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ヒャッハーな最高のバカ映画「マッドマックス 怒りのデスロード」

映画

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マッドマックス最新作「マッドマックス怒りのデスロード」観てきました。
立川シネマシティで行われている極上爆音上映を観に5、6年ぶりで立川へ。
日曜日の一回目とはいえ、ちょっと空席が目立ったのは残念な感じ。

特に旧作マッドマックス〜サンダードームまで観ていなくても全く問題ない。
主人公のマックスは文明崩壊前は警官で人々を助けると約束したが果たせず今は幻覚に追いかけ回されてる、という程度なので今作単体で大丈夫。



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ネタバレだとか特に気にする映画でもないんですがざっくりあらすじを書くと

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女どもが逃げたぞー!追えー!!ブオォォォン!ギュイ〜〜ン!
どんどこどこどこどんどこどこどこ!!ブロロロロロロ!!!
ズドーン、ボカーン!バキューン!ヒャッハーーー!
緑の地へ行くの!どんどこどこギュイーン!奴らよ!
バキューン!ドカァン!ゴゴゴゴゴゴ!!!!!

こんな感じ〔だいたいあってる〕。

もう少し丁寧に書くと、 悪の親玉のところから妊娠した女連中が逃げ出し、追いかける中、マックスが巻き込まれる。
つくづくバカ映画(いい意味で)。


まず、音楽の存在感。
最近観た映画の中で最も音楽の重要性があった。

他の映画館で観てないのでなんとも言えないけれどシネマシティの「極上爆音上映」は、音が割れることもないが爆音で、しかし不快でもなく、座席ごと震えるような重低音で音が響き、中国で5D映画だとか言うのがあったけれどもあのギミック並みに、単なる映画音楽が重低音の響きで一つ上のレベルの世界を表現していて、迫力ある映像を補填してる。

ヒャッハー軍団にいわゆる戦意高揚の鼓笛隊的な車が存在して、太鼓&ツインネックギターを鳴らしながら追いかけてくる。
この太鼓&ギターというのがいわば追撃隊の目印で、遠くから重低音の響きが聞こえれば奴らが来たってのがわかるようになってる。
なぜかツインネックギターはネックから火を吹くギミック(戦闘力なさそうだなー)。
観ていて、あの太鼓の重低音にちょっとハマって「早く追撃隊来ないかなー」と思いながら観てたw
ドンドコドコドコドンドコドコドコ!!
↓こんな音楽を重低音で鳴らしつつムキムキの軍団が迫ってくる。


演出云々をいう映画でもないと思うんだけれども、例えば

早回しで流れる雲→奥から手前へ砂塵を巻上げやってくるヒャッハー(追撃)軍団
→カメラは上空から地面へ→カメラの上を突っ走っていくヒャッハー軍団

というパート。
この映画ってカーアクションメインと見せかけつつ実は背後の風景の効果がとても大きい。
わざと雲を早回しで流すことによってヒャッハー軍団の迫り来る脅威と速度感を表現してる。

凄まじい規模の砂嵐、狭い峡谷、死の砂漠、青い沼地。
それらの背景世界と音楽がシンプルなカーアクションに変化をつけ見せる。
オープニングのインターセプターと背中を見せるマッドマックス、そして砂漠、なんてショットは完全に一枚のイラストで実にマンガ的。


いわゆるCGを使うような撮影はなく、人力ならではの雑さがあり、どこにも綺麗さはなく、巻き上がる砂煙りの中を白塗り山海塾なスキンヘッドつるつるヒャッハー軍団が手を変え品を変え様々な手段で襲いかかり、車は毎度1回転し、爆死していく。
車内は、運動部の部室的くささが充満してる(断言)。


わかりやすく、逃げるほうが老人や妊婦や女性で、追いかけるヒャッハーな方は汚いムキムキ病気もちのおっさんとガンギマリの兄ちゃん連中(マッドマックスでおなじみの構図)。

悪の親玉は、ロックスターや教祖のようなカリスマ的存在。
イスラム系テロリストのように「栄誉ある死を迎え新たなる生を手に入れろ」とスキンヘッド軍団に教え込んでいるもんだから、ガンギマリ連中は死ぬこと恐れず口の周りを銀色にして(スプレーして)ガンガン突っ込んでくるし、死ぬときはニコニコしながら死んでいくので完全頭おかしい、仲良くなれない。
追撃側は鉄砲玉の集まりなので次々死んで足止めをして、逃げる側は一人一人のキャラが立つようになってる。
だから一人でも死んだり、攫われたりすると「えぇっ!?」「おぉっ!!」と突然の展開に驚く。

過去作で一番近いのは「マッドマックス2」ですかね。
ひたすらトラックで逃げ追撃をかわす話。
あ、メルギブソンは出てません。


映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編 - YouTube

もし観るつもりがあるなら是非立川シネマシティをお勧めする。
結構空いてるし、あの音響と映像は映画館で観る価値のある映画だと思う。
単なる映画というよりもライブを見るような感覚もあるバカ映画。

これぞエンターテインメント。
面白いというよりも楽しかった。

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