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ミニマリストという生き方に魅力を感じないし怖くもない

ミニマリストがなにやら喧しい 。sakenominimal.hatenablog.com
このエントリを読んだときは可燃性の高さに

ミニマリストがビックカメラへ買い物に行った結果 - 現在退職準備中

わざわざ自分から嫌な場所に行き、嫌だ嫌だと文句を言うのがミニマリストという信仰なら、ミニマリストなんてのはろくなものじゃない

2015/07/10 20:39

というコメントをつけておいてたのだけれど。
気づけばきょうもえ氏が燃料袋として車の前に縛り付けてヒャッハーと爆走してた。



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ミニマリストは嫌いじゃあない。
中には、何人かいいこと書いてるひともいる。

ただミニマリストと名乗る人らの間でも「お前のミニマリズムは違う」「俺のミニマリストはこうだ」などとミニマリスト同士でもミニマリズムというものの定義が違う。
これはキリスト教が聖書の教えを唯一のデータベースとして、それを参照すれば正しいキリスト教のかたちがあるのに比べて(聖書の読み方が違うなどで差は出るが)ミニマリストというのはファッションのように定型がなく、さらには断捨離というワードが登録商標になってしまい誰もが使えなくなったせいでミニマリズムなどという馴染みのない言葉を引っ張り出しそれっぽいライフスタイルの概念を全てミニマリズムという言葉とニュアンスに収束した結果、各所で「ミニマリズムとは〜」と語り出すエセ伝道師が山ほど登場している現在。
「ボク・わたしの考えた最強のミニマリズム」が混在してしまう。
そんな中でこういう「ミニマリストってスゲェ!!それに比べて……」というエントリーが出てくるのも必然。


さて、最初の記事に関してはきょうもえ氏がヒャッハーしてるし、ウチもコメントをつけてるので済んでる。
それに対して書かれた謝罪と題するエントリー。sakenominimal.hatenablog.com

まじめに働く人間を馬鹿にしているのでは? との声について

そんなことはないです。

ただ昨今の日本社会は、企業は、稼ぐことだけに必死で、本当は必要ないものまであの手この手で無理矢理売ろうとしているような印象を受けています。

そしてそれを真に受けて闇雲に働くと、本当の幸せから遠のいてしまうように感じます。

働くこと自体を馬鹿にはしていませんが、働き方やライフスタイル、仕事内容や自分の人生を、もっと冷静に考えて大切にした方がいいのではと感じることは多いです。

つまり多くの人の、世間体に振り回されて幸せをつかみ損ねる自尊心の無さに関しては、正直馬鹿にしています。

自分の生き方に自信が持てないから、否定されたら怖いから、私や人を叩くのだと思います。

もっと自分を大切にしてほしいです。

震災によってモノの価値が暴落した。確実なものなんてない。
物質や資本に縛られずにモノを減らしシンプルにすることで人生を見つめてQOL(クオリティオブライフ)を高めよう、なんて今更言われるまでもない。
知った上でそんな極端で歪な生き方には魅力を感じない。

ミニマリストを否定してるんじゃなく、魅力を感じない。
そこまで極端に生きてそれを披露する必要なんてない。
「物を持つ執着から物を捨てる執着に変わっただけ」という意見が正しいと思ってる。
否定されて怖いなんて思えるほど革新的な生き方じゃない。


疑問に思うのは、前のエントリーにしろ果たして誰に向けて書いてるのか?というところなんですよ。

ブログというのは万人に読まれる。
様々な人の目に触れるし、様々な人の意見が返る。
だから燃えたエントリーにしろ初期のコメントは全てポジティブなコメントなんですよ。あの煽りまくってる中身で。

ミニマリストがビックカメラへ買い物に行った結果 - 現在退職準備中

面白い!ビックカメラに行きたくなりましたぁ~(笑)

2015/07/10 19:17

ミニマリストがビックカメラへ買い物に行った結果 - 現在退職準備中

面白いです。街の広告やキャッチフレーズ。バシバシッつっこんでください(^o^)

2015/07/10 19:38

面白いらしい。

ウチが面白いのは、この「面白い」ってコメント寄せてる方々が誰一人擁護しないし、誰一人「彼女の書いてることは正しい」と逆張りを言い出さないことなんですけどね。
つまり褒めあう互助会的なブログのネットワークはお互いをポジティブなコメントで褒め合い、何かネガティブなことがあってもスルー。
誰かが燃えてもそれは無関係、そういう関係性ってことですよね。
なんなんすかね、それは。
面白いと思うなら擁護でも追従でもエントリー書けば?
なんで黙ってんのかね???
ミニマリストってのは「燃えたら無視」って個人主義の関係なんですかね。
まるで薄っぺらい社宅の近所付き合いみたい。

はてなってのはギスギスしてるしきょうもえ氏みたいにヒャッハーすることも多々ある。
でも間違ってることは間違ってると書く、正しいことは正しいと書く。
勘違いのエントリーが上がれば「便乗のPV稼ぎだろお前?」「全然違う」とツッコミが入る。
これって厳しいけど意外と健全なんですよ。
……たまにやりすぎる人もいますが。


そういう厳しいけど正しいはてなの界隈からすれば、ミニマリストを名乗るコミュニティの褒めあうだけの歪んだコミュニケーションでできたコミュニティは気持ち悪い。
褒めあうコミュニティの中であれば「ビックカメラ行ったわー、なんだよ物質文明ファック」中指突き立てたエントリーも褒めてもらえた。
「面白い!」「最高!」「続編書いてください!」「超笑った!!!」

でもブログってのはコミュニティの外の人間だって読む。だから燃えたりする。

ブログ主は果たして誰に向けて書いてるんだろうね、それがわからない。

自分の生き方に自信が持てないから、否定されたら怖いから、私や人を叩くのだと思います。

違うのよな。

ミニマリズムによって物質文明を否定されても怖くない。
ましてやビッグカメラに行ってあーだこーだ文句言う記事になんの怖さも感じない。

ミニマリズム、シンプルライフ、断捨離、禅、いろんな呼び方で今まであった思想。
若い管理人には斬新な新しい生き方なのかもしれないけど、ミニマリズムってのは先祖返り。
ましてやネット民には「生き方の正しさ」なんてマンネリ気味の議論。
自分の生き方に正しさを持てないのは果たして誰?
自分の選んだミニマリズムという生き方に正しさを信じるなら、他の人間の生き方だって尊重すべきなんじゃない?
自分の生き方をどう選ぼうが自由。
だから他の人がどんな生き方をしていてもそれはそれでいい。
100人いれば100人の生き方があるし、それはそれぞれが望んだ生き方であればそれは尊重すべき。
生き方の多様性を認めること。

どうしてそれが
「社畜?!ヒャッハー!!バカじゃねーのミニマリストサイキョー!!!」
になるのか、と。
なぜ燃えたかなんて簡単な話。
「他の考え方、生き方をバカにすることで自分たちの正しさを確認しあうエントリーが外に読まれた」

面白いとかいう薄っぺらいコメントより、厳しいコメントの方がよほど優しい。
優しさって表面的なことじゃあないだろうに。
まぁ、ミニマリストは宗教なのでそれを信仰するのも自由。

ミニマリストが嫌いなのではない。
何かを捨てることを披露しお互い褒めあうだけの関係性が嫌いなだけ。
仲間内でキャッキャウフフやる分には楽しいだろうけど。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
佐々木 典士

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