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”批判は悪だ”教と意識の高い病

ブログ

aitabata.hatenablog.com
「びっくりした」ってびっくりするのはこちらの方です。

前半、記事題にもある友人が書いた記事への反応が否定・批判的なコメント中心だったということが書いてある。
しかし途中から突如自分語りに突入。

え Σ(・∀・;),

この叙述トリックばりの急展開に、読んでる途中
「すわ、この記事は誰のことをどうしたい記事なんだろう?」
と思いましたが、そんなことはさて置き。



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肯定の耐えられない軽さ

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via.意識高い系の人のイラスト | 無料イラスト かわいいフリー素材集 いらすとや

この手の人らって、本当に「ポジティブ」「肯定」が大大大好き。

多分、肯定があればメシ何杯でも食えるんだろうけれど、他人から友達ブログへの否定を否定する程度の肯定って自分自身のブーメランだって自覚はないらしい。
他人が否定してくることを否定してるんじゃあガンジーは程遠い。
肯定がそんなに好きなら他人からの否定すら肯定してなんぼ。

世間に出ればネットどころじゃない否定が山ほどある。
にも関わらず
「夢を肯定できない社会が間違ってるのよ!みんな行動力がないなら肯定しましょう!」
と生ぬるいこと言うつもりですかね。


誰かの否定や批判すら肯定できない程度の肯定に価値もない。
それは薄っぺらいただのスタイル。
自己満足でいいのなら内輪のひたすら褒めてもらえる相手とだけ鍵をかけたクローズドな空間で交流してりゃあいい。

赤のなんの責任もない人間にそんなに肯定して欲しいかね。

謙虚に責任感を持って、決断をして、発信しているにも関わらずです。

これわかって書いてるのかしら?
「謙虚に責任感を持つ」なら批判を受け止めるってことですぜ?
発信するというのはそういうことじゃね?
批判があることも前提で、そんな意見すら真摯に受け止めることを「責任」というのでは?
でなければ「発信する側の責任」ってなあに???

ウェブマガジン編集長

「行動力がないなら、せめて肯定視点になれ!」。15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶきさんの言葉です。

この記事、読んでください。もう本当にその通り。

いや、それはあなた自身が勝手に感化されてりゃいい。
どこの人間がどっかのばくち打ちの言葉に感化されなきゃならんのか。

なんでわざわざ「行動力がないなら肯定感を持て!」と記事を読んだ読者に対して言うのか。

編集長?
編集長??

記事を発表し、それが肯定であれ否定であれ、読んだ人間がどんな感想を持つのもどんな意見を持つのも読み手の自由の筈。
それに対して驚いただの肯定的になれだの、メディアの発信側のくせに思想統制でもしたいのかしら。
先日炎上した青春基地にしろそうだけれど、ウェブマガジンの編集長って、メディアを担う側としての自覚やリテラシーがないまま勝手に始められてしまうから思考や質が伴わない。
肩書に「REAL」とあるけれど、全然REALが感じられないモラトリアム真っ最中としか。

これがもし仮に
「先日、友人が書いたブログに批判的な声が多く寄せられました。
しかし社会に出れば彼女はもっと多くの批判的な声にさらされることもあるでしょう。
確かにフリーランスで生きるのは難しいのかもしれません。
でも彼女ならきっとそんな批判にも負けずにイノベーションを起こせると私は信じています」

これなら批判に対してすら肯定的。
無自覚に突き刺さるブーメランもない。
さらに言えばウチが読むこともなかったでしょうしFACEBOOKで「いいね!」を稼ぎまくるだけで終わったでしょうよ。
 
 

批判は悪だ

「批判することは悪だ、肯定することが素晴らしい」
こういう思い込みはある種の宗教にも近しい。
無根拠な思い込みに過ぎない。


この世界は批判によって改善され、不平や不満を解消すべく新しいものが生み出されてきた。
不平や不満があるからこそ人間は一歩を踏み出すし、批判するからこそよくするための術も判る。

なんでもかんでも肯定しかしないから、自分が何を肯定し何を否定しているのかすら判らなくなってる。
肯定は一見美しいが、その肯定は「誰かを傷つけたくない」「自分が傷つけられたくない」以外のどんな効能を発揮してんのかね。

大事なことは「キチンと読まれたか否か」じゃないの?
ろくに読まずに何でもかんでも肯定するやつなんて全く信用できないってのに。

先週のおそ松さんでも見ていれば、肥大した自意識と肯定感が巨大な光球となって浮かんでいるのが見え(ry

言い方は悪いが意識の高い大学生ほど、牛丼チェーン店での店員バイトよりアフィリエイト金稼ぎが素晴らしいと思っているように思えるのは興味深い

元記事のひとがイノベーションを起こすんだかどうだかそんなことは知らないけれど、ウェブマガジンの編集長だの1記事一万円の記事を書いてるだの言われても、この程度のレトリックでは果たしてその責を担えているのか疑問が浮かぶ。
 
「肯定がー」「フリーランスがー」「イノベーションがー」
なんて界隈より、松屋で牛丼持ってきてくれるアルバイトの方がよほど素晴らしいし価値を感じる労働をしてくれてる。それに対してならいくらでも素直に感謝できる。
ほんとどっかのアフィリエイト狂いの大学生に騙されるより、飲食のバイトやっとくべきだなーとしみじみ感じる。

なんか色々香ばしい。
ウェブマガジンの編集長ねぇ……。
次に見るときは燃えたときかしら。

とりま劣化はあちゅうみたいなこの辺の界隈は、hagexさんの観察対象らしいんで、踊り子さんは放置するとして、この辺でさよならさよならさよなら(fadeout……)。

真夜中にシュークリーム