読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

デザイナー佐野研二郎さん 100歩譲って東京オリンピックのエンブレムはパクってないとしても、なぜAからZまで作ったし

www.sankei.com

2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴなどと似ていると指摘された問題で、デザインしたアートディレクター、佐野研二郎さん(43)が5日、東京都港区の大会組織委員会で記者会見し、「盗用ではないかと指摘され、大変驚いている。まったくの事実無根だ」と疑惑を否定した。

会見を開いて事実無根だと否定したそうで。

「パクりました! (ゝω・)てへぺろ」
なんて言うわけない。
そもそも認める材料もない。

そりゃあそうでしょう(想定の範囲内)。




【スポンサーリンク】





こちら の公式ページにも以前は無かったものをいろいろ載せてる。
Official website of MR DESIGN

いろいろ言われてることの弁明をずらーっと書いてある。
これを即時展開できなかったのが一番痛い。
対応が後手後手。

もともとウチは、パクりの真偽そのものより「ぐへぇ!対応悪い!」と思ってたので、会見で「真似てません」と言うのも当然だと感じる。
パクり云々と騒いでるのは、ベルギーだかの仏デザイナーがギャーギャー言うとるわけですし。

パクったかパクってないかなんざ外野がギャーギャー言っても仕方ない。
証拠があるわけでもないんだから。
法廷に持ち込まれるならそこで白でも黒でもつけりゃあいい。

あっちのデザイナーは何にも言うとらんですね。

経緯

ちょっと時系列に関連の出来事を整理しますけど。

・2015年7月27日
※ツイートはフランスのデザイナー Olivier Debie


・2015年7月28日
newsphere.jp


・2015年7月29日
※再びデザイナーが糾弾ツイート


・7月30日
www3.nhk.or.jp

2020年の東京オリンピックのエンブレムについて、ベルギーのグラフィックデザイナーが、2年前に作った劇場のロゴに極めて似ているとして弁護士とともに対応を検討していることを明らかにしました。
(中略)
このデザイナーは、ベルギー在住のオリビエ・ドビ氏で、インターネットの交流サイトで、2020年の東京オリンピックのエンブレムについて、2年前にみずからが制作したベルギーのリエージュ劇場のロゴに「驚くほど似ている」と指摘しました。
ドビ氏は、29日、NHKの電話取材に答え、デザインの構図も字体も似ているとしたうえで「日本人のデザイナーがそっくりまねしたとは言わないが、2年前から世に出ている私の作品を一度も目にしていないとは考えにくい」と述べました。
そして、今後の対応について劇場側とともに弁護士と協議していることを明らかにし、法的手段の可能性を含め検討していくとしています。

togetter.com

blog.livedoor.jp


※@copy_writterを運用しているカヤックのライターが便乗して立ち上げたブログ
東京五輪のエンブレムロゴマークは盗作ではない。 - 東京オリンピック非公式ブログ

この7月30日にいちばん喧々諤々の動きがあった。

なのにデザイナーサイドは特段大きな動きをせず。
当時、海外にいたとのことですが(ネットは世界中繋がるけど)。


・8月5日 記者会見
便乗ライターですら7月中に反応してんのに本人は10日で会見。
何日経ってるのか……。

巧遅は拙速に如かず、って知らんのか*1headlines.yahoo.co.jp

www.bengo4.com
この前アイドルの垢が乗っ取られたって事件の犯人が晒されてましたが、今回も晒さないと証明できない。
最近は「乗っ取られたわ―、いやー、ツイッター乗っ取られたわ―」が悪いことやったときのテンプレになってるので。

A TO Z

www.sankei.com
AからZまでデザインを作ったらしいですが……なぜつくったし。
そういう後出しをすると「こもってる間にせこせこ作ってたんじゃね?」とかいらん疑惑を産みそうな気がしなくもない。
ニャンまげだのTぶーSだの、過去の栄光もこの対応如何ですべて消え去るかもしれないのに。

何に使うんだよ……競技名とか?(いやいや)


んー、そうなんだよねぇ。
パクる必要がないならパクらない(公開されてるデザインである以上、ダメージの方が大きい)とはいえ。
早期に
「パクってません、(海外デザイナーが訴えてくるなら)法廷でキチンと話します」
(どやぁ)と言えばそれで収まった話だったのに。
あとは落とし所だったんでしょうが。

出すべきなのは、AからZじゃないでしょ。
それって「パクってない」の証拠じゃなくて
「ボク、こんなに頑張ったんだよ!」
の証拠だから。
方向違うし……(悪魔の証明だろうが)。
f:id:paradisecircus69:20150805161218j:plain

すっかり落ちついてからようやく登場し、打つ手がこれ……実に悪手。
求めてたのはそれじゃない。

まさに蛇足。

「蛇足」とは、わざわざ余計な事までしてしまう意味の熟語となった。
蛇足 - Wikipedia

佐野研二郎 (世界のグラフィックデザイン)

*1:仕事の出来がよくて遅いよりは、出来はわるくとも速いほうがよい。