けないと難しい

西村博之

偽史冒険世界―カルト本の百年 (ちくま文庫)