LIFE IS MOUNTING

※ただの雑記です
ストレイト・ストーリー リストア版 [Blu-ray]

人間誰しも自分は賢いと思っているらしく、日々大量に描かれるブログをつらつら眺めていると、どや顔で書かれる「ぼくの考えた最強の真理」とか、言葉とは何か?とか生きるとは?仕事とは何か?とか、人生とは何か?とかトイレで踏ん張りながら思いついたような浅い人生訓をタラタラと並べ立てたものがやたら目立つ。

しかしそういう人生訓を述べたものを読んでいるとどうにも青い。
青いというか浅い。




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で、書いた主を見ると十代だの、二十代だの書いてあって、あぁ、やはり青さというのは免れないのだなとも思う。
現実を伴わない頭の中でこねくり回した青くさい理想であれ、書き手よりもさらに若くまだ世を見てない人にはちょうどいい。
だから
「ためになります!」
「さすがですね!」
「これは素晴らしい!良記事だ!」
「その通りだと思います!」

希釈しすぎで薄すぎるコメントがズラズラ並ぶ。

その通りじゃねーよ
何がためになるんだよ?!
それを読んで何の役に立つんだ?
読んで自分が変わるとでも思ってんのか?
そんなもんで感心できるお前の薄っぺらい人生は何を読もうがそのまんまだ
名言RTしたからってお前が成長したわけじゃねーんだよ!
勘違いしてんじゃねーわ!
つ 鏡

レベルアップ

人間放って置いたって時間は過ぎる。
時間がたったら老いる。
死なない限りは生きなきゃ仕方ない。
何かしら生きるためにしてりゃあEXPは自然に貯まる。
ロープレみたいに大それたクエストは必要ない。

ごぼうとニンジンをささがきにして、ごま油を引いたフライパンに入れ、砂糖とみりん醤油、唐辛子を入れ、ゴマを振りかけて
「テレレッテレー」
きんぴらごぼうのスキルがレベル4になった。
「テレレッテレー」洗濯レベルが9になった、
「テレレッテレー」掃除機レベルが8になった「テレレッテレー」クリームシチュー作りが「テレレッテレー」ご飯炊き「テレレッテレー」アイロンが「テレレッテレー」拭き掃「テレレッテレー」イレ掃除「テレレッテレー」「テレレッテレー」「テレレッテレー」「テレレッテレー」
あらゆる日常でしょーもないスキルのレベルが山ほど上がる。
通知があったらうるさくて仕方ない。
一人暮らしを何年もやってれば「主婦」「主夫」にクラスチェンジしても困らない。

ネットで文句をつけるスキル、何があっても自分が正しいと言い続けるスキル。
引きこもりニートが訳知り顏で人生を語るスキル。
自分のことを顧みずネットの上の人格をひたすら守るスキル。

よくわからない人生論みたいなものをダラダラ煽りつつ書くスキルは、かなり上がった自覚がある。

マウント・マウンテン

青くさくしょーもない人生論もそこそこの年になれば「若いなー、こいつ甘いなー」と思える。
でもそいつが書くこともさらに上の年齢のおっさんからすれば「まだまだ青いよなぁ」なんて思われるる。
そしてさらにその上の……。

人生はどこまでも、生きる限り無駄にEXPだけは蓄積する。
Tポイントカードを出さなくても勝手に貯まるんだから便利なもの。
EXPが蓄積したからって正しい見解になるわけじゃあない。
バカは年をとろうがバカだ。
反対に若いからって必ずしも間違ってるわけでもない。
大概間違ってるしバカが多いとしても。

無駄なEXPを背景に自分の正しさを信じマウントを取る。
マウントを取られた若者は「老害」呼ばわりしておっさんを非難し、おっさんは「ガキ」呼ばわりしてマウントを取る。
100だの200だのまで生きられればマウントのテッペンだろうが残念ながらその前に灰になる。
マウントの山のテッペンには火葬場が待ってる。

若い頃のことを覚えてる

リンチの「ストレイトストーリー」って映画がある。

喧嘩別れした兄弟に会うために唯一自力で動かせるトラクターに乗ってリチャードファーンズワース扮する農夫がアメリカを横断する。
旅の途中、若者に「年をとって最悪なことは?」と聞かれリチャード・ファーズワースは「年をとって最悪なのは、若いころのことを覚えていることだ」と答える。
年をとっても違う生き物に生まれ変わるわけじゃない。
若い頃は年寄りなんて別の生き物に思えるだろうが自分が年をとれば老いた自分も地続きなのだと理解する。

若い頃はやっぱり色々見えないのが年をとればわかる。
年をとらなきゃわからない。
いつまでも大人になれないし、年をとっても精神的に大人にはなるとは限らないから若いままの自分の精神とおっさんの自分の身体との折り合いをどこかでつけなきゃならない。
気づけば身体はさらに衰えていく。
どうやったら成長したり、大人になったりできるんだか。

おっさんは見た目がおっさんだからって中身がガキなことも多い。
だからネットで恥をさらすおっさんも山ほど見かける。

もう寝る

まぁ、こんな記事もどこかのおっさんがバカにした目で「またしょーもない記事を書きやがって」と読まれるのかもしれないが、まぁ、たまにはこんなのもいいだろう。
ともかく一つ言えるのは、日々書かれる人生だとかなんだとかいう記事の大半はどーしようもない安っぽい自己満足。
毎日語れるくらい人生がわかりやすいならもっと生きやすいわ。
バーカバーカ。

人生論の記事ばっかり毎日毎日山ほどある。
何の知識がなくても誰にでも書けるから一番手軽なんだろうが。
それにしてもお手軽人生論は辟易とする。

ま、これも人生論だっていう自己矛盾を孕んでるが。
ぐへぇ。

こんなブログ読むなんて奇特な方で。
薄くて健康的な人生論でも読んでる方が健全だろうに。

おやすみなさい。


チームしゃちほこ「マジ感謝 Live ver.」(2013.05.03@Zepp Nagoya) - YouTube