ベッキーが守ろうとしているもの

headlines.yahoo.co.jp
なんやかんやベッキーが不倫してただの騒がしいですがまったく興味もない。
ただハマカーンがこれをネタにできるくらい器量があればもっと売れてただろうに、その辺ガツガツネタに組み込む(やりかねない)ナイツはやはりベシャリ漫才でも頭抜けるだけのアグレッシブさなわけでしてさすが塙はゲスの極み。

まぁ、CMが差し替えになるなんてのは当然のことで、スポンサーはベッキーというキャラに対し委託をして企業イメージの向上を図ってる。
しかし何かしら事件が起き(キャラとしてのベッキーとベッキーという人間の行為に乖離が起きた)イメージに瑕疵があれば企業は差し替えを行う。当然のこと。
企業のCMはビジネスだしマーケティングやってんだから。
人間ベッキーを使いCMを打っているわけじゃない。



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不倫を肯定するな

ベッキー出演CMの打ち切り決定 “不倫騒動”の代償は大きく… (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

こんだけ不倫云々で糾弾するなら不倫系のドラマとかなくして欲しいもんだがなー

2016/01/08 02:10
b.hatena.ne.jp

この記事についたこのコメントに大量のスターがついてる。
でも、このコメントの思考は納得しかねる。

・不倫云々で(社会的に)糾弾するなら不倫を(肯定的に・もしくは娯楽作として)扱ったドラマはなくしてほしい

行間を埋めるとこんな感じかと思うんですが、ではこれをこのように変えたらどうですかね?

・殺人云々で(社会的に)糾弾するなら殺人を(肯定的に・もしくは娯楽作として)扱ったドラマはなくしてほしい

ドラマだけじゃなくアニメでも映画でも同じこと。
個人の行為である現実的な不倫とエンタメ内の不倫を同一視するというのは実にばかげた話で、であれば殺人であれ人の死であれ暴力であれ、日本におけるエンタメはすべて制限されなければならなくなってしまう。

バッドエンドはよくない、すべてハッピーエンドであるべきだ。
社会的に認められないものは否定的に扱うべきである。
そういうことでいいんでしょうかね。
それとも「不倫だけ特別に」ってわけですかね?

自分が気持ち悪く感じるのはこういう「Aを糾弾するならBもやめろ」という論でして。
でこのBを扱うものとしてよく取り上げられるのが、アニメや映画、ドラマ。
性的なもの、暴力、不貞などもやり玉にあがる。

今回の場合、別に影響を受けたわけでもなんでもなく単に個人の行為としてそれを行い、しかしそれをやいのやいのいうテレビ局らは不倫をドラマにしてテレビの前の視聴者はそんな不倫ドラマをゲス顔で消費しているというダブスタに対してなんでしょうけど、それでも現実で行われる行為とエンタメ内で行われる行為を同一視するべきではない。
 
この論って敷衍していけばみんな嫌いな「アニメの影響で犯罪を犯した」に繋がっていくことが充分考えられるものなんですけどね。
“同じ行為を扱うのであればすべて同じ”論ですから。

エンタメ内で人が殺されることと実際に人が死ぬことはイコールじゃないし、アニメで悪人でも善人でも殺される作品は観ますけど、だからって現実での人殺しを肯定したりしませんから。
極道映画もホラー映画も見ますけど解体趣味も極道と関わりあいたいとも思わない。
それとこれとは別。
このコメントをした方より、こんなにスターがついている、この意見が評価されているということ自体がなんだかなぁ、と。

※ちなみにこうやってコメントを引くと「晒す」と言われたりするんだけど、このコメントも隠してあったわけでもなく誰でも見れるところに山ほど星をつけて堂々と晒してあったんですよ
 
 

友人という表現のデッドライン

ついでなので会見から一つ。
気になった表現があったので。
www.oricon.co.jp

今回、発売される記事に関して多くの方々、テレビ、CM、ラジオの関係者の皆さま、そしてファンの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をお掛けましたことを深くお詫び申し上げます。

ここでベッキーは、一般視聴者やベッキーのファン以外は含めていない。
一番は「テレビ、CM、ラジオの関係者の皆さま」
「ベッキー」というキャラはベッキー一人のものではなく、多くの大人が関わった社会的な概念。

ただ、お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません。

あれだけ証拠がゴロゴロ出ていてもここで認めるわけにはいかない。
この土俵際ぎりぎりで選んだ「友人」という表現こそ「ベッキー」キャラを守る最終防衛線。
ドロドロ不倫の沼にはまり込みゴシップにまみれることを避けた判断が見える。
それでもCM差し替えは避けられないし、その程度の被ダメージは覚悟でしょうが。

ベッキーはベッキーというキャラを守るべく記者会見を開き、業界関係者に対し謝罪をした。
ベッキーというキャラを棄損させ経済的損害を与えたことに対して。


ベッキー不倫騒動「擁護派」の岡村隆史、武田鉄矢らに批判飛び火
で、タレント仲間は擁護に走る。
これは大人の事情も垣間見えるけれど、タレントベッキーではなく人間ベッキーに対しての擁護。
だから周囲の擁護の声とベッキーの会見は一致しない。
 
私人と公人、レイヤーが一致していない。
切り分けてないからゴチャゴチャしてる。
ベッキー本人は自身の人間としてのことよりもまず社会的なイメージと大人の事情を優先したかたち。
だから擁護の声ってのは、なんかズレてる感じがしてならない。本人の判断と齟齬がある。
言いたくなるのはわかるけれど。 
 

両成敗

ゲスの極み乙女の新作が両成敗というアルバムらしくその割に全然両成敗になっていないのは、残念ながらイメージ商売であるベッキーと音楽を売りにしたゲス~の差でしょうが。
賠償どの程度になるんですかね、そういう額まで表に出るとかなり生々しくなってもうヤバいかもしれませんが。

では、この辺で。

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